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シーン3:無限回廊・3

 宝箱に扮していたデックチェストトラップ+2との戦闘……だが、さすがに冒険者たちの敵ではない。2Rで軽く捻って爆発四散。


ナリア:「これはルルのぶん! これもルルのぶん!! そして……これがルルのぶん、だあ!!」

レーヴェ:「お見事です。手早く片付きましたわね」

リディ:「ああ、あっという間だったな」

ナリア:「ふふん♪ でっしょー(´∀`)」

ルル:「ナリアちゃんえらいぞー!」 うりうり

ナリア:「えっへへ~ルルにほめられた~!」

GM:ということで静寂を取り戻した部屋です

GM:破壊された宝箱からは金貨がじゃらじゃらと漏れ出ていました

レーヴェ:「ここはこれだけ……でしょうか」

クシナ:宝箱以外は何もないか……?

GM:これだけですね

クシナ:探索もなさそうなら右上の部屋に行ってみようか

レーヴェ:安寧の道だ

ルル:GOGO

レーヴェ:「一回りしてきたようですわね」 きょろきょろ

GM:お、上行きますか?

クシナ:みてみよみてみよ

GM:では、例のごとく四角い部屋です

GM:十字に道が繋がっており

GM:部屋の中央には門を象った像があります

GM:そこのプレートには『ここは安らぎ。苦難を選ぶことはない』と魔法文明語で書かれています

クシナ:あらー

リディ:旅人くんが束の間の安らぎを手にした

リディ:例によって探索ですかねー

GM:探索するなら目標14です

リディ:2d+3+3-2 探索判定(レンジャーLv.3+知力B3−屋内ペナ2) SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-2) → 10[6,4]+3+3-2 → 14

GM:ではリディさんは門の彫像の土台の一部の石板がひっくり返せることに気づきます。めくってみると、そこには『災厄が安らぎを覆う時、旅人は先へ進むしかない。振り返る過去がないのだから』と書かれています

リディ:「俺たちもだいぶこの遺跡と波長が合ってきたんじゃないか?」 石版ぺらり

リディ:勝手が分かってきたみたいだぞ かくしか

GM:なんとなくめくれそうな石板がわかってくるリディさん

ナリア:何してでも旅人を歩かせたいこの人は何者なんだ

クシナ:ww

GM:旅しない人なんてただの人じゃん……


 一通り行ける範囲の部屋を見て回った冒険者たちは、いよいよ仕掛けに着手する。

 まずは天使の像がある部屋の敷居は上げたまま、左側にある『災厄』の仕掛けを動かしてみることに。


レーヴェ:命……燃やすぜ! レーヴェが負担します

リディ:ありがとですー

GM:では台座に手をかざしてウオオ! とするとぎゅいいんと力が吸われる感じがします

レーヴェ:ギュインギュイーン

GM:すると、台座からもわもわと黒いもやが出てきまして

GM:3mにも達するような長大な鉈の形を取り、レーヴェさんの手のうちに現れますよ

GM:重さは羽のような軽さです。もやなので

レーヴェ:命を刈り取る形だ

レーヴェ:ではそのまま首を刈り取りましょう。ブゥン

GM:では、レーヴェさんは巨人の肩までひょいひょいと登ってぶんともやの鉈を一振りすると、豆腐のような切れ味で巨人の像の首がすぱりと切れます

GM:ずずず……と斜めに両断された首が自重で落ちると

GM:落ちた首から黒い液体がとめどなくあふれ出しますよ

GM:どぼどぼどぼ

リディ:「! あの巨像の首をあっさりと……!」

ルル:「わーお鮮やかー!」

GM:あふれ出す黒い水は巨人の立つすり鉢状の溝に次々と溜まっていきます

GM:みなさんも出て行かないと沈みますね

リディ:うお結構激しいぞ

リディ:退避退避

レーヴェ:「あふれる前に移動致しましょう!」 肩から飛び降り

ルル:「おー!」

GM:だばだば。みなさんが退避してもなお出続ける黒い水はやがて巨人すらも覆いつくし、部屋の外まであふれだします

レーヴェ:女神像の部屋までいかんとだめか。スイッチ押す役の人はよじ登らんとだが

GM:通路を流れ、隣の部屋まで達した水は仕切りに阻まれ↑の道へと流れていきます

GM:どばどば

GM:そのまま溢れていく水は溝に沿って流れていき

GM:雷の落ちる針までそれが達した時

GM:雷鳴と共に黒い水が一気に燃え上がります

GM:劫火と化した水は蝋の壁すらも溶かして進み

GM:蝋を溶かし尽くした頃にようやく黒い水は出なくなり、燃料を無くした炎も消え去りました

GM:というわけで蝋の通路を通れるようになったよ

レーヴェ:ワーイ

リディ:左に行けるぞぉー

レーヴェ:「まあ、蝋がなくなっていますわ」

リディ:「さっきの水で燃え上がったんだな」

レーヴェ:「先へ進めそうですわね。行ってみましょう」

リディ:「だな。ここにも手がかりがあるといいが……」

GM:ではそのままそっちに進むでいいかな

レーヴェ:いいYO

ルル:YO

GM:あいあい。溶け残りの蝋でちょっとぬるっとする通路を進んだ先

GM:そこにあるのは今までよりもちょっと狭い、半径5mほどの円形の部屋です

GM:その中央に半球状のドーム……っていうか像っていうか……なんだ。オブジェか。があります

GM:例のごとくプレートが添えられており

GM:『終わりを臨むならば陽を灯せ』と魔法文明語で書いてあります

GM:半球の頂点になんか押せそうなところがありますね。スイッチ的なサムシングの

レーヴェ:ポチ……ポチ……

リディ:でっぱっているものは おしたくなるんだなあ みつを

GM:押してもいいし……押さなくてもいい……

レーヴェ:先に部屋の中の探索したりプレートひっくり返したりしてみますか

ルル:押す!!

GM:押したぁ!

レーヴェ:ちからづよい

リディ:クッ クシナさんがいないあまり制止が出遅れたぞ!(?

GM:ぽちっとな

GM:ぺかーっと半球が光ります。ぼんやりとした朱色の明かりは、夕陽を思わせますね

GM:プレートはくっついててひっくり返せませんでした

リディ:あれま

GM:探索はするなら13で

ルル:2d+7 SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[2,4]+7 → 13

GM:ではルルさんは壁に引っかき傷のように刻まれた文字を見つけます。例のごとく魔法文明語ですが

リディ:「ルル様、中身は分かりますか?」

ルル:「よめない!!」

GM:『天使の福音は呪いだ。陽が落ちぬ永遠なんて誰が望んだ』

GM:と書かれています

ルル:らしいです

リディ:まるうまぁー ありがとうございます

レーヴェ:なるほど

ナリア:「どういういみー? わからないから、だまってみんなについていくだけになってるけど」

ルル:「('▽')」

ルル:「('▽')?」

レーヴェ:「石扉の前にあった天使像と関係しているのでしょうか」

リディ:「確かに、思い当たる節と言えばそれくらいしかないな……」

GM:とりまここで出る情報は以上かな

レーヴェ:「きっと、クジラの部屋の仕組みも先程の巨人の部屋と同じものなのでしょう。そちらも動かしてみましょうか」

リディ:「一旦ここを離れた方がいいか」

GM:クジラもしばきにいきますか?

レーヴェ:ガシャスイッチ1の敷居を上げてクジラ撃ち落とそう

クシナ:撃ち落とせー!

GM:何で撃ちますか

レーヴェ:HPで撃っていいんじゃないすか オラッ生命エネルギーくらえ!

GM:ほいほい。ではHP吸わせるとまたもやがもやもやーっとして黒い弓矢ができあがります

リディ:もらがもらもらーっと

レーヴェ:もらもらしてきた

ルル:もらー!

GM:どこからともなく陽気な音楽が

ルル:デンデレッデデデデンデレッデデデデンデレッデデデデンデレッデデデ

ルル:ヘェェェェェェェェエ

クシナ:とりあえず撃ち落とすのだ

レーヴェ:弓矢の使い方わかるのかなこの人。オート照準だといいな

クシナ:リディが後ろから支えてやればええんちゃう

クシナ:シューターでもあるから弓の扱いも多少は知っているさ

レーヴェ:大変だ、惚れちまうぜ

リディ:共同作業!

GM:では共同作業で弓をクジラの

GM:目ん玉にシュゥゥー!

ナリア:ナリアも応援して手助けします。

ルル:じゃあルルも手伝う

GM:カオスってきた

レーヴェ:戦隊の必殺技の様相をなしてきたぞ

リディ:「力んではダメだ。そう、その具合で……」

レーヴェ:「(ああ~っ、困ります、困りますわ!!)」 めっちゃ力入りそう

クシナ:弦を引きちぎりそう

GM:必要以上に引き絞られた弓から放たれた矢がクジラの目をぶちぬく。めちゃイタイ

クシナ:ギャース

ナリア:「ふれー! ふれー! レーぇヴェ! がんばれがんばれリ・ディ・イ!」

ルル:応援に合わせて演奏

GM:ドス! と弓矢が突き刺さると、ばちん、と閉じられたクジラの目が閉じられダバーっと水が落ちてきます

GM:そらもう滝のように。ドドドドドドド

レーヴェ:「よ、よかった……当たりましたわね……」 どきどき

リディ:「見事だったぞ。レーヴェのセンスなら、弓も手習いを受けたらあっさり使いこなせるんじゃないか?」

レーヴェ:「まあ、そうでしょうか……あまりおだてられても花くらいしか出せませんわ」 ぽぽぽ 髪のお花が開いていく

クシナ:私は何もしないで見ている……

レーヴェ:退避じゃ退避

クシナ:退避退避

リディ:にげにげー

GM:ちょっと離れておかないと流されちゃいそうな勢いで流れる水は隣の部屋の敷居に防がれて上の方へと進み

GM:大樹の像へとびしゃーっとなだれ込みます

GM:すると、みるみると底なし穴になっていた通路に木の根がにゅるにゅるっと伸びていき、道となります

クシナ:そこの2人はさっきちゃんと退避したかね

クシナ:してないなら担いでいくが

クシナ:いや泳ぎそうだな

クシナ:担ぐか

クシナ:わっしょい

クシナ:米樽のように肩に抱えてゴゥ!!

ルル:「あー」

リディ:手伝いまっせー

クシナ:じゃぁナリアさんを任せる

クシナ:私はルルを担ぐぜ!!

クシナ:ウオー!

クシナ:ビューン

ナリア:ナリアchang、なみのりライドしていけ

リディ:「さ、ナリア様も参りましょう」 ひょい

クシナ:米担ぎはかわいそうだから肩車にしておこう

ナリア:「おー! すすめ、リディごう~!」

クシナ:よっしじゃぁ

クシナ:進むか

GM:では木の根の道の先

GM:蝋の通路の先と同じように円形の部屋に半球のオブジェがあります

GM:いつものプレートには『始まりを臨むならば陽を灯せ』とありますね。やっぱり頂点にスイッチがあります

クシナ:ンじゃぁ同じように調べよう

GM:探索は13

レーヴェ:2d6+5 探索判定 SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

ルル:2d+7 SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[2,4]+7 → 13

GM:レーヴェさんとルルさんはこちらにも壁に刻まれていた文字を見つけられます

GM:『天使の福音は呪いだ。変わらぬ始まりなど誰が望んだ』と書いてあります

ルル:よめん

レーヴェ:よんでー

クシナ:翻訳翻訳

クシナ:まぁとりあえず押してみてもいいんじゃない?

クシナ:スイッチ(

レーヴェ:スイッチ係!

ナリア:はい!

GM:ぽちっとな?

リディ:愛の共同作業

ルル:一緒にぽちっと

ナリア:「な!」

ルル:「なー!」

GM:ぽちっとすると、ぺかーっと光ります、まばゆく光る白色の明かりは朝日を思わせますね

GM:それと、どこかでガコン、という音がしました

クシナ:がこーん

リディ:「ふむ……さっきの部屋と明かりが灯るのは同じだが……」

クシナ:女神部屋に行ってみるか

クシナ:そっちの方角でいいのかしら(

クシナ:音

GM:天使部屋の方だね、音

クシナ:それじゃぁいってみようか

クシナ:スイッチ押してるのでルルは降ろし済みと思って

ルル:自由だ!!

GM:はい、では天使部屋まで戻ると

GM:相変わらずにこやかな慈愛の笑みを浮かべた天使の像の後ろにあった石扉が開いています

GM:扉の先は真っ白な光に覆われていて、先の様子は見えません

GM:コオオオオ

ナリア:進みたい!

クシナ:まぁ進んでみてもいいんじゃないかな

ナリア:「すごいひかってる! いってみようよ!」(ダッシュ

GM:では扉を通り抜けると

GM:一瞬の浮遊感のようなものを覚えて光を踏み越えた先、いつもの四角い広間に出ます

GM:中央には家や畑を象った……『村』の彫像って感じのものがあります

GM:また、3方向に通路がありますね

クシナ:後ろには戻れる?

GM:みなさんは扉を潜り抜けたらいつの間にかこの部屋に立っていた、という感覚で、どこかの通路から来たという気はしません

クシナ:ほいさー

クシナ:コンパスを見る

クシナ:羅針盤だったわ

GM:同じようなもん

GM:羅針盤を見ると、壁の方へと針が向いてますね。

  ↑

 ← →

  壁

GM:って感じで通路あるんですが、壁の方向いてます

クシナ:ふむ

クシナ:いったん探索してから右にでも進んでみようか

GM:探索どうぞ。10です。あとプレート忘れてたね。あるわ

クシナ:プレートぉ!

GM:『ここは安らぎの村。永遠の安らぎがここにある』って書いてます

クシナ:2d+2 探索 SwordWorld2.5 : (2D6+2) → 10[4,6]+2 → 12

ルル:2d+7 一応振っておこう SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[4,2]+7 → 13

リディ:2d+3+3-2 探索判定(レンジャーLv.3+知力B3−屋内ペナ2) 一応振るよ SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-2) → 6[1,5]+3+3-2 → 10

GM:うん、ではクシナさんはプレートのすぐ下のあたりに『旅に出るんだ。安らぎは停滞だ』と刻んであるのを見つけられます

クシナ:とりあえず共有して適当に右から行ってみよっかー

クシナ:歩むのだ

クシナ:右の手戦法

GM:右に行くと、見覚えのある門のオブジェがある広間に出ます

クシナ:ここは安らぎ~

クシナ:っていうあれか

GM:ここは安らぎ

GM:そう

レーヴェ:ここに繋がってんのか

クシナ:とりあえずこの周辺ぐるっと回ってみようか


 冒険者たちは、門を象った像のある部屋から伸びる未探索の通路の先を確かめる。残りの通路は2本とも突き当りの部屋に続き、そこでの探索判定によって〈救命草〉〈魔香草〉を1個ずつ入手することができた。

 一行は『安らぎの村』の彫像がある部屋へ戻り、こちらも未探索エリアの探索へ向かう。まずは南側の部屋へ移動。


GM:ここも四角い部屋で突き当りです。中央には泉があります

GM:ほどよい深さの泉で、みなさんの腰ほどまで……水深80cmぐらいかな?

GM:透き通った綺麗な水です

クシナ:成程

クシナ:ルルとナリアの手を掴んでおきます

ルル:('ω')

ナリア:ルルと一緒ならおとなしく付いていきます。

クシナ:お手つないで探索タイムだ

レーヴェ:泉の周囲にはなんもない?

GM:泉の前に台座があって、『癒しの泉。留まるものに安らぎを』と書かれています

クシナ:これはヒーリングスポットに違いない

ナリア:MP回復したひ

レーヴェ:ペロッ……これは水!

GM:くくく……水に浸かって休んでみたいというならば休んでみるがいい……

GM:うら若き乙女の水浴びタイムができますよ

クシナ:水には一応薬学か何か振ってみるか

レーヴェ:その間に室内の探索しますね

GM:薬品学どうぞ。目標8です

クシナ:2D+4 SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[4,4]+4 → 12

GM:ぺろっ……これはミネラル豊富な水だ!

ルル:天然ミネラル

クシナ:飛び込んでも問題はなさそうだし手を離しておく

GM:害はないですし、むしろ体にいいですね

GM:室内探索どうぞ。目標13です

ルル:2d+7 SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 7[1,6]+7 → 14

クシナ:「飛び込むのだけはシナイヨウニナ」

ルル:「振り? 振りってやつ? ねえ?」

クシナ:「私がそんな振りをするような性格に見えるか?」

クシナ:ジッッと見つめてる

ルル:「もしかしたらそういう可能性も……!」

ナリア:「がまんできないっ とびこめー!」

クシナ:横で飛び込むナリア嬢

リディ:「おわっ、ナリア様!」 はじける水しぶき!

クシナ:手をつないでいた当たり一番近くにいたであろうクシナへクリンヒット

クシナ:バシャー

ナリア:「きもちいいよ!」

ルル:「あっ! ずるいルルもー!」

ルル:バチャァ

ルル:クシナにバチャァ

クシナ:バシャァ

レーヴェ:「リディさま、クシナさま、大丈夫ですか?」

クシナ:「……」

クシナ:左右からの水攻め

リディ:「ぶえっくし」

ナリア:ここで足の悪臭を爆発させたらどうなるんだろう……

GM:ひどいことになりますね……

レーヴェ:ふつうに最悪で草

クシナ:W

リディ:大災害ですね……

ナリア:試してみたい好奇心もありますが、これはボスに叩き込むって決めてるから……

リディ:「あ、ああ、俺はなんとか大丈夫だ」

クシナ:フルフルっと水を飛ばして

クシナ:「……問題ない」

ナリア:「(≧▽≦)♪キャッキャッ」

ルル:\わーわー/

GM:飛び込むついでにルルさんは泉の底に何か書いてあるのを目ざとく見つけることができます

クシナ:文字を見つけるが……?

クシナ:>魔法文明語<

クシナ:ってことですね

ルル:いつものやつ

GM:『炎が地を舐め尽くそうといずれは新たな命が生まれるだろう。水が全てを押し流そうといずれは命は甦るだろう。しかし全てが焼き焦がれ、流されてしまったならば、残るのは滅びだけ』

GM:魔法文明語ってことですね

クシナ:マァ言われればゆっくりと見に行くよ

ルル:滅び/Damnation

クシナ:帰りに2人を抱えて戻ってくるが

クシナ:わきに抱えて(

ルル:水揚げ

GM:ついでに水に浸かった人たち、HPとMPを2d点回復どうぞ

(※全員で泉に浸かり少量回復)

クシナ:最後の部屋行ってみようか

クシナ:ホールドしたまま

GM:ガッシーン、ガッシーン

リディ:タオルかなにかないかなーと思ったが冒険者セットには含まれていなかった……

GM:毛布はあるぞ

クシナ:毛布で拭くのだ

リディ:毛布で拭いちゃうか!

GM:通路の先。四角い部屋の中央に門の彫像があります。安らぎ部屋とよく似た構造ですが、ここは突き当りで他に道はありませんね

クシナ:ふむ

クシナ:調べてみよう

クシナ:文字からな!

GM:えっとね、文字ね

GM:『人々はあらゆるものを受け入れる。拒むことは無い』と書いてるプレートがあります

GM:ぱっと見でわかるのはいつも通りここまでだね

リディ:「ここも何か別のプレートはないものか……」

クシナ:探索タイムだ!

ルル:いつものやつだ!

GM:探索は目標13

ルル:2d+7 SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 9[6,3]+7 → 16

GM:こなれてきたルルさん、門の彫像の台座の一部が引っぺがせることを見抜きます

ナリア:「……? ルル、なにかあったの?」

ルル:「ふっふっふ、見ててみてて」

ルル:「あ、クシナちょっとかがんで届かない」 じたばた

クシナ:かがむ

ルル:「そぉい!」 ベリィ

GM:ひっぺがせば『村は災厄すら受け入れる。天使の福音さえあれば甦るからだ。しかし、天使さえ目を伏せる滅びが訪れれば……』という文章が刻まれていることがわかります

GM:終盤は掠れて読めないようだ……

レーヴェ:「こんなところに文字が……」

クシナ:「ふむ……」

クシナ:伝えて

クシナ:まぁ

クシナ:ガシャスイッチを両方開けばよさそうね

GM:これで行ける部屋は全部通りましたね

クシナ:両方の敷居外して

クシナ:とりあえず体育座りの旅人の部屋に移動したらどうだろう

ルル:seyana

リディ:旅人くんチェックの時間だ!

GM:では、まず敷居を外しにいく段で迷宮を回っている時に、みなさんは迷宮の状態がリセットされていることには気づけます

GM:大樹の部屋の横の道はまた消えてますし、蝋の通路は復活してます

クシナ:あらま!

クシナ:ドームのあかりも消えてそうね

GM:あかりはみなさん確認の方法がないですが、天使像の扉は閉まってますね

GM:ということを踏まえて

GM:敷居を下げて体育座りのところまでいってもまぁ体育座りしてますね

クシナ:まぁそりゃぁそうね


 一行はもう一度同じ仕掛けを作動させ、スイッチの光を灯す。しかし膝を抱えた冒険者の像に変化はなく、敷居を降ろして激流と“黒い水”が天使の像の部屋にも流れ込むようにしてから三度目の仕掛け作動へ。


GM:さて、クジラの水、巨人の黒水

GM:敷居に妨げられることなくあふれ出したそれらは

GM:天使の像の元まで流れゆきます

GM:そして、天使の像の足元に開く穴へと滝のように落ちていく

GM:すると

GM:慈愛の笑みを浮かび続けていた天使の顔つきが変化します

GM:その表情には憤怒を現わす歪みが張り付き

GM:プレートに書かれていた文章も変化します

ルル:おかーさんよんでよんでー

GM:『我は厄災。斯様な滅びを望むならば、相応しい終焉を与えてやろう』

GM:そして、開いていた扉の先。白い光に満ち満ちていたそれは

GM:先を窺えぬ真っ暗闇へと変化します

GM:ゾゾゾゾゾ

GM:ただならぬ雰囲気だ……

GM:という感じになりました

クシナ:体育座りの人はこれを突き進む勇気を得てしまうのか…

GM:先へ進むために故郷を滅ぼす人ですよ

レーヴェ:不退転の構え

リディ:永遠の安らぎを棄てるというのだな!

クシナ:成程

クシナ:様子だけ見て

クシナ:移動してたら私たちも移動するか(W

GM:ん? 体育座りの人の様子?

クシナ:うむ

クシナ:今度こそ移動してるんじゃないかという期待を寄せている

レーヴェ:もしかして:体育座りの人に期待しすぎ

GM:うむ、では体育座りの人を見に行くと

GM:彼は立ち上がっています。天使像の方を向いて

クシナ:やった! たった!!

リディ:旅人殿 なんとよい場所に立っているのだ

GM:背には弓と鉈を背負い

GM:プレートの文字は『帰り道はもはやない。安寧はもはやない。ただ進むだけだ。もし、俺の後を行くものがいるのならば──』と文面が変化しています

GM:また、台座に触れると力が吸われるような感じがするようになっています。クジラや巨人の部屋と同じ感じのあれですね

GM:吸わせてみたい人がいれば吸われることができます

ナリア:おもしろそうだからやる

GM:ではナリアchangがじゅわーっとHPを吸われますと

GM:プレートにもう一文書き足されます

ナリア:HP-5?

GM:YES

GM:『──良き風が、あなたの背を押すことを祈ろう』

GM:以後、この迷宮を脱出するまでの間に1度だけ、2dを振ったダイスの振り直しを行うことができます

レーヴェ:サンキュール=ロウド

ナリア:振り直しは1人1回ですか

GM:ナリアちゃんだけね。他に吸われる人がいれば同様の効果を得られるよ

ナリア:あ、なるほど

クシナ:全員しておいてもいいかもしれない……

レーヴェ:タダだしもらっとくか!(タダではない

クシナ:リディさんがすごく大変

リディ:みんなやっておこう、リディ野戦病院は準備万端だ!


 旅人の恩寵を受けた一行は、改めてHPやMPを整える。恐らくは闇をくぐり抜けた先に何らかの脅威が待ち構えていることだろう……。

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