会議 中編
そして魔力を使えてもうひとつ気になることがある。
鞄から指輪を出して腰にかけている聖剣も置く。それを見て彼女が
「ねぇ、持ちすぎでしょ……」
と言うが気にしない。そして、これらに魔力を込めてみる。まずは聖剣。聖剣全体に魔力が通るように……少し光ったが光は薄くまだ力を出しきれていない、といったようだった。彼女は
「魔道具かぁ。ちょっと貸してみて。」と言うので聖剣を貸す。彼女は聖剣を構え、目を閉じる。今気づいたのだが横から見るとメーターのようなものがある。それは徐々に溜まっていく。それと同時にどんどん光が強まっていく。
「っはぁ!めちゃくちゃ魔力吸われるんだけど!なにこれ!?こんなん使えんわ!」と言って俺に返してくる。
聖剣は魔力を込めれても無理なのか。じゃあ、この指輪はどうだろうか。とりあえず填めてみる。指輪越しに魔力を放出するイメージで……。すると、体の中で何かが組み合わさっていく感じがする。それがガチャガチャと音を立てて形を生していくと世界にそれが出来る。それは4本の足を持った少し茶色い古びた金属で出来ている。
これは……どうすればいいんだ?彼女は目を丸くして
「これは……なんと……。」と、声を漏らしている。
とりあえず触れてみる。……冷たい。魔力を込めてみる。すると、丸い胴体にある丸く黒い部分に赤くランプが点る。それから手を離してもランプはそのままだ。心做しかだんだん薄くなっていってるような気がするがそんなに気にすることでも無さそうだ。
これはどうやって動かすのだろうか。
丸い胴体の1番上に鞍のような物がついている。とりあえず乗ってみる。座り心地は革ではなく、少し、柔らかいがそれでも金属のような冷たさだ。
つーん、とりあえず歩かせてみたいな。と思った瞬間、歩き出す。それは1歩目からかなりの速さで歩き出す。もしかすると思った動きをするのかもしれない。そう思って走りたい。と思う。そうすると、4本の足を器用に使ってめちゃくちゃなスピードで走り出す。それに対して遅くなって欲しいと思うと、俺が理想と思っていた速さに変わる。
これは……乗ってないとダメなのだろうか。振り落とされないようにこの機械に触れているが特に魔力を抜かれているような気がしない。降りてみてランプを見ると最初と変わらない量光っている。少し離れてみて歩いて欲しいと思う。すると、タイムラグもなく先程よりも俺が乗っていない分なのか速く歩く。どうやら離れていてもできるようだ。これは他に何が使えるのだろうか。戦闘に参加させれたらかなり心強いのだが。
武装して欲しい、と思うと鞍の横にあった模様だと思っていた部分が開き、中から蒼白い剣が出てくる。それは柄の部分以外実体を伴っていなくさながらスターウォーズのライトセイバーだ。それを2本構えている。正直こいつの身体能力に関しては敵が来てみない限り分からない。
そして、俺の思考に関して言うとおそらく問題ない。位置とかを把握するのが大変だとは思うが、今のところの感覚で言うと「戦って欲しい」という思いに対して細かく指示をしないといけない訳ではなく「戦う」という沢山の要素が入った命令を1つとして行っているっぽく、最低限
、思うだけでやってくれるだろう。
するとずっと黙っていた彼女が口を開く。
「さっきから見てたけど、それなんなの?生きてるの?」
と、すごくこわがった様子を見せている。とりあえず今はしまっておきたい。どうやってしまうか分からないが。
このランプが消えれば機能は停止するだろう。しかし、この機械は指輪から出てきた。またこの指輪に戻るだろうか。「この指輪に戻れ」そう思うと、機械はテクテク歩いて指輪の側まで来る。……そういうことではないんだよなぁ。
「なんか、可愛いわね」
と、彼女が呟いた。それな。
可愛く見えてきた。
しまえないのだろうか。
魔力を放出して出したから魔力を吸引して……なんてあるのだろうか。あるのだとすればおそらくそれが正解なんじゃないだろうか。
そして、これは異世界召喚で貰える相当強い武器のはず。
だとすると、この機械が相当強いかこの機械の上位互換がいるのではないだろうか。熟練度とかが必要なのかもしれない。ま、当分はこの子でいいだろう。
こんにちは!桜坂です。
タラタラ書くのはあれなので言いたいことを言うと、
・最近の投稿頻度いいね
・まだまだ書き足りない!
・完結するのが怖い
の3つです。
それでは水曜日か木曜日には投稿したいです。
宿題とかもあるので出来ないかもですが…。
ま、頑張りますわ。
今回も読んで下さりありがとうございました!
次回もお楽しみください!
桜坂神楽でしたー!




