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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第2章 王都とぶちギレと勇者召喚
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くわぁぁ。

「それじゃあ、《錬成魔法》!」


創りたいのは、西洋竜。

トゲトゲの翼に飛行機にくっついてそうなモーター。

ガッチガチの鱗を纏う尻尾の先は巨大な両手剣。

どんなものでも砕いてしまいそうなリボルバーがついた両手。

肉体を惜しみ無く晒すような鱗が無く、ムキムキな脚と体。

見た瞬間逃げてしまうようなとても凶悪な顔。

そして竜には見たことがない、螺曲がったドリルのような圧倒的な一本角。


「おおー!凄いじゃないか。」

「え?」


いつの間にか目を閉じていた様で目の前の物をよく見たら思い描いていた竜が出来ていた。


「うん、これなら出来るかもしれない。」

「うん?なにがだ?」

「《錬成魔法》!」

「ちょっと!なにしてんだよ!」


僕は《錬成魔法》で竜の彫像にちょうど僕が入れる位の大きさの穴を開けた。

そこに僕は入った。


「もう一度《錬成魔法》!」


次に穴をふさいだ。

これで僕はもう出れない。

けどこれで良い。


「ほう、そう言うことか。」


竜神も分かったようだ。

いや、心を読んだのかもしれないけど。


「そして最後に、《錬成魔法》!」


僕は創った竜を動かした。


『ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!

よし、こんな感じで良いかな?』


僕は《錬成魔法》で意識や感覚、ステータスを繋げたのだ。

無理矢理だけど。


『じゃじゃーん!

装備品にしてみました!』


そうです。装備品にしたのです。

こっちも無理矢理だけど。

ということではい。


『《錬成魔法》、《神剣》よいしょっと。』


竜から繋がりを断ち《神剣》を創って周りを切って脱出した。


「う~ん!くわぁぁ。」


因みに今のは欠伸である。

と、まあどうでも良いことは置いといて。


「じゃあ、次はどうする?」

「そりゃあ、宿主の歓迎パーティーだよ!」

「やったぁ!」

「うぇーい!」

「「「「「「、、、、」」」」」」

「「え?どうしたん(だ)(ですか)?」」

「いやあの、ロウ様の事は?」

「「あんなの、どうでも良い(だろ)(でしょ)。」」


今のは、メイカーさんだ。

黒髪黒目の日本人顔。

いわゆる、爽やか系だ。

周りを見回すと、イケメンさんイケメンさん、1人もとばさず全員イケメン!

良いなぁ!

イケメンで!(注、こいつもイケメンです。)

女性にモテるんだろうなぁ!

僕は嬉しく無いけどさ!(注、こいつイケメンですからね?)

あぁ、疲れた。いや、これからパーティーかぁ。

たのしみだなあ。

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