表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/262

現実.41

身体も洗い、洗濯も終えた。この暑さならすぐ乾くだろう。その間、書いた小説を読み返す。誤字やおかしい文章を手直し。パルキッツァはどうしてるのだろうか?医者が生きているならどこまでゾンビの事を解明出来たのだろうか?


これを志織が読む。脚色してる部分は少ない。

実家の時の話に、志織は言った言葉を書いてない。

[私の家族は居ない]

その言葉の意味は[私は家族が居ないけど頑張って生きてる。だからヒロも頑張って生きろ]だと思ってる。

書くべきだったか。でも違っていたら嫌だったから書かなかった。


あと、俺の身体が女から男になった時。ずいぶんとイケメンな顔立ちになっていた。志織は選んでたらしい。志織のタイプはこんな顔か。と、からかった事がある。デブとかオッサンは最悪でしょ。と志織は返した。もっともだと思った。


今は慣れたが、高校の時とかこの顔だったら人生変わってたと本気で思ってる。


確かに今の俺の顔は、キレのある整った顔立ち。隆々とした筋肉ではないが、鍛えてある身体。

両耳にピアスの穴。刺青はない。

あの辺りは飲み屋が多かった。ホストかナンパする若者がゾンビになってたのかもしれない。

これも書かなかった。書けなかった部分はこれ位。あくまでも小説なのだ。


志織に知られたくないから日記調にはしなかった。

別に日記でも書きたくない事は書かなければいいのだが、日記なら全て書かないといけないような気がしてるからだ。


俺は小説の続きを書く。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゾンビサバイバル.番外編も書いてます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ