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第一話 始まり

僕は目覚めた、そこは身に覚えのない場所で、何もない。「ここは…どこ?」そう呟き、立ち上がる。そして、進むことにした。

目の前の扉から外に出ようとした。その扉には幸い鍵はかかっていなかった。扉の先の部屋の真ん中にテーブルがあり、その上に赤い本があった。タイトルは文字化けしていて読めなかった。そして、奥に赤い扉があった。その扉から出ようとしたが、鍵がかかってて出ることができなかった。鍵穴があったため、鍵を探すことにした。この部屋には赤い本しか怪しいものがなかったので、恐る恐る開いてみたら、中が鍵を入れられるようになっていて、そこに赤い鍵があった。その鍵を扉に使ったら扉が開いた。持ち運ぶものなど持っていなかったから、邪魔になると思い、鍵は本の中に戻して進むことにした。

扉の先の部屋には本棚と本が大量にある部屋だった。興味本位で一つ手に取って読もうとしたが、タイトルが言いたくないくらい気持ち悪いもので、そのほかの本も不気味な物ばっかりだったので、無視することにした。進んでいくと大きな扉が目の前に現れた。その近くにくぼみの入った机があった。さっきの部屋にあった本が使えるかなと思い、持ってくることにした。

本を持ってきて、まず本だけをくぼみにはめてみた。反応がなかったので、赤い鍵も入れることにした。赤い鍵が入った本をくぼみにはめると「かちっ」という音がして、扉が開き始めた。これはエレベーターだなと思い、それに乗った。そして、エレベーターは上昇していった。


エレベーターが到着したみたいで、扉が開いた。降りるとそこは紙が貼ってある扉が目の前に一つあるだけの空間だった。エレベータの方を見ると、もう扉は閉まっていて、横に「B9」と書かれていた。さっきの扉の方にむき、紙を読む。そこには「嘘つきたちの部屋」と書かれていた。

部屋に入ると、目の前に包丁が乗った椅子があった。そして奥に七つの人形が一つの大きな机に座っていた。人形には左から服にA、B、C、…、Gと書かれていた。そして、奥には扉があった。僕は人形に近づこうとしたが、自分の動きに合わせて、包丁の乗った椅子が動いてきた。「包丁を取ればいいのかな」と思い、包丁を取った。その時に「何か」を思い出しかけた気がした。椅子の横を通ろうとしても椅子は動かなかった。「このゲームは正直ものを探せばいい」と思い、まずAの人形に近づいていった。そしたら、急に「Dは嘘つき」と喋った。他の人形にも近づいたら喋った。またAの人形に近づきとまた喋った。それぞれの人形はこう言っていた。


人形A 「Dは嘘つき」

人形B 「Aは本当のことを言っている」

人形C 「あなたは罪を犯していない」

人形D 「Bが言っていることは嘘」

人形E 「Gが言っていることは本当」

人形F 「Eが言っていることは本当」

人形D 「Bは正直もの」


Cの言っていることに心当たりがなかったが、C以外ではDが正直ものだと判断し、僕はDの人形の周辺を探し、鍵を見つけた。その鍵で扉を開け先に進んだ。その部屋は細長く、少し歩いたところにエレベーターがあった。そのエレベーターは開き始めたため、僕は急いでエレベーターに駆け込んだ。入った時にちょうど閉まり始め、エレベーターが閉まる前に外を見た。その時、外に何かがいた気がした。そして、手に持っている包丁をみる。何かが引っかかったような感覚がした。

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