表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/25

第二十話 日独共同作戦

ちょっとこの回はご都合主義が満載です。


ユダヤ人の解放等は修正するかもしれません。


後、五話以内で終わる事は確実です。(打ち切りとかではない)







「長官、もう少しでジブラルタルです」


「おぅ」


大川内の言葉に俺は頷く。


結局は日独で共同作戦をする事になった。


いやぁそれにしてもユダヤ人を解放しろと言った時のヒトラーの顔は面白かった。(笑)


いやマジで唖然としてたからな。


流石にいち早く我に返ったらしく、俺達を呼びつけてもう怒るわ怒るわで何を言ってるか分からんわ(笑)


そして一通り鬱憤が撒き散らしたと思うから説明。


解放する理由その一。


ユダヤ人は国は持たないが、各国の大手企業の重職に就いて、各界のコネクションを多数持っている。


特にアメリカはかなり多い。


アメリカを内から崩すにはユダヤ人の協力が必要やし。


その二。


ユダヤ人は国を持たない。


なら、ドイツがユダヤ人の国を作る。(よーするにエルサレムを攻めろという事)


パレスチナとかの問題は何とか解決するしかないけどな。


その三。


収容所に入れてるユダヤ人を魔女狩りのように大量に殺したら絶対ドイツは非難される。


もしドイツが負ければかなりの遺恨は残り、ヒトラー自身も世紀の大虐殺者とか絶対に言われる。(スターリンはよう殺したからな)


粘り強く説得したら何とか納得してくれたと思う……多分(汗)


そしてこの日独共同作戦はというと。


「長官、本当にこの作戦は成功するんでしょうか?」


ルツィアが心配そうに俺を見つめる。


無論、早川達もや。


「さぁ?」


「さぁて貴方成功するって総統の前で言いましたやんッ!?Σ(゜Д゜)」


ナイスツッコミ。


「まぁ成功率は三十もあればええやろ」


『……………』


そんなに心配するなよ……。


「それは俺だけでやればの話しや。ドイツ軍が協力してくれば、成功率は八十くらいやな」


「逆に成功すればイギリスは面目は失うな」


聖ちゃんが言う。


「まぁな。何せ、俺達は『ドーバー海峡』を通過するんやからな(ニヤリ)」


俺は皆に笑う。


ヒトラーは北海を重視している。


理由は対ソ戦が始まっているから。


そして俺達に協力を求めた。


でも、俺達日本はソ連と不可侵条約を結んでいる。


ならどうするか?


ドイツ海軍はビスマルクは失えど、まだ二番艦のティルピッツやシャルンホルスト、グナイゼナウの戦艦がほんまに奇跡的にフランスのブレストに残っている。


この三戦艦を、俺達が護衛して北海に移動させる。


勿論、俺の艦隊だけではイギリスには勝てない。


スカパフローにはイギリス本国艦隊がいた。


流石に俺の艦隊では勝てんしな。


翔鶴も損傷しとるし。


この作戦にはドイツ空軍の協力も必要やけど、メッサーシュミットやフォッケウルフは航続距離が短い。


なら、基地が近いドーバー海峡で高速で突破するしかない。


流石にヒトラーも言葉を失ったみたいやし。


危険過ぎるとかぶつぶつ言ってたけど、結局は承諾した。


「長官、ジブラルタルです」


大川内が報告する。


ジブラルタルにはイギリス軍がいたけど、ドイツとイタリア空軍がジブラルタルに猛烈な空襲をかけていた。


が、反撃は微々たるものやった。


地中海艦隊の残存艦は本国に引き返したみたいやった。


そしてジブラルタル海峡を通過した。


「大川内、電文を打て」


兼ねてより用意してた海峡通過報告の電文を送った。


暗号化されていない通常の平文や。


『我、地中海ニ進出セリ』


宛先はベルリンと豊田長官が座乗している旗艦大和や。


無論、様々な意味合いを持つ電文や。


これをきっかけに、陸上では第二の情報戦が開始された。


一時間後、大川内が報告してきた。


「長官、イギリス本土を警戒していたドイツ軍偵察機より報告です。イギリス本国艦隊及び海峡部隊はスカパフロー及びポートランドを出港。戦力は戦艦四、空母四、巡洋艦八、駆逐艦二十です」


「……かなりの部隊だな……」


隣にいた瑞鶴が呟く。


ちなみに旗艦は瑞鶴や。


翔鶴はジェノバで修理中やし。






―――ジェノバ―――


そこには修理中の空母翔鶴がいた。


周りには翔鶴を守るようにイタリア艦隊が護衛をしていた。


艦魂である翔鶴は激痛が走る身体にムチを打って、イギリスがある方角を見ていた。


「……嫌な予感がする……」


翔鶴は出撃する前に大和に会っていた。


翔鶴は感じていた。


胸騒ぎがするのだ。


「……大和……死ぬなよ……」


翔鶴はイギリスがある方角を見て呟いた。




御意見や御感想等お待ちしていますm(__)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ