~レベル1~
初めて書きます。ゲームをリアルと混同させることはよくないとよく言われますが、もはやリアルなのではないかと。リアルだからこそ、売れるのだと思います。真実こそ売れる。だから多分、真実こそ、読みたくなるんじゃないかなと思ったり。そんなこんなで適当に綴ります。
それは2012年に新設されたソーシャルネットワークゲームの、「ドラゴン」という名前のアプリだった。
2014年には会員数も130万人を突破し、多くの一般人の心をとりこにした。
内容は20人体制のチームで、LINEのような掲示板で作戦をたてたり、雑談をしたり、1日1時間の試合を4回行ったり、地道にフィールドと呼ばれるところを走りレベルをあげ、より強い武器を手に入れたり、アバターを変更して楽しんだり・・・・
複雑性の高い飽きがきにくいゲームである。
また、チームには所属をしなければならず、おのずと、除名・スカウト・移籍・団長投票など、実社会で言うリストラ・ヘッドハンティング・採用・株主総会のような組織運営が絡んでくる、面倒でもあり、おもしろいこともあるアプリである。
チームは、3~4ヶ月毎に階層が分かれており、1回生・2回生…10回生までが存在する。
もともとゲーマーだったフリーター、
子育てのストレス発散になんとなく始めた人妻、
社会につかれたOL、
女性不信になった専門学生、
元彼に勧められて始めた保育士、
恋にはもううんざりな介護士、
小学生の娘がいる医師、
☓1の音楽プロデューサー、
様々な立場のオトナが
ゲームを通じて
どうなっていくのか。どうも、ならないのか。
人はゲームを娯楽と言ったり趣味と言ったり。
でも人の数だけ、その答えは存在して、
形になっていく。
そんなドラゴンハウス。ドラハウスの物語。