表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガンナー異世界冒険記  作者: Mobyus
80/379

第78話

書きたてほやほやなので誤字があったら申し訳ない

 ローレンは山林を超えて湿地へとたどり着く。冒険者の足で未舗装の場所を2時間歩いてきたことを考えると、だいたい5~6キロメートルくらいだろうか。

 湿地にはガマのような穂先が膨らんでいる植物が所々に生えており、浅い沼が点在している。ぬかるんだ地面を歩くと足が数センチほど沈み込むような場所だ。


「歩きにくいな...足がぬかるみに嵌る、ん?」


 ローレンはふと足元を見て気が付く、自分以外の誰かの足跡に。足跡はローレンのものよりも小さく、歩幅もかなり狭い。


「おおーーい!!」


 ローレンは近くに子どもがいる可能性が高いとわかると、大声で呼び掛ける。湿地で所々に茂みがあるために目視での発見は困難だとすれば、やはり声を上げてもらうしかないだろう。


「...」


 ローレンは返事がないかを息を止め、耳を済ませて待つ。

 やがてローレンも息が苦しくなり、呼吸を再開しようとした瞬間。わずかに、ほんのわずかに遠方から声が聞こえた。


「誰かいるのか!!」


 だが、それ以降は一向に返事がくることはなかった。


(力尽きたか...もしくは何か他の不測の事態?まずいな、だいたいの方向さえも曖昧だった)


 ローレンは自らの勘を頼りに、声がしたであろう方角へと進んでいく。

 湿地はやはりぬかるみが多く歩きにくいことこの上ない、小さな子どもがこの歩きにくい湿地帯に自分から入って行くのだろうか。それに自分が迷子になっていると理解していれば、来たことのない湿地帯にわざわざ入って行くのだろうか...と、ローレンは考えつつ声のした方角へと向かっていく。


 やがて小さな起伏を超えると目の前に浅い沼が見える。向こう岸までは30メートルくらいほどある。


(水深は30センチくらいか、歩いて渡ることも可能ではあるが...)


 と、ローレンが考え込んでいると、突然沼の中から何かが飛び出してくる。

 バッッシャーンと水音を立てて出てきたのは、大型犬くらいの大きさをしているカエルだった。腕には鋭利な刃状の何かが付いているようだ。


「き、きも」


 ―――――ギィィィァァアアアアアアア―――――


 ローレンの言葉が理解できるわけでもないのだろうが、そのモンスターは甲高い金切り声のような奇声を上げる。

 それと同時にモンスターはローレンへと飛び掛かってくる。

 湿地で足元を取られるが、以前雨上がりの草原でデッドボアと死闘を繰り広げた時の経験から、ローレンは自分が今いる地面のぬかるみ方と避ける先の地面のぬかるみを瞬時に判断して回避する。さらに相手の出方もわからないために余裕を持たせて大きめに回避する。

 モンスターはローレンへと飛び掛かる際、腕についている刃を展開して斬りかかってくる。

 ローレンの服を掠めた刃は何の抵抗もなく服を切り裂く、切れ味はそこら辺の剣などよりも優れているようだ。


(あぶねぇ、あと何センチかズレてたら腕がなくなってたな)


 ローレンは着地したモンスターへと銃口を向け、引き金を引く。発射された散弾は確かにモンスターへと直撃する。だが、モンスターはケロっとした顔で振り返っている。


「は?そんなバカな...?!」


 モンスターは先ほどと同じように飛び掛かりつつ刃で斬りつけようとしてくる。ローレンは2度目の攻撃のため既に見切っており、今回は余裕で回避する。


(効いてないのか...?いや、弾丸が弾かれるような硬い体ではないはず...)


 着地したモンスターへと再度射撃する。鈍い発射音が湿地に響き渡り、硝煙が銃口から風に乗って流される。


「なんでだ?」


 モンスターはまたもや先ほどと同じようにケロっとした顔で振り返る。まるで銃撃をものともしないっといった感じの顔がさらにムカつく。

 だが、所詮は両生類と言ったところか、先ほどと同じ飛び掛かりを繰り返してくる。


「あれ?」

(同じように飛び掛かって来てるけど、さっきよりも簡単に避けれてる?)


 またも着地した瞬間を狙ってローレンは射撃を加える。そしてまたもケロっとした顔でそのモンスターは振り返ってくる。


(あ。そういうことか。所詮はカエルか、痛覚がないだけってことか、散弾も柔らかい肉体を貫通して抜けていってるだけ?体内の臓器やら筋肉細胞を傷つけることはできているはず!)


 ローレンはいったん距離を取ってショットガンに弾を込める。既に慣れたもので、すべて打ち切った状態のショットガンに6発をわずか3秒でリロードする。

 もちろんそれを黙って見ていることなどせず、モンスターは飛び掛かりを仕掛ける。

 ローレンは飛び上がったモンスターに向かって走り、スライディングの状態へと移り、自分の上を通過していくカエルの腹へとショットガンを発砲する。


 鈍い発射音が響き、すぐ後には肉が潰れるような音が聞こえる。カエルのようなモンスターは着地することもできずに頭から地面へとぶつかり、息絶えていた。




戦闘描写が難しいです...おかしなところがあれば感想などで教えていただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ