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詩集 迷い道

転がり落ちていく

作者: 小日向冬子

聞きたくない自分の声を

かき消すための

お祭り騒ぎ


飲めや歌えや

ピーヒャラドンドン


文句があるなら

かかってこい

矢でも鉄砲でも持ってこい


支離滅裂なステップを

疲れ果てるまで繰り返し


焦点が合わないままに

踊り明かす



狂乱のあとに残る

がらくたのような言い訳と


うつむいたままの

薄っぺらい影法師



だからいいのさ

と闇が笑う



花びらをまとって

泣くよ


地に伏して

笑うよ



逃れようとするほどに

加速しながら

追いかけてくる



教えてよ


いったい

どこで立ち止まったらいい?

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