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⑻『前後不覚の、メトロノーム』

⑻『前後不覚の、メトロノーム』



理論的発展を待つこともなく、ただ永遠に遊泳しながら、俺は生き生きと、生きることで、生きる意味を見出すのである。まさに、前後不覚の、メトロノームとして。そしてさらに、その事実を敷衍すれば、自ずと現れるところの、俺の有り様である。



以前と変わらず、俺は、依然として、移動する文章を、書き連ね、それはまさに、更に変容し、内奥で息づく文体が派生しながら小説へと続いて行くのであるが、それがどうした、と言われたら、俺は、この、前後不覚の、メトロノームの話を持ち出すだろう。



これ程狂った現象はない、と言える程の、メトロノームの有り様だ。この、どうかしているは、神の領域に近いものを感じさせられる。何、たいしたことじゃない、と人は言うかもしれない。しかし、俺は知っているつもりだ、強烈に狂い切った、前後不覚の、メトロノームを。

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