表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/39

顔合わせ

 その話を聞いた後、王と鎧の人ともう一人来て色々なところを回った。

 王の名前は「バーンズ十五世」というらしく鎧の人はバーンズ教騎士部隊隊長「リカルド」、そしてもう一人来た人は青い髪に白と赤の白衣のようなものを着た男性、バーンズ教魔道部隊隊長兼バーンズ教第一司教「ミラリア」という人らしい。

 どれもお偉いさんのようだ。

 そして、バーンズさん、以外の人は「バーンズ教」という肩書きがあり、気になって聞いてみるとミルが代わりに教えてくれた。バーンズ教は初代国王、バーンズ一世に着いてきた者たちが作ったもので信仰対象はもちろんバーンズ。国教らしいが、国民の五割行かないぐらいしか入っておらず、ミルは信仰していないらしい。

 その事を聞いても三人は特に怒ることも無く優しそうだった。

 そうこうしているうちに、一つ目の場所に着く。

 それはあの施設だった。

 正確には王城の中の部屋の一つに緑色のポータルがあり、そこに入るとあの管理室に入った。

 しかし、俺たちが二回入った管理室とはまた別の場所で人はいない。

 そこにも青のポータルと赤のポータルがある。

 そこで王が口を開く。

 召喚魔法の進化系、次元魔法について教えてくれるみたいだ。

 通訳を介しているため、なかなか難しいが、大体は分かった。

 まず、召喚魔法とは、普通の魔法と違って威力はなく、魔法陣には何を召喚するか、どこに召喚するか、どこから召喚するかを書くらしい。

 そして、次元魔法は召喚魔法を利用してどこに召喚するか、どこから召喚するかの部分をこの世界の外の座標を書き込むことで繋がれるらしい。

 しかし、別世界の座標と言っても、x軸でもy軸でもz軸でもない、いわゆる四次元の、いやもっと上なのかもしれない。そこら辺はまだ詳しくわかっていないようだ。

 ただ、適当に世界を選ぶ場合はそんなに難しくなく、どこからやどこにの部分を未記入にすればできるらしい。

 多分、俺の世界の誰かはそうやってたまたまこの世界になったのだろう。

 そして、その魔法陣に書いてある自動的に記入されたあっちの世界の座標を元に、人を攫っているらしい。

 だから、あっちの世界の座標自体は分かるが、それを一から特定することはまだ出来ない、という現状らしい。

 そこで、俺はあることを思い出す。

 おもむろに鞄を開き、「召喚の杖」を取り出す。

 先程教えてもらったあの世界の座標をどこからに打ち、場所はここで、何にしよう……猫にしよう。安全で可愛いし。

 すると、魔法陣が黒く光り、地面にも黒い魔法陣が現れる。

 そこから、人型の生物が出現する。

 その全貌が明らかになった瞬間、リカルドの方に牙を剥く。

 リカルドは剣を抜こうとするが反応しきれてない。

 ミラリアが魔法陣を生成するが間に合わない。

 俺も杖を持っていたこともあり、動き出せなかった。

 やばい、そう思うと同時にロジンさんが、リカルドさんの前に立って青龍刀を構える。

 その攻撃は弾かれ、そいつは距離をとる。

 改めて落ち着いて姿を見てみる。

 

 それは飴色の笠を被っており、腰には刀の鞘、服は袴のような物を着ている。

 そして、一番特徴的な点は人の姿でありながら黒猫のような見た目なところ。

 見えている部分、腕や足、胸元は黒い毛に覆われており、頬には三本の対を為す毛が生えている。

 

 さて、どうするか……。

 あの速さ、只者じゃなさそうだが、六人もいれば勝てるだろう。

 とりあえず、カイくんを鯨モードから戻して初期モードにする。命令は「王とミレリアとミルを守れ」。魔法使い部隊はあまり得意じゃないだろう。

 猫はニヤリとしてロジンさんにもう一度近づく。


 ロジンさんとその猫は激しい剣劇をし始めた。

 どちらが押してるか、と言われると猫の方が押してるかてると思う。

 俺とリカルドは顔を見合わせて助けに行くことを決めた。

 あの世界に入れるかと言われたら微妙だが行こう。

 俺はロジンさんの反対側、猫の後ろに立てるように動く。

 射程圏内に入った瞬間に首を狙って切りに行く。が、それは突然後ろを向いた猫にいなされる。だが、その隙にロジンさんがやる。しかし、それも対応される。

 そして、俺の指示でカイくんに援護射撃をしてもらうも銃弾に刀をぶつけそらされてしまう。

 ……なんでだ、倒せない。

 強すぎる。

 そう思っていると横、さっきまで俺がいた場所から巨大な縦の斬撃が飛んでくる。

 猫はそれをいなそうとせず俺の方に飛んで回避してくる。

 俺の頭上を舞った猫に攻撃するがそれも踏み込みの入っていない、浅い刀でいなされる。

 そこで隙ができ、斬撃も通り過ぎた頃、ロジンさんが青龍刀を前に突き出して飛んでくる。

 それにはさすがに対応しきれなかったのか、足をおおきな肉球のついた足に変化させてそれで受け止める。

 ちは出ているがダメージとしては小さい。

 その反動で猫は壁に打ち付けられる。

 

 その瞬間を待ち望んでいたかのように魔法部隊の三人は一斉に魔法を唱える。

 そして、俺も魔法を練り出す。

 ミルは猫の足元に水色の魔法陣、バーンズは猫を追尾するように動く赤色の魔法陣を顔の目の前に、ミレリアは杖と札を持ち、紫色の魔法陣を杖の前に、ミレリアの体の周りには青色の火の玉がいくつか浮かんでいる。

 それらがいっせいに煌めく。

 ミルの魔法陣からは氷の竜巻が発生してさらに猫の足と地面をくっつけるかのように氷の塊ができる。

 バーンズのは猫の目の前で猫の顔の数倍はある紫色の巨大な火球ができ、猫の顔に向かって至近距離から放たれる。

 ミレリアの魔法?はまず、紫色の魔法陣が光り、心臓の辺りにミレリアさんの周りにある火の玉と同じものが浮び上がる。

 周りの火の玉は特に変化がない。

「ミレリアさんの魔法ってなんですか!?」

と聞くと、代わりにロジンさんが、

「あれは呪術だ。そうだろうミレリア?」

と、ミレリアの顔を見る。

すると、ミレリアは静かに頷く。

 呪術…デバフのようなものだろうか。

 

 しかし、その魔法の総攻撃を受けても猫は死んでいない。

 ボロボロの様子だが、まだ立ち上がる。


 そこで、その間作っていた魔法が完成する。

 魔法陣を土、光、闇、火、風の五つを同時に書く。

 それらが光ると、まず、猫を包むように岩の壁ができあがり、猫は出れなくなる。

 中で岩を壊そうとする音が聞こえたのも束の間、こちらからは見えないが光で猫の視界はなくなっただろう。その間に闇魔法で光で生まれた影をその場に縫い付けて動けなくする。そして、中でたくさん爆発させ、風で切り刻む。

 そして、以前この施設にいた時と同じ失敗はしないために、水魔法で酸の泡を作り、包み込む。

 岩が爆発に耐えれなくなると破裂するが酸がそれを全て溶かすため被害はない。

 猫を見てみると全身焼け焦げていてさらに血まみれというか被害がない部分がないほどに傷ができている。

 顔はかろうじて見えるが、口を開けて白目をむいている。

 ――倒したのだ。


 俺は同時に五つ魔法を使ったからか疲れてその場に尻もちをつく。

 王は

「なんてものを召喚したんだ」

と呆れ気味だ。

 ロジンさんと、リガルドさんは戦いの中で打ち明けたのか褒めあっている。

 ミルは王とミレリアに褒められているのかすごく顔を赤らめて謙遜している。

 気づいたら一人で倒れている俺を心配したのか支持した訳では無いがカイくんが寄り添ってくれる。

 くまのぬいぐるみも「おつかれさま!」と励ましてくれた。

 

 しばらくすると

 ミレリアが俺の方を叩いて手を差し伸べてきた。

 どうやら休憩は終わりらしい。

 大変だったが、召喚魔法がどんなものなのかを学べた。

 これで俺の結末に一歩近づいた、ということだ。

書くことねーー!!!!

あ、桜坂神楽です

あとがき、書くことないです。

突然、パッとなくなるとどうなのかなぁ…と。

書かない訳には行かないので書きはするけど…

じゃあそろそろここら辺で終わりますか!

桜坂神楽でしたー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ