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シーン2:黒針の導き

イード@GM:「ま、全部話そうだなんて思うとマジで長くなっちまうからな。掻い摘んで話すぞ」

イード@GM:「15年前、俺が現役冒険者として活動してた頃だ。俺は……いや、俺たちは当時PTを組んでた1人の女に請われてこの村に来た」

イード@GM:「そいつは当時の“時見”、つまりは先代だな。その妹だった」

イード@GM:「当人は“時見”としての力は宿ってないって言っていたが、何がしか第六感がよく働く奴だった。それが何か嫌な予感がするから村へ帰る。よかったら付き合って欲しいってな」

イード@GM:「そいでまぁ、色々とあって、“時見”が封印していたっていう“黒劔”が台座から引き抜かれていたことが発覚したんだ」

リディ:「…………」

イード@GM:「その時は魔神が“黒劔”を握ってやがったな。“黒劔”の力で魔域を生み出し、そいつを広げて第二の“奈落アビス”を生み出そうって腹だったらしい」

イード@GM:「その時のごたごたで何人も死んだ。先代時見の夫……グラビスとソルスの父親だな。俺の組んでたPTの連中。先代時見の妹」

イード@GM:「“黒劔”は回収し損ねて、崩壊する“奈落の魔域”の中に取り残されて消えた。俺がアレを行方知らずになってたって言ったのはそういうわけだ」

イード@GM:「生き延びちまった俺は、あの事件に関わった人間として後の人生を何もなかったように過ごすってわけにはどうにもいかなくなっちまってな。こうして〈ケ・セラ・セラ〉の支部長やってるってわけよ」

イード@GM:「要点だけ話すと……ま、こんなもんだな」

レーヴェ:「なるほど……まったくの無関係、雇われ店主ではなかったのですね」

イード@GM:「実はな。こんなハードボイルドな男がド田舎にいるのも不思議だったろ?」

リーリィ@GM:「酒で落ちぶれて田舎に戻ってきたおっさんみたいなのです」

イード@GM:「加減というものを知れ」

リディ:「田舎に置くには不自然なくらいの強面だからな」

ルル:「盗賊ギルドあたりに居そうだよね!」

リディ:「ああ、札束を勘定してる時の顔とかな」

ナリア:「リーリィも、そのじけんにかんけいあるの??」

リーリィ@GM:「リーリィはまだ稼働年数10年、生まれてもいないのです」

ナリア:「そうなのかー」

リディ:「しかし……旦那は、時見との縁でここにいたんだな」

リーリィ@GM:「今初めて聞いたのですよ」

イード@GM:「リーリィはギルド経由の店員だな。こいつは因縁のない雇われだ」

レーヴェ:「イードさまが対峙なさったという魔神についてなのですが……上半身が牛の姿に似たものではありませんこと?」

イード@GM:「いや……違うな」

イード@GM:「あの魔神についてはきっちり倒した……はずだ。恐らく別の持ち主だろう」

レーヴェ:「違うのですね。ありがとうございます」

レーヴェ:「ならば、別に対策を講じなければなりませんわね」

リディ:「となると、俺たちが出くわした奴には、旦那は心当たりはないってことだな」

イード@GM:「ねぇな。っつーか牛頭って言ったらやっぱミノタウロスじゃねぇか?」

イード@GM:「迷宮に好んで住み着くような奴だ。ひょっこりどこぞから出てきた“黒劔”を拾って……ってのもなくはないかもしれねぇ」

レーヴェ:「では、元は魔神でないという可能性もあると?」

GM:特に魔物知識も要求されなかったし言及することが今までなかったが……(

イード@GM:「“黒劔”自体は別に魔神しか持てないってわけじゃない。相手を魔神だと決めてかかる理由はないだろうよ」

リディ:「時見の宝具が蛮族に力を与える、って話はあるのか?」

イード@GM:「わからん。先代の時見はぶっちゃけめちゃくちゃ力が弱くてな。宝具について教えてもらう以前にわかってないことが多すぎた」

リディ:「そうか……」

イード@GM:「つっても、見た感じの所感じゃ宝具っつっても魔剣だ。持ち手を特別選びそうな感じもなかったな」

レーヴェ:「黒剱と黒鏡は敵の手の内、唯一の手がかりは黒勾玉だけですけれど……」

レーヴェ:「グラビスさまに黒勾玉の在処をお伝えしてもよいものかしら。森長さまには不可侵をきつく言い渡されてしまいましたし」

リディ:「だが、あの黒勾玉以外に端緒が見つからない。……悩ましいところだな」

イード@GM:「あいつは時見でもないし、ソルスがいる以上“星見”でもねぇからなぁ……。俺たちが知ってるよりかは正当だとは思うが」

イード@GM:「っと、グラビスと言えばあいつ宝具について調べてるんだったな。一足飛びで聞き出しちまった」

イード@GM:「もう必要ないって止めてくるか……。あいつにゃちと悪い気もするが」

レーヴェ:「ひとまず、様子を見に行って参りますわ」 話すかどうかは話の流れで

イード@GM:「お、そうか。それじゃ頼んだぜ」

GM:我ながらひどくふわっとしてる進行だな……いや15年前の話って現時点だとマジで蛇足なもんで……(

レーヴェ:15年前の話をせがんだ人が不在なので、どういう情報を引き出せばいいのかわからんのだ

レーヴェ:クシナさん引継書残しておいて

(※クシナのPLが戻ってきた)

GM:なんか聞いときたいことある?

クシナ:15年前は森長動いていたかどうかだな

クシナ:確執があるとすればそのあたりだとは思うが

GM:ああ、それについては苦々し気に「あいつは何も動かなかった」と吐き捨てますね

クシナ:存在自体はその時すでに知っていたないし出会っていた可能性もあるか

クシナ:やっぱ森のこと以外には手を出さないスタンス

GM:なのだ

GM:まぁレーヴェさんはグラビスのとこに行くってことで。他にもついてくる人いればどうぞで、一応場面移します

リディ:私も同行する

ルル:お留守番

GM:村長の家にある土蔵

GM:レーヴェさんたちが足を運べばその扉が半開きになっているのがわかりますね

GM:恐らく中にいるのでしょう

レーヴェ:「ごめんくださいまし」 ノックノック

GM:ノックに返事はありません

GM:耳を澄ませば、どうやら中に入ってすぐには人の気配もしないですね

GM:出直しますか? それとも中に入ってみますか?

リディ:「出払っているんだろうか」

レーヴェ:「それならばいいのですが……少し見て参ります。無作法をお許しくださいまし」 中に入りますよ

リディ:「ああ、任せた」

GM:では中に入ると、土蔵の中は当然暗く

GM:かび臭い中に古い調度品やら、帳簿やらが棚に置いてあります

レーヴェ:ぶつからないように注意しながら進みましょ

GM:グラビスの姿を探して奥まで踏み入ると、床に張られている扉が開いているのが見えますよ

GM:その先はただの土蔵にしては随分と長い階段が続いています

GM:2階分ぐらいはありそう

リディ:ながい

レーヴェ:階段を降りる前にもう1回グラビスさんの名前を呼んでみましょう。いるかーい?

GM:では呼んでみると、ばさばさっと紙が躍るような音がして、ややあってから蝋燭の明かりが下から登ってきます

レーヴェ:よかった、行き倒れていなかった

グラビス@GM:「す、すいませんすっかり籠ってしまっていて……あ、レーヴェさん」

レーヴェ:「申し訳ありません、蔵の入り口でも一度お呼びしたのですが返事がなかったものですから……」

レーヴェ:ここなら外には声が届かなさそうですのね…………と思っている

リディ:ロケーションに死角なし

GM:心中チャンス

グラビス@GM:「いえ、こちらこそ。……あ、すみません、宝具についてはまだ……何も見つからなくて……」

レーヴェ:「その件でお話が……あるのです」

グラビス@GM:「なんでしょう?」

レーヴェ:「実は、先程〈ケ・セラ・セラ〉に来客があったのです。その御方のおかげで、最後の宝具“黒勾玉”の所在がわかったのですが……」

グラビス@GM:「え、ええ!?」 そんなあっさり!?

GM:グラビスくんかなしい

リディ:蔵に答はなかった……

レーヴェ:「わたくしたちには手出しができない場所でして」

グラビス@GM:「そうですか……。件の黒幕の手にも届かないなら……最悪、の事態は免れるのですが」

レーヴェ:「ええ。ひとまずはそのご報告に参りましたの」

グラビス@GM:最悪、という言葉には言いよどむというか、宝具を揃うことを最悪と見定めて、ある一面からは意図的に目を逸らしたような言葉の絞り方でしたが

グラビス@GM:「……ありがとうございます。僕も一度、戻りますね」

レーヴェ:「……あの、グラビスさま」

グラビス@GM:「はい、なんでしょう」

レーヴェ:「わたくし、命は惜しみません」

レーヴェ:何故いきなり重い発言を?

GM:何故?

グラビス@GM:「……えっと?」

レーヴェ:「ええと、あの、こういうとき何と言ったらいいのかしら、わからなくて」

ナリア:「レーヴェーー!! おそいよぉ、グラビスいないのぉーー??」

GM:お迎えがきたわ

ナリア:拙者、こういう場面で割り込むの大好き侍

ナリア:無礼であれば切腹いたす。

レーヴェ:「きゃあ!」 もじもじ解除

リディ:「ご主人様、いらしたのですか」

ナリア:「うん! たいくつだったからおむかえにきたよ!」

リディ:「レーヴェ殿が中に様子を見に行ってくださっています。この様子だと中にいたようですね」

ナリア:「そっか! ふたりがきたら、はやくいこうよ! やることわかってるんだから、あとはコードーあるのみ!」

リディ:「ええ、こればかりは大人しく引き下がるわけにもいきませんね」 >ナリアさん

グラビス@GM:「ああ、お待たせしてしまっているみたいですね」

レーヴェ:「も、申し訳ありません」

グラビス@GM:「……その、僕は、ソルスのことはもちろん大事ですけれど、みなさんのことも大切に思っていますから」

グラビス@GM:「どうか、ご自分の命は大事にしてください。きっと、ソルスもみなさんが身を傷つけることは望みませんから」

グラビス@GM:フラグが立たない

レーヴェ:「はい……」

レーヴェ:「(でも、そうしたらわたくしはどうやって愛を示せばよいのでしょう……?)」

ナリア:「うん! たよりにしてるよ、リディ!」 リディさんに飛びついていけ。あわよくばレーヴェさんに見せつけて

レーヴェ:見せつけられている

ナリア:無邪気で無意識で無垢な愛情表現

レーヴェ:命を賭けない愛とはなんだ……?

リディ:「お、おわっ、ちょっ……!」 動揺

ナリア:「へへ~~♪≧▽≦」 親しい人を失うのはソルスで最後にしたいという遠回しな意志をぶつけろ

リディ:ナリアさんにそっと腕を回そう

GM:追撃が無ければ外にいる2人と合流してケセラセラに戻るけどよいかな

レーヴェ:いいよー

クシナ:ケセラセラで待ってるぜ……

ルル:歌ってるぜ

GM:ルルさんのBGMで世界は彩を得ている


GM:では、再度ケセラセラに戻ったみなさん

GM:なんやかんやしてる間にお昼も過ぎた頃の時間

GM:店の窓を叩く珍客が訪れます

GM:コンコン。……バシッバシッ!

ルル:ガンガンガン

イード@GM:「うお、何の音だ」

クシナ:「来客の多い日だな……珍しい」

レーヴェ:窓を開けよう キイッ

GM:ではレーヴェさんが窓を開けると

GM:「クエーッ!」と突然に猛禽が飛び込んできます

GM:バッサバッサ!

レーヴェ:「きゃあ!?」 慌てて外に押し戻そうとします

リーリィ@GM:「ぬわっ、何奴なのです!」

リディ:「おあっ?! と、鳥か!」

イード@GM:「……ん?」

クシナ:「ふむ」

クシナ:じっと見てよう

イード@GM:「おい、待て待てそいつを入れてやってくれ」

GM:クシナさんがじっとみてると、その猛禽の足に何やら木箱が括りつけられていることに気づけますよ

レーヴェ:「は、はい」 羽根にまみれながら

ナリア:「なになに? きょうのごはんはトリなの?」

イード@GM:「食うな食うな。そいつは客だ」

ナリア:「へ? おきゃくさん??」

リディ:「客? 鳥まで冒険者になる時代か?」

リーリィ@GM:「……? ついにボケたのですか?」

クシナ:「ほう」

クシナ:「その木箱か」

イード@GM:「ついにってなんだついにって。俺がいつボケた」

クシナ:適当な餌を持って近寄っておこう

クシナ:渡しつつイードのところまで連れてけー

イード@GM:「さすが、目が聡いな。そいつを外してやってくれ」 >クシナ

リディ:「って、ああ……なるほどな」

イード@GM:連れてこられた猛禽がイードの頭をぐしぐしと突っつく

イード@GM:いたい

ルル:イードの頭頂部が薄く……

クシナ:じゃぁ外して

クシナ:「よし、よくやったな」 と礼を言っておき

クシナ:木箱をイードに渡そう

クシナ:スッ

GM:箱には『空駆け速達便』のラベルが貼られている……

イード@GM:「おう、サンキュ」 受け取り

クシナ:カモメ便

GM:「クエーッ!」 役目を果たした猛禽は窓から再び空へと羽ばたいていった……

レーヴェ:「お手紙ですの?」

イード@GM:「いいや、前にお前たちが拾ってきた奴があっただろ。それだ」

イード@GM:と箱を開けて取り出すのは、“黒針の羅針盤”

クシナ:「ああ、調査結果が出たのか」

リディ:「ふむ……」

イード@GM:同封されていた手紙も広げますね

ルル:「………………」

ルル:「…………?」 忘れてそうな顔

ナリア:「ルル、アレなーに?」

ルル:「…………えーっと、ほら、あれだよあれ。寝ぐせ治すのに便利な奴」

ナリア:「へぇ、そうなんだ!そしたらわたし、まいにちルルのねぐせなおしてあげる!」

ルル:「(嫁の純真さが痛い……!)」

クシナ:用途は知らないからそうではないともいえない

クシナ:もしかしたらそうかもしれない

レーヴェ:「(違うと思いますけれど……)」

リディ:「(髪の跳ねた向きでも教えてくれるんだろうか……)」

ルル:「う、うん、ありがと!」

ナリア:「^^」

ルル:「^^;」

クシナ:「ふむ、結果はどうだ?」

クシナ:「ああ、寝癖を直すならそれよりもいいものがある」

クシナ:「今度買ってやるからそっちを使え」

GM:〈黒針の羅針盤〉

本品の鑑定の結果、この羅針盤は奈落アビス、ないしは魔神に関連するものに対して反応を示し、方角を指し示すものであることがわかった。ただ、これ単品では効果範囲は狭く、よほど強い力を持つものでなければ遠距離からの探知は困難である。

ただし、探知したいものに関連するもの(例えばアビスシャード)を羅針盤に覚えこませると、どれだけ遠方であってもその方角を指し示す効果がある。

クシナ:ほう

クシナ:これは素晴らしいものだ

GM:なんかこう、もうちょい書き方あるやろ……という気持ちがあるのだが、今日はだめだ、文才がない(

GM:あとついでにこっちでも欲しいくらいだから要らなかったら譲ってくれ金なら出すみたいなことも書いてあったよ

レーヴェ:その関連するものとやら、記憶させちゃえば現物その場になくても大丈夫なの

GM:うん

クシナ:いずれはそれでもいいが今は使えるアイテムだな

クシナ:覚え込ませれる者がアビスシャードぐらいしかないが(今は)

レーヴェ:ソルスさんの靴下とかでいいかな

クシナ:魔神判定されるなら(

GM:犬か何か?

クシナ:関連するものだから意外といけるのか…?

GM:さすがに無理かなぁー!

ナリア:羅針盤への記憶は上書きできるの?

GM:できるよ

GM:上書きしたら以前に記憶していたものは追えなくなるけど

クシナ:「成程……」

イード@GM:「……いいもんが良いタイミングで返ってきたんじゃねぇかこれは」

レーヴェ:「これがあれば待つだけでなく、こちらから仕掛けられそうですわね」

リディ:「渡りに船だな。願ってもみない道具だ」

ナリア:「これで、ルルがどこにいてもすぐあえるね!」

ルル:「ちょっとルルの嫁かわいすぎない???」

イード@GM:「“黒劔”の魔域を探すってんなら」 戸棚をがさごそ

クシナ:イードがいいものを取り出した

イード@GM:「丁度、こいつがある」 ピーンと弾いてクシナさんへパス

クシナ:パシンと受け取って 「これは」

クシナ:見てみる

イード@GM:それは黒い結晶──アビスシャードです

クシナ:「成程、黒劔を攻略ないし、その時に手にしたアビスシャードか……」

イード@GM:「そうだ。まさか役に立つとは思ってなかったが」

クシナ:「ありがたく使わせてもらう」

イード@GM:「物持ちよくてよかったぜ。さすがだな俺」

リディ:「旦那、すまなかった。まさかここまでマメな人間だとは思わなかった」

リーリィ@GM:「グッジョブなのです。それはそれとして酒蔵の泥水共は早く捨てるべきなのです」

イード@GM:「泥水じゃねぇーしぃー!?」

クシナ:早速覚え込ませよう

レーヴェ:「まあまあ。どうでしょう、反応ありまして?」 適当なあしらい

GM:アビスシャードを羅針盤に近づけると、仄かにその黒針は光始め

GM:アビスシャードから黒い光を吸い取って、急激に脆くなったシャードは砂状になって崩れ落ちます

クシナ:「む……」

リディ:「お、おい。これはこういう仕組みなのか?」

クシナ:「これで効果を為すか」 じっと見る

GM:代わりに羅針盤がくるくると回ったと思うと、一点をびしりと指して止まります

クシナ:「……成功のようだな、まともな一手、ようやっと手に出来たか」

GM:以後は羅針盤を動かしても同じ方角を指し続けますね

レーヴェ:「この方角は……」 どの方角?

GM:北の方だぜ

クシナ:やはり北

グラビス@GM:「この先に……ソルスがいる、んですね」

クシナ:「15年前の遺跡か、ソルスの居場所か」

クシナ:「どちらにせよ、北の方角に行くほかあるまいな」

イード@GM:「まだ無事なら、そうだろうな」

グラビス@GM:「……はい」

クシナ:イードに軽く小突いて

クシナ:「この場で口に出すことではないがな」

クシナ:「無事と信じて行けばいい」

レーヴェ:「心肺蘇生も早ければ早いほど生還率が高まりますわ。準備を整え次第、早速向かいましょう」

リディ:「追おう、獣の足跡が消えねえうちに」

クシナ:「(そこの2人もいるしな)」 ナリア&ルルを思いつつ

クシナ:羅針盤をしまって

クシナ:いざ行かん、北の大地へ……(準備してから)

ルル:後ろでナリアちゃんわしゃわしゃしてます

ナリア:「わーーっ!≧▽≦ なになにどうしたのー!」

ルル:「いやー、ナリアちゃんは可愛いなーって!」

ナリア:「ルルのお嫁さんだからね! そんなわたしをおいて、どこかにいったりしないでね……?」

ルル:「もっちろん! ずっと一緒だよ!」

クシナ:「ふむ、気にしなくてもよかったか」

イード@GM:「俺はそこまでロマンチストじゃなくてな」

イード@GM:「けど、ま、そうだな。こんだけ追い風が吹いてるんだ。前向きになった方がいいか」

イード@GM:「『ケ・セラ・セラ』ってな」

ナリア:かっこよ!!!!!!!

ルル:タイトル回収

クシナ:「酒はまずいが言葉はうまいな」

レーヴェ:「イードさま……たまにはいいことも仰られるのですね」

イード@GM:「お前ら……」

リーリィ@GM:「日頃の行いなのです」

リディ:「ああ、なるようになるさ。そのためなら命惜しみはしねえ」

グラビス@GM:「みなさん。クネム村の村長として、グラビス・シークェルとしても、依頼します」

グラビス@GM:「三種の宝具“黒鏡”と“黒劔”の奪還。そして……」

グラビス@GM:「ソルスを、僕の妹を、助けてください」

GM:その言葉は二度目でも、今度は希望を信じる声で

GM:彼はそう、あなたたちに頭を下げます

レーヴェ:「はい……!」 命に替えても、という言葉は飲み込んで

クシナ:「……承った」 いつもの礼を行い

リディ:「この村からは、何一つとして奪わせないさ」

ナリア:「まっかせてよ! かならずソルスとかえってくるからね!」 ルルと手つなぎながら

GM:そんなわけで

GM:ボスダンジョンへの道が 開けた!

ナリア:物語も佳境って感じがして熱い展開

GM:今回の報酬は1人当たり4,000G。そのうち半額の2,000Gを前金として渡します

クシナ:(∩´∀`)∩ワーイ

クシナ:どうやら本気で来いということだな……

GM:それも含めて買い物があればこのタイミングでどうぞ

クシナ:星見と時見は同じ時代にはいないんだっけ

GM:いないですね。星見は時見の代役なので

GM:時見がいれば星見はお役御免となります

GM:星見やってたけど役を下りた人が存命とかは普通にある

GM:グラビスとソルスもそうだしね

クシナ:ここ最近時見が多いんだな

クシナ:先代からソルスにわたって時見がそのまま表れておる

GM:だね。先代が死んでから、ソルスが時見の兆候を出す数年前まではグラビスが星見をやってた時見空白の時代

GM:直近だとね

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