あやしの杜、銀のかみ
高二の夏休みを利用して母の田舎へ訪れた。
目的は病床の叔母を連れ帰ること。
……だったのだが、ひょんなことから御山の神社へ使いに出された俺は、そこで妙な女と出くわすのだった。
真っ黒で妙な笑い方のそいつは、あろうことか鳥居から飛び降り、からりと言うのだった。
自分は妖(あやし)なのだと。
うーん。夏の日差し、デンジャラス。
目的は病床の叔母を連れ帰ること。
……だったのだが、ひょんなことから御山の神社へ使いに出された俺は、そこで妙な女と出くわすのだった。
真っ黒で妙な笑い方のそいつは、あろうことか鳥居から飛び降り、からりと言うのだった。
自分は妖(あやし)なのだと。
うーん。夏の日差し、デンジャラス。