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11話目


11話目


「宝物庫には少数精鋭で仕掛ける。タワーは階段を昇らなければいけないから、大人数で行くには窮屈だからね」

「では誰が行くのでしょう? 私は準備が出来ているので大丈夫ですが」

「なら僕もいきたい。って言うか行かせてよ、体がなまって仕方が無いんだ」


 森森とキングは好戦的で参加したいと言っている。まあ、少数精鋭とはいっても、宝物庫?とやらに仕掛けるのであればある程度の人は必要だろう。

 そう思っていたが、吉村は2人を行かせない事にしたらしい。

 

「いや、今回の作戦には適任な人がいるからね。2人には遠慮してもらおうかな」

「適任ですか?」

「うん。天落くんお願いしていいかな?」


 え、俺なの?

 いやたしかに潜伏の異能が有るから内部に入りやすいだろうし適任ではあるんだろうが、こんな重大任務を入りたての俺に頼むか普通。


「いいが、1人なのか?」

「異能を使うのに人がいたら邪魔にならない? それに、お願いしたいのは宝物庫の中にある秘宝を取って来ることだから戦わなくていい」

「まあ、そう言う事ならいいが……どうやって持ち帰ればいいんだ? 手に抱えて持って帰れる程度の秘宝しか置いていないのか?」


 もし東京スカイツリーにいる人全員を無力化しろと言われたら1人では無理だが、物を盗むだけであれば潜伏で何とかなる。


「それに関しては何とか出来るから大丈夫さ。宝物庫についたら私に電話してくれたらこっちで何とかするよ」


 何をやるのかは分からないが、ちゃんと言わないところから考えるとあまり言いたくない方法なのだろう。


「分かった。なら行かせてもらう」

「ありがとう天落くん」


 しかし、本当に一人で行くのか。後で戦闘用の秘宝を貸してもらえないか聞いておかなきゃな。

 いまの俺は秘宝を持っていないのだから。


「じゃあ、1ステップに入ろうか。0ステップが終わり、援軍が来てすぐのことだ。進行を再開することとなる」

「アステカ王国の軍隊と一緒に進行するんですか?」

「そうだね。一先ずまだ占拠しきれていない市を占拠しないといけないからね」



 


【麻薬求めてダンジョンに入りました!〜現実逃避してるヤク中は短剣片手に走り回る〜】をご覧いただきありがとうございます!!

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