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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
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竜神遅い!

「では、お命頂戴致し「遅い!」ぎゃっ!」

「な、何で冷静なんですか?興奮薬を撒いていた筈なのに。」

「え?そんなの対処する方法が分かってれば大丈夫っしょ?」


あ、口調がなぁ。


「いや、いや、いや、いや。

だってさっきまで、そこの人とぶちギレあってたじゃない!」

「大声出せば起きるのは普通に分かってたから。」

「私が起きるのを分かっていたんですね?」

「うん。そりゃあ。」


てゆうか、一度冷静になれば多分大丈夫だからなぁ。


「あ、そういや君は誰?何で僕を襲ったの?」

「そ、それは、ええと、うんと。」


言いたがらないからさ、ちょっとだけ言わせたくしてもいいよね?

まずは自由を奪う。


「えい。」

「痛ぁ!」


今何をしたのかと言うと、ただ単に暗殺者の両手を掴んで一つに纏めて、糸にする様にひねっただけ。ただそれだけ。

それより看板娘(変態)は白目を剥いて気絶している。泡は噴いていないけど。


「もう一回聞くよ?

  ⚫     ⚫⚫⚫

君は誰?何で僕を襲ったの?」

「、、、、。」

「もうちょっと痛くしようか?」

「っ!分かり、ました。わ、私はクルハと言います。何故貴方を殺そうとしたのかと言うと、(中略)ということです。」


要約すると、スラムに冒険者が来て金を積むからコイツを殺せ的なやっぱテンプレっぽい感じだった。

なので僕は、


「めんどくさいからこの町出よう!」


という結論に至った。

僕は人を殺したくないので、暗殺者を絶対にスラムに返すから何度も絡まれる事間違いなし!なのでどうせなら、もうこの人達と別れたい!という思いと一緒になって町から出ていく。という事になった。

幸い荷物は竜神のアイテムバッグしか無いのですぐに逃げ、出ていける。


「えっと、ありがとうございました!さようなら!」


と、叫んで宿から逃げ出した。いや、出ていった。

目指すのは、僕達が入って来た方とは逆の方の門。


「まあ、すぐに着くんだけど。」

「え?」

「いや、何でもないです。門番さん。」

「おお。じゃあな兄ちゃん。」


門番はゴツかった。そして、顔は、まるでボディビルダーのそれだった。

男の人は変な人。

女の人は変な美人が寄って?くる。

何とも嫌な話だ。

僕は女の人が苦手だから。


と、いろいろ考えて門を出た瞬間。

-----く、ふぁ~。んんぅ。ふぅ、おはよう。


竜神、起きるの遅い!

名前出ていない人は、もう出ません。多分。

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