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僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
12/36

………………

「いやだ!助けて!無理無理無理無理無理ィィィィィィイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブスッ


「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」


僕の意識は、さっきまでの事を思いだしながら、沈んでいった。

---------------------------------------------------

「早く捕まってよ。」

「だ~か~ら!嫌です!」


「じゃあこちらも本気で。いかせてもらうぜ!」


一瞬のタメの後、ファーストさんは、気配が変わった、というか僕を仕留める気になったみたいだ。

うん。ヤバイよね!

一応、死なないけど!多分一撃でも食らったらゲームオーバーだよね!


「「《神剣》!」」

「天ノ羽切!」

「ボルダン!」


ファーストさんの神剣は、銃の銃口の所に短剣が着いてる様な物だった。しかも二つ。

って、いいの?それ?銃だよ!しかも二つあるよ!刃が着いてるけど銃だよ!?

あ、えっと天ノ羽切は、日本刀です。鞘もついてます。鞘には名前が付けられていました。

………ちょっと戻って、解説しまーす。はい。ファーストさんは、接近戦のタイプの神です。銃で僕の剣を叩く、そのまま剣の部分でざっくりと切りながら、銃を撃つ。

マジできつい。


「ふっ!たぁ!」←ファーストさん

「うっ!おりゃ!」←僕


(1)ファーストさんの右手の銃を止める。

(2)ファーストさんの左手の銃を止める。

(3)銃を撃たれる。

……何か料理してるみたいだなぁ。


 (1)    (2)   (3) 

 ↓    ↓    ↓

カキン!カキン!ズパズパァン!

カキン!カキン!ズパズパァン!

カキン!カキン!ズパズパァン!

カキン!カキン!ズパズパァン!

---------------------------(中略)-------------------------

カキン!カキン!ズパズパァン!

カキン!カキン!ズパズパァン!

カキン!カキぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!………………………………………


「そういえば、僕、この世界に来てから何も食べてないや。あはは!」

「《弾撃》」


ズパズパァン!!!!!


「ぐはぁっ!

ちょっ、ひどっ。」

「本気でいくって言っただろ?」

「いや、それ「ふぅ、ロウ様!捕まえてください。」「はぁい!」ちょっ、聞こうよ!いや、聞いた方が良いから!僕にとってだけど!ねぇ!ねぇ!ねぇ!ちょっと!」


最初の時の、竜神と僕みたいだなぁ。そうかぁ、竜神こんな気持ちだったんだ。竜神、まじゴメン!


ガチャッ、カチャッ、カチャッ。


「………………」

「………………」

「ねぇ!なんか喋って!無言がめっちゃ怖い!」


「………注射の用意。出来ましたよ。安心して下さい。」

「そういう事を喋ってって意味じゃないよ!しかも安心出来ない!」

「大丈夫ですよ。ちょっと痛いだけですから。体がマグマ入っている時と、同じ位ですからね。」

「いや、それって十分ヤバイから!いや、ちょっ、無理、無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ィィィィィィィィィィィィ!無理だからぁ!」

「大丈夫ですよ。安心して下さいね。」


そう言って注射器を持って近づいて来た。

----------------------------------------------------

「起きてください。」

「はぇ?」

「おーい、起きた方が良いぞ!」

「あっはい、起きます!」


起きた所はまた、宿のベッドだった。


「すいませんでした。あれは神にはマグマ位の痛さですが、神意外は即死の毒だということを忘れていました。」


あ、やっぱ死んでたんだ。

ってえぇー!全能神さん!世界の運営とか大丈夫なんですか?竜神の代わりにやってたんですよね?


「あ、そういえば、そろそろあの異世界では朝ですね。」

「竜神っ!寝過ぎー!そろそろ起きてー!」

「お帰りになりますか?」

「もちろん!お願いします!」

「じゃあ魔法を使います。一応、魔法の説明書を渡しておきます。」


うん。微妙にひどい。特に「一応」って言う所が。


「じゃあベッドの上にいてくださいよ?」

「は、はい!」

  ロスト・マジック ■■-ワープ-

「《 古 魔 法 》【空間-転移-】」


僕は光に包まれて消えた。

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