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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
8/36

めっっっっっっっっっちゃご都合主義

1/2読みやすい様に修正します。

Side竜神

俺達が町に着いたのは、狼狩りで時間を潰しすぎたため、夕方だ。


「そろそろ着くぞ。説明とか考えたか?」


-----え?いや、何も。


「はあ?まあ、その場その場で頑張れ。」


-----うん、頑張る(苦笑)


「いや、考えてない宿主のせいだからな。」


-----はぁい。すいましぇん。


「どんな言い方してもダメなもんはダメだかんな。」


-----ちぇっ。


さっきから恵一がひどい。何これ?俺のせい?俺のせいなの?

とまあ、疑問に思っている俺は今は森の中を走っている。前は気にしない。何しろ今の状態は精神体だから《物理無効》《被ダメージ増加》の2つのスキルが追加されたのだ。

《物理無効》は名前の通り物理攻撃無効で、魔法や状態異常以外は効かないパッシブな能力と、物を透過できるアクティブな能力がある。装備も一緒になる。

《被ダメージ増加》はダメージ量が1.5倍になる。普通はなかなかキツイが、まあ、HPが∞だから意味無し!な状態。

とまあ、めっっっっっちゃご都合主義な訳ですが「まあ神だから。」でOKになる。筈だ。


-----竜神、あれが村かなぁ?


「ぇ、あ、ああ。いや、町だと思うぞ。

あ、一つ言っておくが、厄介事に首を突っ込むなよ。」


-----うん、いくら強くても出来ない事も有るしね。


「さすが神!よく分かっていらっしゃる!てか?

ははっ、じゃあ寝るわ。この後宜しく。」


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Side恵一

「っと、あれが町なんだなぁ。

やっぱり異世界ってワクワクするなあ。」


僕は心の暴れを静めて、町へと歩いていった。

少し歩くと門があり、門番もいた。


「ん?初めて見る奴だな。何しに来た?」


「えっと、恵一と言います。冒険者に成りに来ました。」


「ケ、ケンイチ?ケ、ケ、ケイイチ。それで、ケイイチは冒険者にか。一応犯罪者か、チェックさせて貰うぞ。」


「はい。宜しくお願いします。」


「そんなお堅いもんじゃない。この水晶に手を置いてくれりゃ良いだけだ。」


おお、ファンタジー!

竜神(の存在)とは全くの大違いだ!


「それじゃ。」


水晶は青く光った。


「犯罪歴無し、と、通っていいぞ。」


すっごい。ファンタジーだ!夢に迄は見てないけどファンタジーだ!

僕は嬉しくなって

「ありがとうございました!」

と言ってしまった。


「は?う、ううん?まあ良いさ。魔導具を見て興奮したんだな。」


いや、やっぱ異世界だって思って

興奮したんです。

ていうか何!`魔導具´なんて厨二病臭い物は!


「ん?どうした?行かないのか?」


「は、はい。じゃあ。

あ、一つ聞きたいんですが、おすすめの宿って有りますか?」


「おすすめか、お前に良さそうなのは、虎の右手亭かな。風呂もあるし、手頃な家賃だからな。」


「ありがとうございます。」


僕は歩いて町に入っていった。

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