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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第2章 王都とぶちギレと勇者召喚
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竜神五月蝿い

「ねぇ、竜神。」

「どうした?」

「やっちゃったね。」

「…後始末はあいつらに任せとけばいい。」

「竜神は、神使いが荒いよね。

…だからあの神達にストライキされたんじゃないの?」

「言い返せない。けど自分は憎くない。反省もしない。」

「反省はしようよ。少なくとも、反省しなかったからこの有り様なんじゃないの?」


僕は周りを見回す。

そこには、有った筈の豪華な王宮もそこを中心に広がっていた王都も無い。一面焼け野原である。

…勿論、竜神と僕が暴れたからなんだけど。い、いや、違うよ!前回の壊れかけてた僕は王都の二割も壊して無いよ!


人も居ない。王都ごと全員殺してしまった。いや、ロストは残してた。神父さんや子供達は、多分大丈夫。どっかに竜神が転移してくれたから。


けど、やり過ぎたかな。

正直あの時の僕は狂っていた。

覚えている。反省もしている。

けど、あの感覚は愉しかった。

麻薬の様に僕を蝕むんじゃ無いかと心配になった。

そして、どこで間違えたんだろう、と地面に座りあぐらをかいて頬杖をつきながら思い出していた。


「最初からエピローグって変だな。」

「竜神五月蝿い。」



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