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シーン1:じこはおきるさ

GM:2時間前ワイ「真っ当にシリアスな続きをやるぞ」 1時間半前ワイ「胃もたれしてきた。クソギャグシナリオにしよう」

GM:という思い付きによりシリアスはさよならしました

GM:ケセラセラ2部6話、はじめていきまっしょい

GM:よろしくおねがいしまーす

一同:よろしくお願いしまーす!


GM:前回のあらすじ

GM:ソルスの力がなければ他者の侵入を許さない魔域――いわば鏡の魔域。その一つから“黒鏡”の使徒たる魔物が生み出されようとしていたところを寸でで阻止した一行

GM:レベリオとの再度の邂逅など、気になる出来事は多くあれど

GM:事後処理の諸々でハーヴェスの街に戻り、またソレナリニの屋敷に滞在していたある日のこと

GM:それは起こった――

GM:ということでね

GM:みなさんふかふかのベッドで寝て疲れを癒していたある日の朝

レーヴェ:( ˘ω˘)スヤァ

クシナ:( ˘ω˘)スヤァ

ルル:( ˘ω˘ )

GM:――ついに起こってしまいました

GM:ナリアちゃんの足臭の暴発が!!!

リディ:!?

ルル:!?

レーヴェ:ブブブモワァ

GM:そう、なんかその日はうっかりしていたのである

GM:うっかり発散させるのを忘れていた呪いの悪臭は

GM:ソレナリニ邸の豪華な客室を一瞬の間に

GM:足臭に染め上げた――

ルル:あの

ルル:ルル直撃するのでは?

GM:同衾してたらまぁ直撃するんじゃないですかね(

ナリア:あ

リディ:ゼロ距離……

ナリア:「くさ!!!!!!」

ルル:「!!!!!!!」(声にならない叫び

ナリア:今まで見逃されてたものがついに……

レーヴェ:ルルさんはともかくリディさん以外同室の可能性あるんですよね(

GM:まぁ二人は同室として

GM:他の女性陣はどうする?(

GM:別室用意してもらっててもいいし、同じ部屋でもいいけど(

クシナ:夫婦と一緒の部屋はちょっと

クシナ:レーヴェと別室に行きます

クシナ:(かってにつれていく

レーヴェ:ユイショアール家の嫡子が客人にせせこましい真似をするとでも!?

レーヴェ:別室で寝てます

GM:じゃあソルスもそっち組にいっとくか……

リディ:こういう場所になるとリディだけ広々と寝てるのかな……申し訳ないな……

クシナ:きになるなら

クシナ:リディだけ馬小屋にしとく???

GM:ひどいw

リディ:草

レーヴェ:宿代0ガメル

クシナ:ソレナリニ卿と同じ部屋……?

リディ:ケ・セラ・セラ 薄い本版

GM:というわけで

GM:断末魔の叫びか何かとばかりの叫び声が

GM:屋敷中に響き渡りました

ソルス@GM:「な、なに!? 何の声!?」

レーヴェ:「敵襲ですの!?」 棍だけ持って婦婦の部屋に飛び入って

レーヴェ:「 」 反射的に扉を閉める

リディ:ガバッ

リディ:「どうした、大丈夫か!」

クシナ:ソルスを落ち着かせてから行きます

クシナ:ソソソッ

ルル:_:(´ཀ’」∠):_

クシナ:急患だ!

GM:し、しんでる……

レーヴェ:棍でつっかえ棒しちゃお……

クシナ:寝たら死ぬぞ!!

ルル:こっちの部屋に来たらルルが死んでます

クシナ:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

クシナ:レーヴェさんが助けてくれたな!

GM:助けてないよこの人。扉閉めてるよ

クシナ:www

レーヴェ:封印しました

クシナ:つっかえ棒してて草

リディ:臭い部屋に蓋

リディ:「オ゜ッ…………」

クシナ:じゃぁちょっと遠くから話しかけます

クシナ:「どうだった」

GM:一瞬で察する賢者

レーヴェ:「……必要な犠牲でしたわ」 首を横に振る

クシナ:「そうか……」

ソルス@GM:「な、何が……」

クシナ:「ひとまず窓を開けるように伝えておけ」

クシナ:「私たちが入れんからな」

ナリア:「たいへん! ルルが、ルルが……!」

_:(´ཀ’」∠):_:「大丈夫……ナリアちゃんのものならこれくらい……」

_:(´ཀ`」∠)::「ぐふっ」死

ナリア:「ルル~~~~~~~~~!!!」

リーリィ@GM:「なんの騒ぎなのです!?」 ちょっと遅れて

レーヴェ:「ナリアさま、とりあえず換気をしてくださいますかしら……」

リディ:「あっ……その扉は……」

クシナ:その流れで見るとリーリィが明けそうだな

クシナ:でもつっかえ棒あるな

ナリア:「わかった!」 ドアを蹴り開けます

リディ:つっかえ棒が一人の命を救った……

リディ:救ってなかった

GM:救われなかった

クシナ:コラアアア!

GM:バキィ!

リディ:バギャン!!

GM:蹴り壊された扉

レーヴェ:つっかえ棒が弾けとんだ!

GM:解き放たれる悪臭

クシナ:「うお!?」

クシナ:ソルスを連れて逃げます

クシナ:オアアア

クシナ:タッ

リーリィ@GM:「くっっっっっっさ!!!!!!」

リディ:「~~~~~ッッッ!!!」

レーヴェ:「ヴ」 くしゃい

ソルス@GM:「おぷ……」 臭い通り越して吐き気

ナリア:「なんかみんなもクサイね?」

レーヴェ:目に染みるにおいに涙を流しながら窓を開けに行きます……

クシナ:ガンバレーヴェ

レーヴェ:誰か! 強風を!

リディ:リディは発生源の確保に行こう……

リディ:プペーーー

クシナ:風魔法なら……

ナリア:風おこせる人たおれてるな?

リディ:†ルルちゃんここに眠る†

ルル:死んでるからぷぺーできない

クシナ:ウィンドガードって

クシナ:地味に望まぬ風を反らす効果があるのか

クシナ:全員にかけとこ

クシナ:ポイッ

リディ:賢者に守られた

GM:徐々にソレナリニ邸の使用人たちも事態の確認に駆け付け、ある者は逃げ出し、ある者はひっくり返り

GM:阿鼻叫喚の図がしばし繰り広げられた……

GM:~ちょっと落ち着いた頃~

レーヴェ:「おかげですこしマシになりましたわ」 口元に袖口当ててもごもごしながら

クシナ:「申し訳ない、扉も壊れてしまった」

クシナ:「修繕費を……」

クシナ:スッ

クシナ:<500ガメル>

レーヴェ:「ご迷惑をおかけいたしました……申し訳ありませんわ」

( っ゜、。)っ:「」

リディ:「必要な処置があればこちらで引き受けてさせてほしい」 ごめんなさい

ナリア:「ごめんなさいー」 大人たちに合わせて頭下げておきます。誰かに下げられてそう

ソレナリニ@GM:「う、うむ……そういう……こともある。うむ……」

ソレナリニ@GM:と、屋敷にこびりついた悪臭から目をそらしながら(あるいは遠い目をしながら)、ソレナリニはまぁ……そういうこともあるよね……って言ってくれたのですが

リーリィ@GM:「さすがにやばいと思うのです……この臭いは……」

ルル:修繕費よりもファブリーズ代

リディ:退去費用がかかるやつだ……(?

ルル:下手に物が壊れるより厄介だぜ

GM:煙草の臭いが壁に染み付いたとかそういうレベルではないアレ

ソルス@GM:「それにこの臭い……あの、私たちも全然取れないっていうか……」

ソルス@GM:「ちょっとこのままじゃお外いけないんじゃ……」

クシナ:「……」

クシナ:「脱臭が必要か……」

レーヴェ:「お掃除の後にお風呂……ですわね……」

リーリィ@GM:「ここは……プロの力を借りるのです!」

クシナ:「プロ?」

リーリィ@GM:「日々消臭との戦いの日々を送る……すなわち洗濯屋さんに!」

クシナ:「……まぁ、それはそうだな」

クシナ:「ソレナリニ殿、何か心当たりのある業者はいるだろうか」

GM:それなら、ということで執事さんが手早く連絡を取ってくれます

クシナ:優秀じゃんおじいちゃん

GM:やってきたのは街の洗濯屋さん。見覚えのある顔

GM:そう

GM:先日の街中での魔域騒ぎの時に助け出したアーラとそのお母さんです。当然お母さんの方がこの場ではメインです

レーヴェ:こんなクソ依頼掴まされてかわいそうに

リディ:できればこんな形で再会したくなかった……(

クシナ:悲しい

アーラ母@GM:「あら、あなたたちはこの前の……その節では大変お世話になりました」

クシナ:「……その後も元気そうで何より」

リディ:「い、いや、その節は無事に済んでよかった……」 この後無事でないお願いをしづらい顔

レーヴェ:「まあ、どうも。こんな身なりで失礼しますわ」 におう……

アーラ@GM:「えー! あなたたち貴族様だったの!? こんなお屋敷にいるなんて!」

クシナ:「わけあって世話になっていてな、今回はこの異臭をどうにかしたくプロを呼んだわけだ」

アーラ母@GM:「な、なるほど……なんとかやってみましょう!」

クシナ:「助かる、よろしく頼む」

ルル:( っ゜、。)っ「おねがいしまーす……」

レーヴェ:「よろしくお願いいたしますわ、何か手伝えることがあれば仰ってくださいまし」

GM:日々、様々な悪臭と戦ってきたプロの手によればこの悪臭すらもあらこの通り

GM:消しきれませんでした……

リディ:\(^o^)/

アーラ母@GM:「くっ……!」

アーラ母@GM:「不甲斐ない……! ここまでの強敵がこの世にいるなんて……」

クシナ:まぁ

クシナ:匂いというか……呪いみたいな……

ナリア:「たはは~……(;'∀')」

アーラ@GM:「やばいよこれ。何したらこんなのなるの」

ルル:「ちょっと……足が爆発しただけだから……!」

ナリア:「ハナヨメシュギョーのせいか、かなあ~」

アーラ母@GM:「申し訳ありません、今できることはここまでです。あるいはあれさえあれば、完全に消しきることもできるかもしれませんが……」

リディ:「あれ、とは……?」

アーラ母@GM:「究極の消臭剤と呼ばれるものがあるのです」

アーラ母@GM:「滅多に市場に出回ることはないのですが……」

リーリィ@GM:「はっ、聞いたことがあるのです……!」

リディ:知っているのかリーリィ!

レーヴェ:「ご存知なのですか、リーリィさま」

クシナ:「ほう?」

リーリィ@GM:「森に住まう恐ろしい食肉植物から取れる消臭液はあらゆる臭いを落とす魔法の消臭剤になると……!」

アーラ母@GM:「そう、それです!」

クシナ:「……」

レーヴェ:「なるほど、わたくしたち向きの仕事のようですわね」

クシナ:「なすべきことはあるが……この匂いのままでは周囲もついてこれないか」

クシナ:「うむ、行くしかないようだな」

レーヴェ:「何より、御恩あるユイショアールさまのお屋敷をこのままにしておくのはさすがに……忍びなさすぎますわ……」

レーヴェ:立つ鳥あとを濁しまくってる

リディ:「このまま逃げ出すような真似をしようもんなら、行く先々で鼻つまみ者扱いだしな……」

ルル:「それをとってくればナリアちゃんの足も助かるんだね!?」

アーラ母@GM:「ええ、助かります!」

ナリア:「そうとわかれば、いそがないと!」

ソルス@GM:「うん……。行こう、その消臭剤を取りに……!」

リーリィ@GM:「うおー! がんばれなのです!」

GM:はい。というわけで

GM:森にいきます。このやばい臭いをなんとかするために

レーヴェ:消臭剤 森の香り

クシナ:あとナリアはお説教を少し受けました

GM:脱臭を忘れると即座に起こる悲劇

リディ:呪いを背負うとはこういうことだ……

クシナ:ルルは背負っていきます

クシナ:行くまでに蘇るだろう……

レーヴェ:定期的に悪臭放出させる管理をしていなかった従者の責任もあるのでは?(飛び火)

クシナ:成程

クシナ:リディもお説教のお時間

クシナ:か……?

リディ:ヤダーーー!!!

GM:飛び火

ナリア:お説教

ナリア:お説教かなしい

クシナ:まぁ匂いの方ではない

クシナ:蹴破ったほうだな

クシナ:レーヴェさんが封をしたこともお説教対象では?

クシナ:ゴゴゴゴ

GM:お説教範囲が広がっていく

リディ:ほぼ全員お説教タイム!

レーヴェ:怒ってるクシナさんも素敵……

ナリア:「だって『かんき』ってくうきのながれよくすることでしょ?」

クシナ:「換気には風の流れを作る必要があるからな」

クシナ:「窓も開けなければならない」

クシナ:「そして扉を開けるのも正しい」

リディ:「そう……ですね……」 あながち間違いではない……

クシナ:「が、蹴破るのはさすがにダメだぞ」

ナリア:「なるほど、マドもけらないといけないかったのか」

ナリア:「あれちがうの?」

クシナ:「ああ、蹴破ると壊れてしまうだろう」

クシナ:「人のものを借りているからな、丁寧に扱わねばならない」

ナリア:「どうして、このせかいはこんなにモロイんだろう……」

クシナ:「匂いの暴発やら寝相やらは仕方ないのないことだ」

クシナ:「そんなものは怒りはせんよ」

クシナ:「ふむ……まぁ、そうだな」

クシナ:「少しずつ慣れればいいだろう、任せたぞリディ」

リディ:「……そうだな、これは俺の責任でもある……」

クシナ:「いや、そこまで重く考えなくてもいいが……?」

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