会議 後編
あと気になるのは……緑の宝石が埋めてある指輪かな。
また填めてみる。混雑しないように機工士の指輪と反対の手につける。
そして魔力を込めてみる……が何も起きない。どういうことだ?
鞄の中の表示は「植物促成の指輪」と書いてあった。
元からある植物に向けてやらないといけないのか?
とりあえず学校内に植物はないから使うにしても外だな。
ひとまずこれはまだいいかなぁ。
次はこの杖。また緑色っぽい。鞄の中には「召喚の杖」と書かれている。
それを持ち魔法陣を作り、それっぽい単語で「狼」とか「梟」とか「魔物」とか召喚で出てきそうな生物の名前を沢山やってみたが召喚されない。普通の魔法では無いのだろうか。すると、それを見ていた彼女が
「それも杖なんだ。ちょっと貸してみてよ。」と言う。
しばらく触ってみたり目を瞑ってみたり色々して
「これは召喚できる杖ね」
と自信げに言う。
それは分かってる。その先なんだよ。と言いたいが伝わらないから言わない。俺は1回だけ「知ってるぞ」と言うように頷く。彼女は
「あれ?知ってた?恥ずいんだけど」
と言って顔を赤くしている。
こいつ全然使わないな。
もしかして彼女もできないのだろうか。それとも、あの世界の常識で召喚はそんな簡単にできるものでは無いからやろうともしない、みたいな感じだろうか。
じゃあ、召喚の杖もお藏だなぁ。もしかしたら、あのダンジョンのような場所にいた上官みたいな人だったら出来たのかもしれないな。
次は……この本にしよう。魔力が使えるようになったおかげでどんなものか試せるようになった。俺も変わってしまったな。
とりあえず本をめくると白紙のページしかなく感覚では500ページ程度だ。
魔力を込めてみても何も起きない。これもよく分からないなぁ。魔力が使えても結局使い方が分からないと意味ないじゃん。そう思い本をしまおうとした時、彼女が暇なのか魔法を使っていた。その魔法陣がページの1ページ目に刻まれる。え?そして彼女の魔法は不発に終わる
「え?」
彼女がそう声を上げ近づいてくる。
「ちょっと、なんかしてきた?」
と聞いてきた。俺がなんかした訳ではないがおそらくこの本だろう。魔力を吸収する?それとはまた違う気がする。
とりあえず本に刻まれた魔法陣を見せてみる。
「これ私の魔法陣。書いたの?もしかして、このせいで出なかったの?」と聞いてきた。たぶんそうだ。俺は首を縦に振る。これはなんのためにここに刻まれたのだろうか。魔法を記録する……。もしかして。
俺はこの本の中の魔法陣に向けて魔力を込めてみる。
すると本の中の魔法陣が光り、天井に目の前に飛んでいく。これは紛れもなく彼女の魔法だ。すると魔法陣が刻まれたインク?が薄くなる。あぁ、回数制限か。
これは実験しないと。次は俺が本を左手に持ち右手に賢者の杖を持って魔法を唱えてみる。魔法はさっき試しにやった「熱風」だ。魔法陣が光り、魔法が発動してしまう。
本に魔法陣は刻まれない。自分のは無理なのか。彼女にもう一度別の魔法を発動してもらいたいがどう頼めばいいんだ。ジェスチャーでできる気がしない。
いつでも出来るように本は装備しておくか。
いや、戦いの最中にやろうと思ったが魔法を阻止してしまうのはまずいか。とりあえずなんにせよ言葉が伝わってからだなぁ。一応装備はしておく。
そろそろ使えるのが欲しい。
うーんと……え?シンプル拳銃がある。
手に持ってみる。拳銃を持ったことはないが多分普通の重さだ。拳銃かい。せめてショットガンとかだったら戦えただろうに。そう思った瞬間拳銃が光る。光りが収まり見てみるとショットガンになっていた。え?形が変わったのだ。どういうことだ。そもそもこれは撃てるのだろうか。トリガーを引いてみる。撃てる。撃ててしまった。弾薬は?壁に近づいて弾痕をみてみるとしっかり弾丸が打ち込まれている。これ、無限生産出来てしまうぞ。そう思い壁から取り出そうとして触れると消えてしまった。そんなことしようとしないが出来ないらしい。
そしてこれはどんな銃にでも形を変えるのか?あー……スナイパーライフル!そう思うとそれはスナイパーライフルになった。正直銃については全然詳しくなく大まかな枠組みでしか知らないのだがそれでも思ってる形になるのはありがたい。
じゃあ、ガトリング?ガトリングになった。大砲!大砲になった。二丁拳銃はどうだ。ゲームにあった気がする。あれはどうなのだろうか。左手にも拳銃が生まれる。ということは何丁でもできるのだろうか。こんな形の拳銃が果たして存在していたのかは分からない。もしかしたら思っている形に帰るという能力なのかもしれない。試しに……刀はどうだろうか。…………何も起きないな。明らかな「銃」でないといけないらしい。ということは「思った形の銃になる」という能力か。これはなかなか使えるんじゃないか?弱っちいのはこれ撃ってるだけで倒せてしまいそうだ。今まで遠距離攻撃といえば斧を振り回してそのまま投げるしか無かったからかなり頼もしい。扱いやすい拳銃の形に戻して腰に下げる。そこで俺達の音を聞き付けたのか、教室に人影が見える――。
こんにちは!桜坂です。
まず報告したいことがあって感想のキャンペーンみたいなのにのりました!
何大賞か忘れちゃったんですけど()
嬉しいですね。
そして、ちんたらしてた会議も終わりました。
書いてる途中「こんなんおもんないだろうなぁ」とか思いつつ書いてたので早く終わりたかったんですよね。でも使いたい武器もあったりして…実はもっと使いたいのいっぱいあるんですよ!蒼弥くんに使わせたいんですけど機会が無く。って感じです。
そして!読んで下さりありがとうございました!(急旋回)
次回もお楽しみください!
不穏な影がありましたけどね!




