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⑶『前後不覚の、メトロノーム』

⑶『前後不覚の、メトロノーム』



何時からだっただろう、俺の時間軸が狂い始めたのは。俺はもう、元には戻れまい。それで良いんだ、前進あるのみの人生も悪くない、金を探しながら、世界を歩きまわる、手にした金を、金を持っていない人に配る。、俺はそんなために、生まれたのだとしたら。



異常点滅の信号機の様に、俺の身体は虹色の服を手に入れ、そして、前後不覚の、メトロノームで、狂いに狂う、うああ、山が崩れていく、離れていく、遠ざかっていく、どこに何があるのかも、分からないような、夢の中の様な人生さ。



狂いに狂えよ、お前が思う程、俺は健康じゃない。しかめっつらして、夏に冬服を着て、冬に夏服を着る様な、頭がイカレタ狂人たちとともに、世界の平和を願うよ、誰のためかって、勿論、全人類のためだ、メトロノームも、そう言っている。

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