表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/262

小説.72

網袋が足りない。思ってた以上にあった。嬉しい誤算。

動かせるショーケース。そこに詰める。


天井にスナック菓子が浮いている。

コンビニの倉庫にダンボール箱に入ったジュースを見つける。触るとダンボール箱が崩れ中に入ってた缶が転がる。

一回では運びきれない。

ゴミ箱を空にしそこに詰める。階段まで持っていく。


網袋から中身を取り出し階段に置く。

コンビニで網袋にスナック菓子を入れる。


向こうのホームにもコンビニがある。


ここは宝の山だった。誰も入れない。俺しか入れない。


何回か往復し、コンビニの飲み物、食べられる物全てを階段に置いた。


水から出る。鼻と口から水が出る。一気に気が遠くなる。今までで一番辛い。酷い気持ち悪さ。脳が酸欠を起こしてるっぽかった。もしくは一気に酸素が入ったせいか?


なかなか治らなかった。志織はただ、大丈夫かと心配するしか出来ない。


次からは潜水服をちゃんと着ようと思った。

結局三時間くらい二人、暗闇の中にいた。

やっと治りかけて俺は凄く安心した。

物凄く気持ち悪かったのだ。

左腕があっという間に水膨れになる。


[潜水服、必要だね]

志織の言葉に俺はうなづく。素潜りはもうゴリゴリだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゾンビサバイバル.番外編も書いてます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ