シーン3:アーラ姫の国・2
GM:さて川。30分ほど歩けばつきます
GM:腰ほどまでの深さの丁度いい清流
ルル:誰の……腰ほどまでですか……
GM:…………
ルル:リディのって言われたら沈む
リディ:ルルちゃんはちんまいのでリディの腰サイズだと沈みますね……(
レーヴェ:幼女の腰の深さでもまあまあ深いよ
GM:深さ……60cmくらいってことで……
ルル:……肩くらいまでなら出るな!
レーヴェ:風呂
GM:水風呂
GM:まぁ浅いところもあるから
GM:ちゃぷちゃぷしてて
ナリア:高所からの飛び込みやりたい
レーヴェ:クシナさんの中身が戻ってくるまで河原に横たえて幼女たちを見守っておこう
GM:望めば生まれます。いい感じの高台と深みのある水底が
リディ:望めば与えられる世界か~
アーラ姫@GM:「そーれ! どぼーん!」
ナリア:「いっくぞー!」
GM:アーラ姫はやんちゃにきれいなドレスのままダイブしてはしゃいでいます
ナリア:服の重みで泳げなさそう
クシナ:中身は城の夢を見る
アーラ姫@GM:「あははは! 今日はおしごとなんてないし、たーのしー!」
ルル:「そりぇーい!」 ナリアに続いてどぼーん
ナリア:「わー! つめたーい!」
リディ:「川で水浴びなんていつ以来だろうな」 靴を脱いで足先だけちゃぷちゃぷするよ
ソルス@GM:「いいなぁ、わたしもちょっと……いやいや」
ソルス@GM:ここは魔域魔域、と呟いて頬をぺしぺしと叩いています
レーヴェ:「どうぞ、行ってきてください。いまはまだ何もないでしょうから」
ナリア:「ソルスなにしてるのー! はやくいくよー」
ナリア:腕引っ張って崖まで連れてくわね
ルル:「楽しまないともったいないよー!」 ノシノシ
ソルス@GM:「い、いいのかな。えっと……じゃあちょっとだけ!」
ナリア:「ほらソルスもとんでみなよ!」
レーヴェ:周囲の警戒はこっちでやっとくからよ……遊んどいで……
GM:服のまくってあんまり濡れないように気を使いながら
GM:わいわいと水遊びにソルスも加わっていきます
ソルス@GM:「着替え持ってきてないから、ずぶ濡れになっちゃわないようにね!」
レーヴェ:上流からどんぶらこしてきたりとか森の奥からこんにちはとか そういう異変には気がつけるようにしておこう
アーラ姫@GM:「着替え? いいのよそんなのぜーんぶ出てくるんだから!」
アーラ姫@GM:「なんだって欲しいものが出てくるのよ! お姫様になりたいって思ったらお姫様にだってなれるの!」
アーラ姫@GM:「すてきでしょ? やりたいことをやれるしなりたいものになれるのよ!」
クシナ:(それなら着替えの水着を出せばいいのでは)
GM:アーラ姫はドレスのままダイブってみたかったと供述しており
クシナ:なら仕方ない……
ナリア:「え、そうなの! じゃあわたしサカナつりしたい!」
ソルス@GM:「でも、それは魔域だからで……本当はそんなことなんてないんだよ?」
アーラ姫@GM:「つまんないこと言うのね。ほら!」 とアーラ姫が腕を広げると魚がぴちゃぴちゃわいてきます
ナリア:「ホントだーっすごーい」
ナリア:手づかみよ
アーラ姫@GM:「へっへーん。あなたたちもいいのよ? ずっとここにいても。特別にゆるしてあげる!」
GM:こんな感じでアーラ姫は好き放題できるこの魔域での生活にすっかり増長してしまっているようです
リディ:なんでも叶うんだもんな……
レーヴェ:3日くらいで飽きるんとちゃうか と言いたいところだけれど足止めが目的って言われとるしな
ルル:早急に飽きてもらう必要が
クシナ:なんでもかなうのさ……
クシナ:皇子様だってきっと呼べる
クシナ:世界を欲すれば世界すら……
クシナ:ゴゴゴッ
レーヴェ:もしかして一緒に死んでくれる殿方も!?!?
GM:何回死んでも生き返る殿方も!
レーヴェ:それはゾンビ
GM:そちら側から特になにもなければ、ひとしきり遊んで満足したら城に戻ることになります
クシナ:まぁ
クシナ:遊んでる間に魔法の効果は切れるだろうから
クシナ:普通にこちら側に視界を戻そう
GM:お城の方は変わったことはないですね。おもちゃの兵士が巡回しとるわ。ってくらいです
ルル:「どーしようねー」
レーヴェ:「わたくしは、申し訳ないのですけど。あまり長居したくはないですわね」 困ったように笑いながら
アーラ姫@GM:「ええー? どうしてよ」
クシナ:「この森の奥には獣がいるらしいな」
アーラ姫@GM:「うん? ああ、なんかいるみたいね。兵士たちがやっつけてくれるから、あたし見たことない」
クシナ:「兵士が倒している獣とは何だろうな」
アーラ姫@GM:「えー? うーん、オオカミとかじゃないの?」
クシナ:「さてな」
ルル:「見に行ってみる?」
アーラ姫@GM:「なんかこわそうだからヤダ!」
クシナ:「姫が望めば何でもできるならば」
クシナ:「見に行っても問題はあるまい」
クシナ:「好奇心は猫をも殺すが、この世界では好奇心で姫は死なん」
アーラ姫@GM:「みたいの? どうしてもって言うならいいけどー……」
GM:しょーがないなーって言いながら岸に上がったアーラ姫はどこか慣れた様子でドレスの裾を絞って水をぱしゃぱしゃはたいて
アーラ姫@GM:「森にいくなら着替えないとね。あたしの着替えちょーだい!」
アーラ姫@GM:と侍女に呼びかけます
GM:が
おもちゃの侍女@GM:「ありません、アーラ姫」
アーラ姫@GM:「へ?」
アーラ姫@GM:「な、なんで……?」
おもちゃの侍女@GM:「だって誰もお洗濯しないんですもの」
ナリア:流れ変わったな
おもちゃの侍女@GM:「お洗濯なんてしたくありません」
レーヴェ:それはそう
リディ:む……
ルル:「侍女とは……?」
アーラ姫@GM:「なんでよ! あんたたちやってよ!」
アーラ姫@GM:「なんでもやってくれるんでしょ!」
おもちゃの侍女@GM:「そんなことは一言も言ってません」
おもちゃの侍女@GM:「あなたがそう勝手に思っていただけです」
おもちゃの侍女@GM:「ここはあなたのやりたくないことの無い世界」
おもちゃの侍女@GM:「お家の仕事、お洗濯の仕事、それをやりたくないアーラ姫の望みを叶えた世界」
おもちゃの侍女@GM:「アーラ姫がやりたくないことは誰もしない世界」
アーラ姫@GM:「じゃ、じゃあ……お着換えはどうするの……?」
おもちゃの侍女@GM:「さぁ? ご自分で考えてはどうでしょう」
GM:そう無機質に答えた侍女は、ふっと煙となって姿を消します
クシナ:忍びメイド
アーラ姫@GM:「え……。え……?」
GM:突然のことに困惑しきりのアーラ姫
GM:青空の広がっていた空は、いつの間にか曇り空になっていきます
クシナ:「ふむ」
クシナ:アーラの背丈に会いそうな服は私は持っていない
レーヴェ:「……ひとまず、濡れた服を乾かしましょう。このままでは風邪を引いてしまいますよ」
レーヴェ:焚き火の準備しよう
クシナ:「怪しい空模様になってきたな」
ソルス@GM:「待って、一雨来そうだよ」
ソルス@GM:「先にお城に戻った方がいいかも」
リディ:「乾かすまで持たなさそうか?」
クシナ:「ああ、とりあえず服は脱いで、誰か少し大きめの布でも羽織らせてやれ」
アーラ姫@GM:「そ、そんなの……晴れなさい! 晴れなさいったら!」
GM:アーラ姫は声を張り上げますが、さっきまでと違って空模様はまるでアーラの声に応えません
アーラ姫@GM:「どうしてよぉ……」
クシナ:「30分程度ならすぐに戻れはする……」
ルル:「ほらほら、戻るよー、部屋の中でも遊べるし、ね?」
レーヴェ:毛布でくるもう
ソルス@GM:「うん、じゃあわたしの上着を貸してあげる。泣かないで、ね?」
GM:ぐずりそうになるアーラをなだめつつ
ルル:ぐーるぐーる
クシナ:「やりたくないことをやらない世界か……」
GM:ドレスを脱がせて毛布と上着でぐるぐるさせて
リディ:帰りはリディが一番前を歩くことにしよう……
GM:みなさんが城に戻ると、その直後に大雨が降り出します
GM:ざあざあと降り出す雨
GM:それをあやうく免れたみなさんですが、さっきまで自由にできると思っていたことが何もできなくなって、アーラはひどく戸惑っているようです
アーラ姫@GM:「なんで……どうしてよぉ……」
クシナ:「あの侍女の言葉通りなんだろうな」
クシナ:「誰もやらん、其れだけだ」
ルル:「お願いが叶う回数とかもあったりして」
ルル:うまい棒でだいぶ消費された可能性が
GM:草
クシナ:「この世界における食料や衣類など、有限だったかもしれん」
クシナ:「つまりは、菓子もないかもな」
リディ:「なるほど、その限界を迎えたわけか」
ソルス@GM:「やりたくないことのない世界……か」
ルル:「うまい棒ならいっぱいあるよ!」
ナリア:「おいしい!」
クシナ:「……まぁあるな」
クシナ:「それが貯蓄されていたんじゃないか」
アーラ姫@GM:「もういらないそんなの!」
クシナ:>そんなの<
レーヴェ:コンポタ3000本だったら飽きちゃうかもな……
ルル:「おいしいのに」 さくさく
クシナ:「ふむ……」 アーラ姫の視線に合わせてしゃがみ
クシナ:「それでは何が欲しいんだ」
アーラ姫@GM:「ほしいものなんてない……やだっただけだもん……」
クシナ:「ほう……」
クシナ:「買い物とか、掃除とか、洗濯とかがか」
レーヴェ:「おうちのお手伝いが、ですか?」
アーラ姫@GM:「毎日毎日お母さんのお手伝いでお洗濯お洗濯お洗濯……」
アーラ姫@GM:「手も痛いし水も冷たいし楽しいことなんてなんにもない!」
アーラ姫@GM:「あたしお母さんの奴隷じゃないもん!」
アーラ姫@GM:「おうちのお仕事なんてしたくない! もっと楽しいことしたい!」
アーラ姫@GM:「そう思っただけだもん!」
クシナ:「確かに痛いし冷たいし楽しくないな」
クシナ:「そうか……」
アーラ姫@GM:「それの何が悪いの!?」
クシナ:「それは正しい感情だよ」
ソルス@GM:「…………」
クシナ:「やりたいことはやりたい、当然だ」
クシナ:「外で遊ぶことも」
クシナ:「水場でびしょ濡れになるほど泳いでも」
クシナ:「それは別にやってはいけない事ではない」
クシナ:「ただ、そのあとは誰かが洗濯したり、拭いてくれたり」
クシナ:「遊んで帰ったらご飯があったり」
クシナ:「お菓子があったり」
クシナ:「それらは誰かがやってくれていたことだ」
クシナ:「楽しいことをするために、誰かが助けてくれている」
クシナ:「覚えはあるんじゃないか?」
アーラ姫@GM:「う……」
ルル:「(家出してきてる以上なんも言えないルルなのであった)」 サクサクサクサク
クシナ:後ろにナイフが!!
クシナ:「洗濯は確かにつらかったかもしれないが」
クシナ:「つらいことを誰かがして、初めて楽しいことをやる時間があるんだ」
クシナ:「アーラ」
クシナ:「楽しいことを沢山、これからもしていくために、誰が一緒にいてほしい」
アーラ姫@GM:「……お母さん」
クシナ:「なら、帰ろう」
クシナ:「お母さんはアーラを心配して、私たちをここに送った」
アーラ姫@GM:「そうなの……?」
クシナ:「ああ、だから戻ったらちゃんと話しておきなさい」
ルル:( ˙꒳˙)b サクサク
クシナ:「人を雇うのは難しいことだからな……」
クシナ:「だが、それをしてでも見つけたかった」
クシナ:「帰ってきてほしい」
アーラ姫@GM:「うん……いなくなってごめんなさいって言うよ。いつもありがとうって言うよ。だから……」
アーラ姫@GM:「あたし、かえ――」
クシナ:「それで……」 撫でようとするが
GM:アーラが立ち上がろうとした時
GM:その体が急に、ガラスのように変質していきます
レーヴェ:石化亜種
アーラ姫@GM:「な……え……?」
GM:瞬く間にその体はガラス──いや、鏡のように
GM:少女の身体が平面となって、1枚の鏡になってしまいました
クシナ:「……んな」
レーヴェ:「ど、どうなってますの……?」
ルル:「!? ゲホッ、エホッ……え、急に何事!?」
クシナ:「……これはどういうことだ?」
リディ:「これは……! どうなってやがんだ……!?」
???@GM:「あーあ、間に合わなかったね」
ナリア:「アエ!?(だれ!?)」
サテュ@GM:「魔域の核に囚われた。魂を浸食されすぎたんだよ」
クシナ:テメェら口の中のもん引きずり出してやろうか!!? オオアオオオン!!
リディ:クシナさんの逆鱗に触れるうまい棒……
ルル:引きずり出さずとももうそこら中に……
クシナ:「囚われた……」
レーヴェ:「それは……願いの叶えすぎということですか?」
クシナ:「これがとどめていた理由か」
サテュ@GM:「そういうこと。まぁ、あんなうたかたの夢、願いを叶えたなんて言えないようなまがい物だけどね」
ルル:「うまい棒いっぱい出したばっかりに……」
クシナ:「サテュに聞くことじゃないかもしれんが、戻す方法はあるのか」
サテュ@GM:「さぁ? アビスコアと一体化してるからね、ボクには戻せないように思えるけど」
クシナ:「……ふぅむ」
クシナ:「取り込まれた、といえば」
クシナ:「ソルス、何か良い案はないか」
ソルス@GM:「……“黒劔”があれば」
ソルス@GM:「切り離すこともできるかも、だけど」
クシナ:「しかしあれは……」
ソルス@GM:「もうあれは……」
クシナ:脳裏によぎる彼の死にざま……
クシナ:(GMシーンで生きていた気がするがクシナは知らん!!!)
リディ:メメタァ
GM:崩壊する魔域に残って生きてるわけないヨ。ハハハ
レーヴェ:HAHAHA
ナリア:牛と一緒にどっか行ったんだっけ
GM:牛は普通に物理的に死んだけどね
GM:黒劔を抱いて崩落する魔域と共に消えた、というのがあなたたちの認識かな
クシナ:「……崩壊する魔域がどうなるのか」
クシナ:「その真実の先に、もしかしたら黒劔があるのかもしれん……」
クシナ:「だが……それは彼奴の墓暴きをするようなものなんじゃないか……?」
サテュ@GM:「さて、ここにアビスコア。ボクは番人。君たちは奈落に囚われた冒険者。さぁどうしようか?」
レーヴェ:「……アーラさんが取り込まれてしまったとなると、ここはもう誰の願いも叶えない魔域になるんでしょうか」
サテュ@GM:「誰の願いも……それはどうかな」
サテュ@GM:「何者かの意思はずっと感じているよ。この魔域にね」
クシナ:「そうだな」
クシナ:「サテュを呼びよせた何かがいる」
クシナ:「これはアーラのそれだけではどうしようもない」
クシナ:「……そこまで行かねばならん」
クシナ:「だが…それは邪魔するか、サテュ?」
ナリア:「じゃあそのひとにオネガイすれば、アーラはもとにもどるんだね」
レーヴェ:「ああ、そうではなくて……“黒劔”を一時的にでも生み出せたら、と思ったのですけど」
クシナ:「そんなことが可能か?」
クシナ:「試してみるだけ試してもいい気はするが……」
レーヴェ:「まやかしの“黒劔”がどの程度の力を発揮するかはわかりませんが……」
ソルス@GM:「ダメ。仮にできたとしてもそんなことを願ったらアーラちゃんの二の舞だよ」
クシナ:「……」
ソルス@GM:「“黒劔”にも満たない半端ものだけ残して取り込まれてしまうことにだってなるかも」
クシナ:「あれはそれぐらい力のあるものだったな」
レーヴェ:「世の中そううまくはいきませんのね」
クシナ:「……なら、やはり行ってみるしかないか」
クシナ:「この城のどこかにそいつはいるだろうしな」
リディ:「……『何者か』のところへか」
サテュ@GM:「あくまで足掻くのかい。そういう人族を眺めるのは嫌いじゃないけどね」
クシナ:「……(“彼”のことを想いだしつつ)」
クシナ:「…………救えないのは好きではないからな」
サテュ@GM:「ならそうだなぁ、一つ怪しいところに案内してあげよう。コアの破壊につながることじゃなければボクの行動への拘束は緩いみたいだし、たぶん大丈夫だろう」
サテュ@GM:「ついてくるといい」
GM:そう言ってサテュはあなたたちを手招きし、城の奥へと案内します
クシナ:「助かる」
クシナ:「お前たちもいい加減うまい棒を食うのはやめろよ?」 ナリア&ルル
クシナ:取り上げます
GM:うまい棒……
リディ:†LOST UMAIBOW†
レーヴェ:袋の中で粉々になっちゃった……
GM:サテュに案内された先にある、城の地下へ続く階段。そこを下っていくと
GM:真っ黒い穴があります
GM:奈落の魔域の入り口とよく似たものですね
ルル:「魔域に魔域が!」
クシナ:どこぞかで見たことがありそうな穴だな
クシナ:「魔域の中に道ができてるのを見たのは初めてではないだろう」
サテュ@GM:「変だよねぇ、魔域の中に魔域なんて。崩壊の時の入り口とも違う」
クシナ:「…………」
クシナ:「なぜこれが…また」
ルル:「……………」
ルル:「……そういやそんなことも…」
クシナ:「………危険は承知…だが、私はこの先を視なければならない気がする」
レーヴェ:「行かない選択肢はないですわね」
クシナ:「……サテュには悪いが、ここでサテュを倒せば戻れるかもしれんぞ」
クシナ:「あの戦いを超えて……またこのような事象に手を出す必要もない……戻る方法はすでにある」
リディ:「冒険者は、足掻くのも仕事だ」
レーヴェ:「それはアーラさんのお母様との契約不履行ですわ、クシナさま」
レーヴェ:ふふ、と笑って
クシナ:「ふっ……そうか」
ソルス@GM:「みんな一緒なら、きっと大丈夫だよ」
ソルス@GM:「わたしのことだって助けてくれたんだから!」
リディ:「(楽しいことの陰に、必ず助けてくれる人がいる、か……)」
クシナ:リディにも刺さってる!?
ルル:ありがとう助けてくれる人……
リディ:がんばって助ける側になるよ……
GM:怪しい黒い穴に 飛び込みますか?
はい
いいえ
ルル:のりこめー
レーヴェ:行こう行こう きららジャンプで
ナリア:ごーごー
リディ:のりこめー
クシナ:いくぞー
GM:では、あなたたちは黒い穴へと飛び込みます
GM:ギュウゥーン
GM:ねじれるような感覚と共に、暗闇の渦巻くような空間へとあなたたちは出ます
GM:そこには象の頭を持ち、猛禽の胴体を持つ異様なモノが
GM:小さな鳥かごのようなものに入れられた、浮かぶ白い光をまるで祭壇のような台座に捧げています
クシナ:なんだここ
クシナ:「……なんだここは」
象猛禽@GM:「%&+#*」
クシナ:「……」
象猛禽@GM:魔神語わかる人おったっけ
クシナ:いるはず
レーヴェ:はいはーい
象猛禽@GM:おった
ルル:ノ
クシナ:私もいけたわ
ルル:我バードぞ
象猛禽@GM:『何者ぞ』
レーヴェ:通りすがりの冒険者だ 変身!
象猛禽@GM:ソレは予期せぬ闖入者に、
象猛禽@GM:不愉快そうな声をあげて睨め付けます
クシナ:『探し物をしに来た』
クシナ:『……一般冒険者だよ』
象猛禽@GM:『供物を我が神へと捧げるその祈りの邪魔をするならば』
象猛禽@GM:『貴様らの魂も神への供物としてやろう』
象猛禽@GM:『キィアアアアアア!!』
象猛禽@GM:雄叫びを上げ
象猛禽@GM:鋭い爪を顕わにした魔神は有無を言わさず襲い掛かってきます!
レーヴェ:「……来ます!」
クシナ:「……対話は無意味か」
クシナ:「……そうだな、魔神とはそういう生物だ」
ルル:「逆に言えば倒せばいい、分かりやすいタイプだね!」
クシナ:「ああ、各自構えろ……さっさと“つぶす”ぞ」
ルル:「はいよ!」
リディ:「魔神語はサッパリだが、譲ってくれる気のねえことはビンビン伝わってきたぜ!」
ナリア:「コレにニオイ聞くかな!??」
ルル:「効くんじゃないかな? 鳥だし?」
ナリア:「ならかてる!」
象猛禽@GM:戦闘です! こいつはボスだぜ




