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⒅『前後不覚の、メトロノーム』

⒅『前後不覚の、メトロノーム』



訳の分からない俺の状態は、驚くまでに、形式を破壊している様に思う。躓いても、歩いていく俺の状態は、歩行者としては、小説を書くことと、ただ目的もなく歩いて行くことに酷似している。俺は俺だろう、そう呟きながら。



それでも、未来志向なほうが、生きやすいとは思うのであって、そこには、安定した精神の貯蓄が必要なのだろう。俺は俺以外の何ものでもないという、結句、自己確認の作業が、メトロノームを狂わせる。その点で、メトロノームは異常だ。



社会の構図は、やはり、誰かの代わりを自分がしているということろだろうか。俺が居なくても、社会の歯車は周るということが、絶望から希望へと、変化するんだ、と言う風に、前後不覚の、メトロノームも、音を鳴らしながら、言っているかの様だ。

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