表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕がチートをする理由  作者: けれけれ
第1章 竜神と神剣
10/36

腰を痛めて死んじまえ!

明けましておめでとうございます。新年も宜しくお願いします。


1/2読みやすい様に修正します。

僕は宿の場所を聞いてなかったのでギルドに急いで戻った。

その際扉を

バキャッ!!

と吹っ飛ばしてしまった。


「あ、あのー。虎の右手亭って知りませんか?」


ギルドの人達は答えない。口を開けたまま固まっている。

さっきまでいた僕が扉を吹っ飛ばして戻って来た事に驚いているんだと思う。

それにしても結構固かったな、ギルドの扉は。

もうちょい固い壁とか扉とか吹っ飛ばしてみたいなぁ。

ハッ!これは快楽主義者とかなんかそんな感じの思考じゃないか!

ちくしょう!ちくしょう!竜神のバーカ!年寄り!認知症!腰を痛めて死んじまえ!

ふぅ、スッキリした。

まあ、少し迷惑は受けてるけど少しだし、あの人強いし、何しろ

・・・・・・・・・・

僕を助けてくれたから。


「あ、あの。」


「え?何か?」


「虎の右手亭はギルドを出て、右に曲がって、左に曲がったらありますよ。」


僕に説明をしてくれたのは、受け付けの人だった。というかなかなか可愛い。15才位じゃないだろうか。

じゃねえよ!何言ってんだ僕!

これは竜神のせいだ!(注、竜神のせいではありません。)

強くなったのも、壊す事に躊躇わなくなったのも竜神のせいだ!(注、これは竜神のせいです。)


「あ、り、が、とうご、ざいました。じゃあ、さようなら?

ってそういえば!この町の名前って、何ですか?」


「町の名前はフユノです。

それと扉の弁償お願いします。(^_^)」


かっ、顔文字だとぉ!


「、、、はい。何ゴルドですか?」


「70000ゴルドです。( ^∀^)」


あのー、言葉さん。仕事してください。

目の前の人完全ぼったくりでしょ!

つーか前の人ぉ、もんのすごい笑顔!前の世界だったら落とされてたかも。

だから、全力抗議する!


「ひどっ!絶対ぼったくり!」


「うっ。いやいや、そんなことはありません。!Σ( ̄□ ̄;)」


いや、出てる!顔文字で感情出てる!

あ、ちょっと可愛い。

じゃなくて!


「いや、絶対ぼったくりですから。その笑顔から分かります。多分めっちゃ上乗せとかしてますよね?(# ゜Д゜)」


だったらこっちも顔文字じゃい!

、、、だんだん言葉が竜神に寄っていく。


「ギクッ(;゜∇゜)」


「あ、やっぱり。(^_^)

けど良いですよ。宿の場所と町の名前を教えてくれたので。

ですけど、1ヶ月待ってくださいよ?金がないんで。」


「いや、そんなこと言われても。(((((((・・;)」


「そんじゃ、さようなら!(^_^)v」


僕の逃げ足は速かった。けど逃げる必要は無く、追ってくる人はいなかった。

というか最後まで顔文字使ったぞー!何が言いたいのか?自分でも分かんなーい!

-----------------------------------------------------

ここかあ、虎の右手亭。

エヘヘ、なんか嬉しい。(^o^)

いやいや、まだ異世界二日目だ。

僕は神からのチートで強いけど、もうちょい強くならなきゃ安心出来ない。

もちろん竜神は強くて40時間程度なら起きたままでも大丈夫だと思う。

         ・・・・・

けど、それじゃあダメなんだ。

この世界なら、多分友達が出来て仲間も出来る。

そんなときに竜神の事はズルだと言われて、また友達も仲間もいなくなる。

だから自分の力でこの力を使いこなす。まあ、力をもらった時点でズルだとは思うけど。

竜神からは「俺の事は話すなよ?」と音が

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……………

と、鳴りそうな迫力で言われたので絶対話さない。

多分話したら絶対外に戻れなくなるだろう。


「あのーすいません。お客様ですか?」


「は、はい。朝食つきの一泊でお願いします。」


「はい。分かりました。500ゴルドです。」


よかった。ギリギリ足りた。多分ご都合主義が働いたんだ。神ってチートだなぁ。ウンウン。


って、看板娘は犬耳だったー!だったー!Σ( ̄□ ̄;)


「お客様のお部屋は、二階の一番左です。」


「あ、はい。ありがとうございました。」


「いえ、こちらこそ。」


僕はさっきの看板娘!(犬耳)さんの説明通りの部屋へと入ってベッドに横たわるとすぐに寝てしまった。

次回、違う神と会います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ