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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第2章 王都とぶちギレと勇者召喚
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《錬成魔法》

「うぇぇ~ん!バカ馬鹿バカ馬鹿バカ馬鹿バカ馬鹿!」

「「うわぁ、幼児退行したぁ。」」


やっぱ竜神と言うこと被るよね。

あんまり嬉しくはないけど。


「竜神達なんかもう知らないもん!」

「あっ、はあ。」

「はい、そーですね。」

「うわぁ~ん!」


前創造神、は逃げていった。


「ねぇ竜神。この後どうする?」

「とりあえず加護るか。」

「加護るって何?加護するの略?」

「Yes!」

「なんでソコで英語入れんの?」

「気分じゃね?」

「そっかぁ。」

「「あはははは!」」

「あの、すいません。」

「え?」

「なんだ?メイカー。」

「ロウ様が行ってしまいましたが良いんですか?」

「ああ、良いんじゃね?」

「僕も、そう思う。」


僕に関係無いし。


「それより早く加護ってよ。」

「ああそうだな。んじゃ、始めるか。ちょっと待ってろ。」

「うん。」

「ふぅ~、てい!」

「ぐぇっ!」


僕は弾き飛ばされた。

いや、耐えられずに弾けとんだんだ。

飛ばされたのは、30メートル位後ろ。

痛くは無かった。


「これでよし。」

「うん、よいしょっと、これってどんな効果になったの?」

「HPとMPに+∞の補正。他の能力は10000から30000に格上げ。Lv上昇率+200から+300になる。」


うっわぁ~ぱねぇ。

やべえな、やっぱ。


「今なら魔王瞬殺かもね?」

「ああ、出来るぞ瞬殺。」

「え?」

「今なら一代目のアイツも倒せるかもな。」

「え、えぇ~?」

「この後ホントにどうする?」

「あのさぁ竜神。少しだけ、我が儘言って良い?」

「いいぞ。どんとこい!」

「僕さ、やっぱり魔法使いたいんだ。だから、教えてください!」

「いや、教えなくても覚えられるぞ。」

「ふぇ?」

「俺が《創造》で宿主だけの、オリジナルな《ユニークスキル》創ってやるっていうことだよ。」

「ありがとう!」

「さ、じゃあどんなのが良い?」

「鉄とかを操れる魔法がいい。」

「分かった。名前どうしようか?」

「《錬成魔法》でお願い。」

「そうか、それじゃあ《創造》!」

「いいっ!ぐ、あぁ~!」

「大丈夫か?」

「はぁ、はぁ、大丈夫だけどさ。この痛み何とかならない?」

「いや、それは無理だな。」

「ふぅ、なんで?」

「《スキル》を覚えるのには、長い年月が必要なんだよ。長い間やることで魂に刻まれるんだ。」

「へぇ~」

「《創造》では、えっと、なんつったらいいんだ?ぁ~、じゃあ、熱々の鉄板を押し付けたら、跡が出来るだろ?その`跡´が《スキル》だと考えてくれ。

つまり《創造》っていう鉄板で魂っていう生地に、《スキル》っていう焼き跡を着けるんだ。

鉄板を熱々にして無理矢理押し付けるから痛いんだ。

どうだ!これで納得してくれたか?」

「へぇ~なかなか面白いんだね。

と言うことで、《錬成魔法》の紹介ターイム!

えっと、

《錬成魔法》

金属を操る魔法。《錬成》という《スキル》も有るが、こちらはMPの消費率が1/10であり、レシピという、造ったものを記録する能力も有る。

だって。凄いね。」

「それじゃあテストな。なんか作れ。」


ポイッ

という軽い音を出して出てきたのは、巨大な鉄の塊だった。


「え、ごめん。どこから出したの?」

「今造った。」

「え?」

「今、造っ、た!」

「さ、さいですか。」


こう言った時の僕の顔は相当引き吊っていただろう。









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