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ロジンさんの用事


 目覚めると、綺麗な朝日が浮かんでいた。

 時計がないため正確な時間が分からないが恐らく8時ぐらいだろう。

 周りを見渡してみると焚き火の火は消えている。ロジンさんはどこかに行ってるのか見当たらず、ミルは何か焚き火とは別の場所に多くはない薪を集めていた。


「ミル、何してるの?」


と言ってしまった。

 寝ぼけていたのか先日沢山話したからか伝わらないということをすっかり忘れていた。

 ミルはそれに対して特に表情を変えない。

 そりゃそうだよな……。

「今は朝ごはん作ってるよ。……これで合ってる?」


……え?

 声が届いたのか?いや、確認してきたってことは何となくで答えたのか?

「その顔はなんで分かるんだって言いたそうにしてるね。これは分かる。」


 やっぱり伝わってはないけど何となく顔とかで分かるようになったのだろうか。

 俺は頷く。

 そして、朝ごはんを作ってるとの事だがなにか手伝った方がいいだろう。

 周りを見ても食材が見当たらないが、ロジンさんが取りに行ってるのだろうか。そんな取れるものなのか?

 狼だから出来るって言われたら何となくできそうな気がする……。

 手伝えること……

「とりあえずこの木をまな板にして欲しいな。あとは……」


 また察してくれた。なんか、申し訳なくなってくるな。ミルはそんなに気にしてなさそうだが。

 俺はミルに渡された太い丸太を縦に置いて斧を取り出して魔力を込めて静かに半分から少しズラして切る。

 すると断面はザラザラせずに切ることに成功した。もう片面もそのようにして薄いまな板を作っているとロジンが帰ってきた。

 ロジンの手には何も無い。なんだ?食料を取りに行ったものだと思ってたが……。


「あれ、食べ物取りに行ったんじゃないの?」

「あぁ、実はちょっと用事があってな。それをしていたんだ。」

「用事?それって聞いてもいいやつ?」

「あーまぁいいか。昨日2人とも話してくれたしな。じゃあ朝ごはんを食べながら話すか。」

「分かった。食料はあるの?」

「……今から?」

「俺が出すよ。」


 俺は鞄の中から羊の肉を少し出す。

 世界が変わってもこの中身は変わらないんだな。

 使えなくなってもおかしくないとは思うが。


 ミルが俺の作ったまな板に肉を乗せて淡々と切っていく。

 あっという間に肉が焼け3人で昨日と同じように囲む。


「じゃあ、俺の用事についてだな。

実は俺は1人で旅行トラベルしてた訳じゃないんだ。元々は俺の友人と2人でしてたんだ。

お前達が今座ってる所があいつの定位置だな。

お前達と出会ったあの建物やあの蕾はただ遭遇しただけじゃないんだ。俺の友人はあの蕾に飲み込まれたんだ。」

「……蕾に?」

「あぁ、俺とあいつでゆっくり旅をしていたらあれが突然襲いかかって来たんだ。で、まぁ俺達はかなり強いからいけると思ったんだ。ただ、結果はまぁ、な。

あいつの粉にやられたんだ。何されたかは分からないが突然眠ってしまった。その間に蔦に掴まれて上の穴に入れられた。で、その後仇を打とうとしたらお前達と出会ったって訳だ。」

「あぁ、で用事ってのはそいつを回収したかったんだ。

あれ……死んだだろ?だからいけると思ったんだがどこにも見当たらなかった。」

食虫植物のような1面も持っていたのかもしれない。

「え、でもめちゃくちゃ時間かかったけど?」

 あ、そうなのか。ミルはいつ起きたんだ。俺も起こしてくれればいいのに。

「墓を作ってんだ。正直、遺体を埋めてそこに墓を作りたかったんだがないから形式上の物だけどな。ないよりいいだろ。」

「……」

「なんか、暗くなっちまったな。別にいいんだ。もう過ぎたことだしな。」

「……」

「お!ミルの飯美味いなぁ!この肉は確か蒼弥のだったよな!何の肉なんだ?」

「それは……羊の肉です。」

「羊、羊かー。あの毛がいっぱいついてる動物だよな?

あれこんなに美味いんだな!あの時、持ち帰れば良かったなー。」


 ロジンさんはそれからしばらくずっと元気そうに話していた。俺とミルはロジンさんが本当は何を思ってどんな感情なのか探りながら合わせていた。

 

 それから、時々、よく分からない生物が襲いかかってくるがそれらは全て何もすることが出来ぬままにロジンさんが拳でワンパンしている。

 そのどれもがいつものロジンさんでもすんなり倒せそうだったから別になんとも思わないが、多分1人だけ別格がいた。ギザギザとした剣を持って目が紫……というか紫色のオーラみたいなのが出ていてフラフラしていた。それからは想像ができないほどの速さでロジンさんに攻撃しようとしてしていたがラリアットされて後ろから首を絞められて地面にたたきつけられて倒れていた。

 ……多分あれは3人でも勝てなかったんじゃないか?

 幸運と呼ぶべきか、あんまりそういうのはよくないか。


 そんなことをしていて何もしないまま夜になってしまった。昨夜とはうってかわってすぐにロジンさんが寝てしまったため、俺達も寝ることにした。



まーじで投稿遅れすぎました!!

あ、桜坂です!

いやぁ、言い訳すると宿題が多かったり、あとはまだ投稿とかなんもしてないんですけど別のシナリオを書いていてそっちも楽しくて…ね。

次回もお楽しみください!

高評価とかお願いします!

桜坂神楽でしたー!!

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