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少年兵の異世界記  作者: 布渋
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新しい体

 少年は気がつくと先程いた、だが何かが違う遺跡にいた。

「ここは…」

 周りを見渡すと水溜まりがあり、それを覗くと青白い空と黒いもやが映っていた。

「え…僕が黒いもや?それに何だこの声は」

「あー…聞こえるかな…あー」

 しばらくの間、自分の変化に驚いていると何処かから声が聞こえる。声の方向を見ると黒いクリスタルが

転がっていた。

「えっと…クリスタルさん?」

「そそ、今はクリスタルさんだよ~」

 クリスタルに話しかけると軽く返される。

「あの…僕に何か用事があるんですーー」

「そうそう君だ、申し訳ないがこれを投げてくれないか?」

「今は黒いもやだから持てません、ごめんなさーー」

「なら体があればやってくれるんだな、な!!」

「は…はい」

 押され気味に頼まれるとクリスタルが突然光り始める。

「じゃあ体用意したる、あんたはエネルギー集合体だから簡単に取り込めるだろ」

 その言葉に疑問を感じながら待っているとクリスタルの真横に魔法陣が現れ、ボロボロの衣類を着た少女が

魔法陣から出てくる。

「取り込むって…どうやってやるんです?」

「簡単だ、あんたがこの子の上に覆い被さって食べる

イメージだ、以外に簡単だぞ」

 言われた通りに上に被さり、食べるイメージをすると中にいる少女が段々と消えていく。

「すごい、消えてるよクリスタルさん」

「よし、全部消えたな、じゃあ次は自分をその少女だと考えるんだ、あんたなら出来る」

 その通りに意識すると段々自分の体が少女を形成してくる。完全に少女になるとクリスタルを手に持つ。

「頼むぞ…そういやあんた名前何だっけ」

「ニロです」

「そうか、ならニロよ、思いっきり投げてくれ!」

 言われた通りにクリスタルを地面に叩きつけると自分と同じようなもやが空中に浮かぶ。

「助かったぜニロ、かれこれ200年閉じ込められていたからな~」

 そう話すともやを固めて金貨を1枚作り出す。

「こいつは礼だ、今度会ったら何か飲もうぜ~」

 別れの言葉を話すともやは空中に飛んでいき、

しばらくすると見えなくなる。見送るとニロも遺跡から出るために歩き始める。

 遺跡の外に出るとそこには草原が広がっており、遠くに壁に囲まれた街があった。

「ここが新しい世界…火薬の臭いもしないし静かだ…やったーー」

「ヒャッシャー」

 ニロが光景を見て感動していると唐突に後ろの物陰からゴブリンが襲ってくる。

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