変態百合野郎!
光に包まれながら、僕は思った。
最後の■■何て言ったの?
そして、
一応って酷かったけど、魔法の本貰ったし、読もうかな。
光が消えてから見たものは、寝る
前までいた、宿の部屋と明らかに暗殺者っぽい人だった。
「あ、どうしよう?」
「え?ど、ど、ど?」
暗殺者な人は、びっくりしている様なので
「えい。」
と頭にチョップして気絶させた。
頭にチョップってなかなか痛かった。
「う~ん?これ、どうしよう?」
暗殺者っぽいし僕を暗殺しに来たのかな?
襲われる理由がわからない。
あ、昨日の冒険者ギルドで僕に絡んで来た人からかな?
あのときはテンプレなんかめんどうだったから適当にあしらったけど。バカにしてるみたいでダメだったかな?
「う~ん?まあ、いいか。本当の事を言えばいいし。」
うん。僕何にもしてないよ。ただ単にチョップして気絶させただけ。
それだけ。
「竜神まだ寝てるし、一回外でようかな。」
そこを僕の腹は見逃さすに
ぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
と鳴った。
「何も食べて無かったのを忘れてた。、、、朝食貰いに行かなきゃなぁ。」
ドアを開けようとすると、
「朝食持って来ました。」
と言って看板娘さんが入ってきた。
「あ、はい。」
「え?この方は、どなたですか?」
「知らない暗殺者っぽい人です!」
真実を言った。なのに、
「部屋に入れておいて知らないとはなんですか!」
と、なんか知らないけど怒られた。
「こんなに可愛い人を襲ったんですか?」
「いいえ?」
「嘘です!なんかイントネーションが変でした。
私が襲いたかった!ハァハァ」
「うっわぁ。ハイハイ百合百合。
分かった分かった百合百合。」
僕は、テンションがダダ下がり中なので、こんな返事しか出来ない。
て言うか、僕はめっさ、じゃなくて、めっっっっっっっっっっっっっっっっっっ(中略)っっっっっっっちゃ苦手です!!!!!
おかげで、なんか、もう、うん。
吐きそう。いや、吐けそう!
「すいません、お手洗いはどちらでしょうか?」
「ドアを出て右に進めば有りますよ。変態?」
うぅわぁ。うっざ!
ようやく、言い方が戻ったのに!
心が荒れて戻りそう!
って言うか看板娘が百合とか!
マジでどうでもいいわぁ!
もう、逃げよう!
お手洗いに!
何もかも吐いてスッキリしてやる!
「ありがとうございます?百合野郎!」
「ふっ、変態!」
「変態百合野郎!」
「変態は貴方です!」
「女性見てハァハァする奴はどうみても変態だろうが!」
あっ、口調がぁぁぁぁぁ!
「あの、すいません、」
「「何?」」
「死んでください。私の金の為に!」
「あ、暗殺者が起きちゃった!」




