「頑張って」by全能神
教会に入ってから、雑用とかモンスター退治とかして過ごす事早三ヶ月。
めんどくさいから名前を教えていないし、ロストに恋愛ゲーム的な「おまえ、女子だったのか!」イベントとかも起こしてない。逆に避けている。けれどまあ、自分から言ってきた。
それは置いといて、まあなんやかんやで育った僕のステータスはこんな感じ。
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名前:剣打 恵一 種族:人/神
職業:鍛冶神 Lv.21
HP:99500/54000+10000+5500
MP:18760/3260+10000+5500
攻撃:6200+10000+5500
防御:5900+10000+5500
魔力:2210+10000+5500
精神:6800+10000+5500
器用:5780+10000+5500
運:290+10000+5500
《スキル》
《剣技Lv.9》《鍛冶Lv.∞》《彫刻Lv.∞》《付加術Lv.∞》
《ユニークスキル》
《創造》《不死身》《神化》《神剣》《神殺し》《神語》《転移》
《称号》
・不死身の男
・「頑張って!」by全能神
《加護》
・創造神の加護
・神々の応援
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と言うようにぶっ壊れています。
てゆーか!MPと魔力全然上がってねぇ!何だよあの精神の伸び方!なんなの?色々あって精神が鍛えられたからなの?だったら全人類竜神達と過ごせばガンガン精神上がるね!極めつけは、運が低すぎる!一回のレベルアップで10しかあがらねーし!そしてなんだあの称号は!馬鹿にしてんのか?
、、、、ふう、スッキリした。
僕が住んでいるのは、三ヶ月前に寝かせてもらっていた部屋だ。
そこで僕はゴロゴロしていた。
かつての竜神の様に。
ドタドタドタッ!
「ん?何だろう。」
ドアから誰か入ってきた。
「ねぇ、これから何か発表が有るんだって。」
入ってきたのは、ロスト(本名はロスティーナと言うらしい。しかもどこかの王族。)だった。
「そーなんだ。へぇー。」
「もう!キュー早く来て。」
ロストは僕の腕を引っ張る。
「え、今すぐなの?」
「うん。早く早く!」
「えぇぇ。ちぇっ、分かったよ。行くから離して。」
「うん!」
ロストは満面の笑みで笑った。
それはとてつもないダメージ食らいましたよ。だけどちょっと、最近竜神のせいで女性不信的になっている僕がいる。
まあ前世で女子には嫌われてたしね。
あ、キューと言うのは僕のことだよ。救世主の救から神父さん(仮)(名前なんだっけ?)が決めた。
皆、何ともネーミングセンスが無いとは思わんかね。
「って!じゃなくて準備しなきゃ。」
僕は手早く着替えた。もちろんロストには出ていってもらった。
うん。そして部屋から出て教会の方に向かった。




