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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
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一番の悩みは食事と口調と、

ん?なんか頭がぼーっとするなあ。

しかも布団で寝ている感じがする。

って、


「え?布団?!」


僕はガバッと起き上がった。

周りを見たら知らない所だった。


「あ、救世主様が起きたぞ!」

「え?え?」


部屋のドアにはいつの間にか白い格好のおじいさんがいて、なんか変な事を叫んだよね?

は?救世主?

意味わからん。


と僕が不思議そうにしていると、ドアから続々と白い格好をした子供達が入って来た。

そして、


「「「「「「「「ありがとうございました。」」」」」」」」

「え?どゆこと?」

「それはわしから説明させてもらおう。」


さっきドアの所に居て、今は枕元にいるおじいさんが言った。

って、瞬間移動!?


「ここは教会であり、孤児院なのです。この町には出張で来ました。」

「へ、へぇー。」


てか神父さん(多分)は変な事言いますね。だって教会で孤児院なのに出張って。


「来たのは良いんですがオーガの亜種と遭遇してしまいまして。戦ったのですが、負けて、殺されそうになった所に貴方が来たのです。」

「ふぉーなんだ。」


神父さん(仮)の事はあまりどうでもいい。


「子供達のおかげです。」

「ふぅん。」

「なぜか、スプーンが襲ったとかとか何とか言っている子もいたんですが知りませんか?。


ハッハッハッハッハッハッハッ、お、お、お、


「Oh,no!」

「ふぁっ!?」

「あ、すいません、何でもないですし、知りません。」

「は、はいそうですか。話をさせていただきますがここにくるまでの一週間は、貴方はずっと眠っていました。」

「えっ?」


えっ、僕一週間も寝てたの!


「ようやくこの町について貴方をここに下ろして一時間も経たない内に起きました。」


何で説明口調なんだろう。

ていうか一週間も寝るのってあまり重大じゃあないのかな。うーん?


「えっと、一週間面倒を見てくださって、ありがとうございました。」

「いえいえ、私達の命を救って頂いたのと比べれば天と地の差ですよ。」


だとしても、スプーンの事で迷惑かけたから何かしらお礼がしたい。


「えっと、あのぅ、何かお礼させて下さい。」


あれ?さっきまでは強気で行けてたのに、何で前みたいに弱気になってるの?

いや、戻りたいとは思ってたけど、今じゃない!今じゃないんだ!


「良いんですか?」

「はい、勿論。」

「じゃあ教会の信徒になってもらえませんか?」


なるほどそう来たか!


えーと、つまり、これからは、時間が無くなりそうです。

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