私の特別な笑顔
ひらひらな布と舞う
今日は
ピンクのスカート
少し光沢があるから
あなたはいつもより
私を見てくれるかな
待ち合わせ場所は
学校近くのバス停
バスには乗らないのに
そこで待ってる
今日は日曜日だから
二時間に一本
約束の時間は真ん中の時間
柔らかな秋
晴天の温かさ
待っている形に
ときめく
光の側の青空
悲しい時間ばかりじゃない
手に入る
この心の側の太陽
鳥が鳴いて
鳥が鳴いて
あなたの声に
気づく笑顔
知らない私の
特別な笑顔
ひらひらな葉と舞う
あなたは
焦げ茶のコート
少し距離があるから
あなたはいつもより
特別な日にしてるのかな
歩いている場所は
近くの神社へ向かう道
会話の中でイベント発生
だから
そこへ向かってる
今日は日曜日だから
掃き掃除の音
二人の時間は見られる時間
柔らかな手
晴天の温かさ
歩いている形に
ときめく
光の側のピンク
悲しい時間ばかりじゃない
手に入る
この心の側の焦げ茶
鳥が鳴いて
鳥が鳴いて
あなたの顔に
緩む笑顔
知らない私の
特別な笑顔
五十円玉が無かった
私の財布
勝手に百円
入れてくれたあなた
二人で
じゃんけんしながら
先に引く方を決める
お互い
譲れなかったのは
良いのを引いた人が
相手にお願いできるから
あなたが先に引いて
私が後から引いた
二人に
優しく微笑む神様
待っている形に
ときめく
光の側の青空
悲しい時間ばかりじゃない
手に入る
この心の側の太陽
鳥が鳴いて
鳥が鳴いて
あなたの声に
柔らかな笑顔
知らない私の
特別な笑顔
初めての形に
ときめく
光の側のピンク
悲しい時間ばかりじゃない
手に入る
この心の側の焦げ茶
鳥が鳴いて
鳥が鳴いて
あなたの顔を
見れない笑顔
知らない私の
特別な笑顔