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火キツネ

油まみれでガマカエルを倒した後が火キツネです火をつけられたら大変です

200日になると上司の三郎もおかしいと思い始め後をつけさせ

朝早々仕事を終わらせ、昼間はしっぽり宿に入ってる事を知り

怒って二人をこの役から外しました。

後任の武士は二人の足軽を連れて洞窟へ向かいました。

カエルの舌は時速140km代の速度で発射されます。時速140kmで走る車の

サイドミラーに接触するのを想像してください。

無事でいられる訳がありません。

足軽ふたりは片腕を脱臼、もう一人は足が骨折していました。

武士は戻ってきませんでした。


次郎とお薬に救助命令がきたので行ってみると、飲み込めなかったのか

武士の頭だけくわえたカエルが発見されました。

頭をくわえ舌が出せないカエルにとどめを刺し、口を開け武士をとりだすも

すでにこときれていました。

ゴザを敷き亡骸を置いてす巻きにして縛り馬にのせ帰ります。

門をくぐると足軽に亡骸を渡し、上司を呼びにいきます。

上司に報告をすると後の事はひきうけるとの事でした。

家族への報告とかモロモロ大変そうです。


結局、「お前の様なアホに頑丈な体じゃないと討伐できない」と言われ

その替わり夕方まできっちり仕事をして、宿でしっぽりは無しなと言われ

お薬がスネています。

朝からカエルを狩り、油を取らずに谷底に捨て油だらけになりながら、

全匹退治が終わりました。

先に進むと火キツネが現れファイアーボールの様な火の球を飛ばしてきます。

油だらけの所に来て火です。このダンジョンはかなり難解そうです。

服に火がつきパニックの次郎とお薬、そこへ大量の水が何もない筈の上から

降ってきて消します。

お薬の危機を知り、赤ちゃんの清隆が水を振らせました。いつも水を汲む

水くみ場があるんですが、清隆はいつでも自分の所に吸水できるよう

転送門を設置していたのでした。

それを二人の上で解放したのです。 

水を被れば次郎の一方的ジェノサイドがはじまり、火キツネは50匹は

次郎に狩られていた。最後に2mはあるかという火キツネがいた

次郎が火きつねに切りかかると刀身がかみ砕かれる。

次郎は腰を抜かしすわりこんでしまう。

お薬は何処から出したのか?弓を構える

次郎はそれでは全く歯がたたないだろうと思ったのだが

赤子の清隆は解っていた。母の矢の周りに蛇のような刀身を持つ剣が

八本浮いているのを、母が放つと八本の刀身内の空間がスッポリと

火キツネの体から抜けている。連射してこちらに注目させた後

すーと上から下へ左手を下げた。

上から剣を下向きに構えた菩薩様が8体降りて来て

火キツネを囲んで地面に剣をさした。

火キツネの壮絶な悲鳴と共に勝敗は決していた。

火キツネの遺体は消え魔石だけ置かれた。赤子の仕業なのだが

景品と言わんばかりの丁寧に置かれた両刃剣が置いてあった。

次郎が持つが軽すぎる。これは女性向けだろうとお薬に渡す

お薬が剣を抜くと剣の周りを水が纏わりつき振るとウォターカッター

の様な水の刃が飛ぶのだった。

次郎も真似しようとするが次郎が抜いても何もおきない

魔力操作ができるお薬だからこと出来る技なのだろうと納得していた。

赤子はお薬の書物の中にあった火キツネの羽衣を創っていた。

上司は満足な様でそのまま討伐をつづける様にとの事である。

しかし刀が折れたので鍛冶屋で新調するまで待ってほしいと

おねがいした。1か月程度で自分にあった刀がうちあがるだろう。


6話投稿

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