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小説.69

毎日歩く。絶対にここに行きたいという明確な目的もなく。その日暮らし。

食料と水を探すために店舗や民家を物色し、夜寝る場所を探す。そんな毎日が続く。

正確な日付も分からなくなった。


雨が降り続けば梅雨。暑くなれば夏。果物が見つかれば秋。寒くなれば冬。雪が溶ければ春。そんな時間感覚。


ウロつくよりも、一場所や町に住めばいいのだが、飽きるのだ。

やる事がないと、ゾンビと同じ。

歩き回るだけもゾンビと同じなのだが、知らない町や場所は新鮮だし飽きない。

歩くのも体力的にいい。

暑くなり、またどこかの高級マンションで夏をやり過ごそうと思い、


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ゾンビサバイバル.番外編も書いてます。
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