以上。
「竜神様、手を抜きましたよね?」
とメイカーさん。
「まあまあでしたからね。」
次にファーストさん。
「まあ、ちょちょいとして作れる物だしな。」
と竜神。
「えぇー、竜神、これでまあまあなの!?
て言うか竜神、《料理》スキル持って無かったよね?」
この時僕。
「なあ、考えてくれ、中途半端に作ったやつがこんな破壊力なんだぞ。
《料理》スキルなんて持ったら、もっとヤバくなる。本気で作ろうとしたら、俺達も恵一のようになる。」
と、ここで初めて話した全知神さん。
そしてこの言葉を聞いて、恐怖を覚えた。
そして、ちょっとだけ、特訓をした。
一つの神が一つの特訓メニューと言うことで。
全員に特訓を手伝って貰った。
ファーストさんは、反射神経や咄嗟の時の判断力、瞬間的な力の特訓。
全知神さんこと、デュアルさんは、魔法の知識、魔法の使い方、魔法の耐え方等をおしえてもらった。
一応、デュアルさんの外見。
青い。髪の毛青い。目も青い。肌や爪以外全体的に青い。
塩、とか言われる顔立ち。
メイカーさん、ほんわかしている雰囲気に、シュッとした顔。
茶髪。
以上。
情報はここまで。
それ以外は勝手に想像して下さい。
あ、BLはしませんよ。
考えないで下さい。
お願いします。お願いします。
大事な事なので二回言いました。
所で僕は、誰にお願いしてるんだろう?
まあ、良いや。
次はメイカーさん。
幾つかの数秒後の未来を見せられ、思考が安定していられるか、や、攻撃して無効化されて、何処まで冷静でいられるか等、精神的な特訓だった。
中々キツかった。
竜神に比べたら軽かった。
普通、優しい人ほど厳しいとかあるけど、竜神の特訓の方がマジキツイ。
だってさ、`冥界´とか言うところに連れていかれて、百人組手させられた。
めっちゃ強かった。
八回負けた。
七つの悪魔と、一体の堕天使。
それ以外は弱い。
落差が激しい。
そう思った。
次に、さっきまでいた`神界´に戻り、三人と手合わせさせて貰った。
今度は《神剣》を使われずに負けた。
勿論三人。素手で。こっちは《神剣》使ったのに。やっぱり、上には上がいる。うん。
そして最後。
竜神の玩具化。
無理、一発も攻撃受け止められない。避けも出来ない。一発で体が吹き飛ぶ。破裂する。
そんな事が三十回ほど有った後。
`トラウマトレーニング´なるものを受けさせられた。
内容は…思い出せない。
触れてはいけない。そんな気がするのだ。
何故か大人になったような気分である。
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時間は進んで僕がいるのは前にいた異世界、ケーブに戻って寝ていた。
朝になって王宮と言われるものにいって、王様(笑)と会っている。
勿論僕とロストと神夫さんの三人で、だ。
「…である。そなた達は…」
聞き流している。
だって面倒だから!




