酒吞童子VS火キツネ
酒吞童子が持つ酒とは?
自由に外に出る事ができる様になったので、先ず藁を納屋から持って来て
草鞋造りです。足袋が靴だとすると運動靴でいえばゴムの部分です。
これが無いと砂利の多い場所とかは歩けません。
ダンジョン内で何があるか解らないので、5足用意しておきます。
次の日ダンジョンに行くと酒呑童子が洞窟に入っていくところでした
村娘を二人抱えています。追いかけると油ガマは酒呑童子に
踏みつぶされています。
火キツネに行くルートとは別の隠れた獣道があるようで、
そこを通過して広間に出ています。
酒呑童子が広間に入ると、後ろから火キツネに火玉をぶつけられ
節分の鬼がマメをぶつけられるように、一目散で逃げていきます。
お薬は水刀霧雨を構え火キツネに備えますが、酒呑童子が去ると
火キツネも去ったようで攻撃してきませんでした。
次郎はここは酒呑童子と火キツネの境界で安全地帯だと理解したようです
母は結界魔道具を設置していきます。八角形で中央に凸の鏡がついたものが
外側、凹の鏡たついた物が内側にして壁に3m四方の結界をはります。
清隆改め、幼名薬丸が鳳凰の視線をかりて高い処から監視していたのですが?
薬丸「なにやらおな子の一人が身重でこっちにあるいてくるようじゃ」
次郎「臨戦態勢をとるぞ」
女性がふらふらっと近づいてきて、正座をして座りこみます。
酒呑童子の子であろう子がすでに、股から出てきており、
出て来た子は女性が来た道を勝手に走ったもどっていきます。
女性は真っ青な顔でガクガク震えている様です。
薬丸は何処から出したか温かい甘酒を呑ましおちつかせ。
お薬は腰布をぬがせ水刀の力で足を洗ってやり
次郎が背中と腕をこすって摩擦し体を温めてやります。
女性を結界内に入れると案の定一人の酒呑童子がこっちにくるではないですか
酒呑童子が結界前までくると、それに気づいた火狐の火玉攻撃が飛んできます。
あっという間に火だるまになり倒れます。
倒れた酒呑童子から魔石と腰につけて燃えなかった酒呑童子特性の酒を
瓢箪型の徳利3つをいただきます。
女性を一人を救助できたので洞窟の外に戻ると村人達が待ち構えていました。
女性の救出を祝って祝杯をあげたいから村に来てほしいと言われましたが
上司への報告があると戻ります。
次郎は酒呑童子とかかれた徳利を腰からサゲ馬にのっていると、商人が寄って
きて譲ってほしいと、譲ってくれたらうちの屋敷の離れを貸すというのです。
街中でお薬と次郎のちちくりあえそうな場所は即お城に報告を上げる様にと
おふれがでていたので、二人はハッスルして一時ほどして、馬番をしていた
薬丸が飽きて来た頃にはツヤッツヤして戻ってきて、又とってくるよ
と張り切っているではありませんか。
若いってうらやましい僕の方が若いけどと思う薬丸でした。
10話投稿




