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蒼弥の研究

俺たちはただ歩いている訳では無かった。

 お互いがお互いに干渉することは無いから他の人たちが何をしていたかは知らないが俺は色々していた。

 色々と言ってもまだ使ったことの無い武器についてだ。

 まずは杖。杖は四本あったが一本はミルに渡してもう一本は俺が今使っている。もう一本はどの属性の魔法も当てはまらず使えなかった。そして、残りの一本を使おうというわけだ。

 とりあえずミルから教えてもらった属性を片っ端から試した。

 が、しかし、どの属性の魔法も発動しなかった。

 これも使えないのか……と、まじまじと見ているとその杖にフォーカスが向き、文字が浮び上がる。

 これは……あの眼の能力だろうか。

 その文字は「僧侶の杖」と書いてあった。

 僧侶、僧侶か。俺のイメージだと回復魔法や光属性の魔法のイメージがあるが……そのどっちもあるのだろうか。

 今はいないから無理だがミルに聞いてみよう。



 じゃあ次は……カード。

 さっきのように……できた。

 名前は「ナンバーズカード」というらしい。

 カードの裏はなにか模様があり、表は真っ黒だ。

 魔力を込めてみると白く光ってそのカード達がシャッフルされる。本当にまるでTCGトレーディングカードゲームのデッキみたいだ。1枚引いてみるとそのカードが光る。すると空から熱を帯びた火山岩のようなものが降ってくる。それは地面に大きな音を立てて落下してしばらくして消えた。その後も地面の空いたクレーターはそのままだ。

 もう1枚引いてみると真っ直ぐに2本の蔦が地面を這って進んでいく。

 ……なるほど。ランダムに魔法を使えるみたいな感じか。



 次はこの鞭。特に特別なことは無さそうだが……鞭なんて使ったことがないぞ。

 魔力を込めて振ってみると不思議な感覚なのだがその感性のままに伸びた。

 これだけか。



 お、もう一つ指輪があった。はめて使ってみる。

 俺の眼には「楽器の指輪」とかいてある。

 楽器かー。

 あまり得意ではなくいい印象がない。

 そもそも武器になるのだろうか。

 試しにギターをイメージして魔力を込める。

 ……ギターが出た。

 そのギターを持って魔力を込めてみる。すると、曲の楽譜もある訳でもないしどうやって引くのかすらも分からないのに直感的(?)にやるべきことが頭に流れ込んでくる。

 その通りに弾いてみると曲……とは言えないが音はなる。そしてその音と同時に青い大きなシャボン玉のようなものがいくつか飛んでいく。

 そのままゆっくりとふわふわ低空を飛んで直線上にある木にぶつかるとそれが弾けて木は吹っ飛び辺り一面に水が落ちる。それだけでもすごい威力なのだがこれが後数個未だ空を飛んでいる。しかもあんなに簡単に短く出来たのだ。

 他の楽器も試してみたい。ギターに向かって……うーん、ドラムとか?そう思うとギターがドラムに変わる。ドラムはギターと違って床にどんどんどんと落ちてセット?が出来上がる。椅子に座ってスティックを持って魔力を込めるとまたどう叩くかが頭に流れ込む。

 その通りに叩くと1回叩く事にでかめの雷が落ちる。

敵がいないからなのかもしれないがランダムに飛んでいるように見える。1発1発が地面を焦がすほどの熱を持っている。

 戦闘中にこんな動きにくいところに座るかと言ったら絶対に座らないが。

 2種類しかやってないからまだ言いきれないが楽器によって攻撃方法が変わるということだ。本当は思いつく限り楽器を試したいが時間があったらだ。

 そして、指輪から出たものの形が変えられるということはもしかしたらあの機械……名前をつけるか。機械のカイくんでいいか。カイくんも姿が変えられるかもしれない。カイくんに向かってうーん……ガン〇厶を想像してみる。あの白いヤツ。

 すると、少し光って姿が見えなくなったと思ったら次の瞬間にはそれが立っていた。ただ、動けと言っても動かない。……搭乗するとか?

 ゴツゴツしてる所を登っていき、色々触ってみると胸のところでシャッターのような物がカシャっと開き座席が現れる。

 乗ると左右1個ずつ腕の部分と足の部分にレバーとペダルがある。シャッターを閉じるとカメラから外の映像が中継?されている。パネルに色々表示もされている。

 レバーを試しに動かしてみると動かした方の腕が動いた。その後もガチャガチャやっていると分かったのだが、自動?で補助してくれてるみたいだ。武器を持って振り回したり銃を打ってみたがどれも高い威力だ。うーん……なんな面白くないなぁ……。動きにくい……。ちょっとこの形態はなしだ。


 なにかいい形態があればいいけど……。うーん……敵から連想してみよう。

 直近でいえばあの蕾か?それをイメージしてみると大きな蕾になる。

 叩いてみてもビクともしないし攻撃してと命令をすると大きな先端のとがった棒が2本でてきてそれを振り回している。これは強そうだ。じゃあ、これにするか……あれ?着いてこない。「ついてこい」。着いてこない。

動けないのか。じゃあ却下だ。まぁ、移動する時は初期モードにすればいいか。一応動ける方がいいな。

 じゃああの宙に浮いている鯨……それを想像すると左右3本ずつの羽のような物が生えた銀色の鯨が空を飛ぶ。大きさは本物に引けを取らずあの蕾と同じぐらいの大きさだ。「攻撃して」。そう命ずると大きくゆっくりと口を開き、奥の当たりが光る。2秒ほどするとこの眼を持ってしても見ることの出来ない速さで青白いレーザーが地を穿つ。地面は大きく抉れ、その入射角のまま洞窟のようなものが出来上がっている。

 ……これは、とんでもないな。凄いんだけど、凄いんだけど!規模が大きすぎるな……。

 なにか小さくて小回りの聞くヤツがいいな。犬のような……、そう思うと中型犬ぐらいの犬が出来上がる。走らせてみるとかなり素早さが高く、良さそうだ。試しに木に対して攻撃させてみる。そんなに派手なのは出来ないだろうしな。

 犬は木に向かって走っていくと……噛み付いた。木には歯型が付いた。

 それだけだ。うん、弱すぎ。却下。じゃあ、うーん、色々楽だし鯨モードにしといて建物にはいる時は初期モードにすればいいか。

 カイくんを鯨モードにして上空を飛ばしておく。カイくんには「追従せよ」とだけ命令しておく。

 そろそろ次に行くか。



 次は……数珠?だ。

 ただのアクセサリーじゃないか?

 今どきそんな人いなそうだが。

 とりあえず手に巻いて魔力を込める。

 すると、魔力自体には反応しているようだが何も起きない。

 うん。期待してなかったからいいや。

 そういう界隈の方に怒られそうだが仕方がない。



 次は筆だ。

 大剣ぐらい大きな筆。既に筆の先は墨で濡れている。

 持とうとして宙を動かすと筆先から墨が漏れて宙に墨が残る。

 これは宙に書くものなのか。

 魔力を込めるといくつかの絵が頭に浮かぶ。

 試しに……龍を書いてみる。

 頭に浮かんだそれをなぞるように動かす。大体が書き終わるとそれは動き出す。

 墨色で彩られた龍が宙を舞って髭を揺らしながら元気そうに炎を吐く。

 しばらくすると体の墨がところどころ落ちていき、どんどんと体の形を無くしていく。

 それから数秒で龍を象っていた全ての墨が地に落ち、さっきまでの光景が嘘だったかのようになる。

 感想としてはあの龍自体強いのか分からない上に書くのに時間がかかる。難易度としてはある程度上のものを選んだからだがそもそも1発攻撃食らった死にそうなものを生み出しても役に立たないだろう。


 

 次ははさみだ。

 さっきの筆より大きく、材質は銀っぽい?はさみと言っても布を切るようのはさみのような気がする。 

 それに魔力を込めてみるとぬいぐるみが出てきた。

 それは宙に浮いていてとても愛らしい熊の50cm程度のぬいぐるみだ。目はボタンでできており左右共に色も大きさも異なるがそれで正しいと言えるほどに違和感がない。体も様々な布でツギハギされているがそれも違和感がない。

 「ねぇ、ご主人様、何するの?」

 !?

 ぬいぐるみが喋った?

 口は動いていなかったが……。

とりあえず……

「どんなもんか試してみたくてな。」

と言うと

「分かった!何するの?色々あるよ?」

と返ってきた。

 最初、中にスピーカーが入ってるのでは無いかと言ういかにも老人みたいな疑問を持ったがそんなことは無さそうだ。

「何があるんだ?教えて欲しいな。」

「うーんとね、針にはさみに糸に、えーと、えーと、……」

「あぁ、じゃあ糸でいいか?」

「あ、うん!糸ね!」

と言われるとぬいぐるみが少し光り、かなりの量の細い糸がロープ状になって渡される。

「それはね、魔力をうーんとっ、こめるとね、あのね、びよーんってのびて、それで、ぐるぐるぐるぐるーってしたり、ぴーんってしたりできるの!」

 とりあえず魔力を込めてみるか。

 込めると、その糸は手から浮き上がる。……じゃあ、あの木に向かって縛り付けてみるか。

 そんなイメージで糸を動かすと糸がどんどん解けていき、木に巻きつこうとした時、糸は巻き付かなかった。代わりに木が糸が触れた箇所から綺麗に切れていった。

 ……強すぎないか?

 これはあれだ。糸が細くて繊細だから切れるみたいなやつ。

 さっき手に持った時はそんな感じが全然しなかった。魔力を込めると、ってことなのだろう。

 ぬいぐるみも可愛いし糸は腰にかけておこう。手を使わなくても操作できるし役に立ちそうだ。



 次は……たしか、これはハープって言うんだっけか。それがある。えーと、まず弾き方を知らないな。前にテレビとかで弾いてるのを見たことをある。とりあえずそれっぽくやってみるも何も起きない。音も汚い。あと、楽器の指輪からハブられているのか?可哀想に。

 魔力を込めてみても反応はするがなにか起きるわけでもなく。なにか出来たとしても戦闘中にハープを弾くわけないのでしまおう。



 次はなにか刃に書いてある剣。

 魔力を込めてみるとその文字が光を帯びていきそれが止まると剣全体が光る。

 剣を振ってみると炎を纏う。

 なるほどな。驚愕するほどの能力ではないが弱くはない。包丁のサブで使おう。



 次はこの……卵だ。真っ白という訳ではなく青色の模様がついている。テンプレートで言うと魔物が孵化して仲間になるみたいな?

 とりあえず魔力。

 するとじんわりと暖かくなってきた。しかし、直ぐに孵化する訳ではなくまだビクともしてない。

 ずっと持ってる訳にも行かないしなぁ。

 カイくんの中に入れておけばいいか。

 

 カイくんを1度呼び寄せ卵を置く。

 カイくんには「魔力を卵に込めろ」と命令する。



 次は鎖。

 触った感じ冷たく、鉄の鎖って感じだ。鎖自体は1mぐらいしかない。

 魔力を込めると淡く光るが何も起きない。

 振ってみるとその分伸び、さっきの鞭みたいだ。

 そのま木にぶつけるとぶつかった瞬間、木に沢山の鎖がまかされる。

 鞭との違いはここか。

 攻撃目当てという訳ではなく捕縛目当て、みたいな。



 最後は立方体。蕾の時の立方体とはまた別に今度は紫色だ。神眼で見ると「何も生まない立方体」とだけ書いてある。

 魔力を込めるとふわっと手から離れて浮く。

 何も生まないということは……ん?

 攻撃系ではない? 

 そもそも操作ができない。

 どういうことだろうか。


 後でミルに意見をもらおう。

こんにちは!桜坂です!

いまむちゃむちゃ進路悩んでます!

ま、気にしなくてもいいんですけど

書くことある日とない日の差がすごいんですけど今日はない日です

てことでTwitterのフォローといいねとか感想お願いします!

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