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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
17/36

いや、そっち!?

「はい、分かりました。」

「受けてくれるのですか?」


まあ、僕の迷惑のお返しみたいなものだけど。

他の(ちゃんとした)神様に会いたいからっていうのもあるんだけど。


「はい。勿論。

ですけどちょっと混乱しているので、頭の中で整理をしたいと思います。整理し終わったら呼ぶので、僕の荷物をおいて一旦出ていって貰えますか?」


竜神と話したい事もある。

魔法の本もちょっとだけみたい。


「はい、分かりました。みんな、一回外に出ましょう。そして救世主様の荷物を持ってきて。」

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」


お~。酷いこと言うけど、みんな立派なイエスマンだね!

将来騙されないでね!


「ではごゆっくりと。」

「あ、ありがとう。」


ぼけっとしている間にみんな出ていって、荷物も持ってきていた。すごい。


「それじゃあ、竜神、起きてる?」

-----おお、起きてるぞ。

「何で一言もしゃべらなかったの?」

-----いや、それはな、はぁ。俺のさ、弱点的なものに関係してるんだよ。

「そ、そうなの?」

-----ああ、俺はな、女性が大の苦手なんだ。

「、、、、、、は?」

-----だから、俺は女性が苦手なの。分かった?

「いやいやいやいやいやいやいやいや、何を言っているの?」

-----だからマジで苦手なんだって。

「嘘じゃあないよね?」

-----嘘じゃあないぜ。まあ、ここで俺達が会話してるのを聞けはしないが宿主の反応を変に思う奴もいる筈だから声を出さなかったって言うのもある。

「つまり、他にも目的はあったと。」

-----ああ、俺も実体化したかったからな。スキルを新しく創ったんだ。

「、、、、スキルって創れるの?」

-----俺だけだが?

「そりゃあそうだよね。

それじゃあ、竜神はどんなのを創ったの?」

-----《魔力体物質化》つーのと、《憑依》だな。

「一つ目で体を創って、二つ目で乗り移るんだね。」

-----ああ、そうだ。

「そっかぁ。

って!すっかり忘れてた!

何で女性が苦手なの?」

-----いや、そっち!?俺は宗教的なのが知りたいんだなと思っていたんだが。

「そうだった。そっちを忘れてた。」

-----もう聞いて無くても言うからな!あいつらはメイカー教会だ。

「メイカーってさ、」

-----俺ではねえよ?運命神だよ運命神。

「へぇ、そうなんだ。」

-----なかなか人気なんだぜ。ってあ、さっき創ったスキル使って良いか?

「うん。良いよ。」

-----そんじゃ。


僕の体から何かが抜けて形を成していく。出来たのは最後に見た時の子供な竜神だった。

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