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⒂『前後不覚の、メトロノーム』

⒂『前後不覚の、メトロノーム』



何時だって、その時と言う刹那を、生きている訳だから、いいわけなどせずに、その瞬間を楽しもう、と言う発想は、愚かだろうか。メトロノームを見る度に、その刹那を思い、ああだこうだと、言う必要のない世界へと、行きたいなと思うのだ。



勿論、片道の切符しかなくとも、その先で、野垂れ死にしようとも、生きていたという実感があれば、それが生涯となることは、依然として確定している、当たり前だろうと、識者も言うだろう、しかし、識者にそれを、やってもらいたい、詰まる所、メトロノーム次第、と言ったところか。



訳の分からない、我々の我々、我々は今日も行く、何かを探しに。それが、前後不覚であろうとも、それで良いさ、間違いなんかじゃない、と言ってくれる人々が、我々だから、我々が我々を救済し、認知することで、前後不覚の、メトロノームは、機能するのだ。

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