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感情無き妖狐 ーレイー  作者: 谷崎 馨
第一章 噂
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 山奥の1つの小さな神社に、こんな噂があった。


 ―――そこに近づいてはいけない―――

 ―――近づいたら死んじゃうよ?―――

 ―――調査に行った人が戻ってこないんだって―――


 だってそこには


 ―――化け物がいるんだよ―――


 ***


 ある秋のこと

 1人の少年はもう1人の少年に言う。

「なぁ!噂の神社行ってみようぜ!」

「だ、ダメだよ!お母さんに怒られちゃう…」

「大丈夫だって!どうせ噂だろ?俺たちがこの目で見てみねぇとわかんねぇって!」

「……う、うん」

「おっし!じゃあ行こう!」

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