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【SW2.5】ケ・セラ・セラ【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
1部7話「魔域と時見」
39/78

シーン4:牛頭の悪魔・2

GM:5R目表、PCRどうぞ

クシナ:逝け!!!

クシナ:【ファナティシズム】!!!

クシナ:《3倍》ッ!!

クシナ:2d SwordWorld2.0 : (2D6) → 5[1,4] → 5

クシナ:以上

ルル:モラもなげちゃう

ルル:《ハーモニー》→【モラル】

ルル:2d+11 SwordWorld2.0 : (2D6+11) → 8[4,4]+11 → 19

ルル:上手にモラれた。ついでにレジも継続

リディ:移動なし、《狙撃》→ダスキーグレイス 【ターゲットサイト】→【クリティカル・バレット】

リディ:2d+3+3+1+1+2 命中力判定(シューターLv.3+器用度B3+ターゲットサイト+モラル+ファナティシズム) SwordWorld2.0 : (2D6+3+3+1+1+2) → 3[2,1]+3+3+1+1+2 → 13

GM:よ、よけた……

リディ:変転切ります リディって人間だよな?

クシナ:( ˘•ω•˘ )

クシナ:人間ですな

GM:ルーンフォークと思いがちだが人間

レーヴェ:人間確認

ルル:もっと自分の在り様に自信もって

レーヴェ:従者よりもルンフォっぽい人間

GM:むしろ主人のルンフォ成分が[HP変換]しかない

ルル:ほぼグララン

ナリア:ルンフォのようなグララン

リディ:[変転]使用でお願いします

リディ:k20+7+1+2@10 クリティカル・バレット(魔力+武器習熟A+テンペスト補正) SwordWorld2.0 : KeyNo.20c[10]+10 → 2D:[6,5 6,1]=11,7 → 9,5+10 → 1回転 → 24

リディ:ええ……

クシナ:48点の魔法ダメージだ

クシナ:死ね!!!

レーヴェ:オバキル

GM:脳髄がパァン!

リディ:「これでも俺は……猟銃使いでな!」

GM:ナリアを何度も打ち付けていたダスキーグレイスの頭が、リディの一射で弾け飛ぶ。だらりと力が抜けた悪魔の尾は自然とほどけ、ようやく自由の身になるナリア

ナリア:「やーーっとたすかったぁ! ありがとうリディ!」

ナリア:「さすがはわたしのリディ!」

リディ:「お待たせしました、ナリア様。次はもっと迅速に処理できるように──精進せねばですね」

レーヴェ:かばうさんの使い所が難しい。【パラライズミスト】A→オーガ、《全力攻撃》宣言

レーヴェ:オーガへ攻撃

レーヴェ:2d+7+4 命中力判定(猫目モラルファナ込) SwordWorld2.0 : (2D6+7+4) → 9[3,6]+7+4 → 20

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 8[2,6]+9 → 17

レーヴェ:k28+7+4@11 《全力攻撃》 SwordWorld2.0 : KeyNo.28c[11]+11 → 2D:[6,4]=10 → 9+11 → 20

GM:13点受け

GM:雷を何度も放ち続けるオーガの自由をこれ以上許すまいと鋭く突き込まれた棍がオーガの鳩尾に滑り込む。かひゅ、と強引に吐き出された呼気、オーガは苦々しい顔でレーヴェを睨め付ける

レーヴェ:「あとはあなただけです、観念なさって!」

オーガ@GM:「ぐっ……く、調子に乗るなよ人族共め、俺1人でも貴様らなぞ……」

ナリア:いくぜいくぜ

ナリア:オーガへ攻撃

ナリア:《全力攻撃》しってるよ! ようじょの攻撃はごほうびなんだよねっ

ナリア:2d6+5+3-1+1+1+1 命中(+猫目+専用+アビス) SwordWorld2.0 : (2D6+5+3-1+1+1+1) → 7[3,4]+5+3-1+1+1+1 → 17

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 7[4,3]+9 → 16

ナリア:k30+5+4+1+2+4@11 蹴り(熊+全力攻撃) SwordWorld2.0 : KeyNo.30c[11]+16 → 2D:[5,2]=7 → 7+16 → 23

オーガ@GM:16点受け

ナリア:2かいめ

ナリア:《全力攻撃》しってるよ! ようじょの攻撃はごほうびなんだよねっ

ナリア:2d6+5+3-1+1+1+1+1+2 命中(+猫目+モラル+専用+アビス+ファナ) SwordWorld2.0 : (2D6+5+3-1+1+1+1+1+2) → 10[6,4]+5+3-1+1+1+1+1+2 → 23

オーガ@GM:2d+9 2dで14を出す SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 9[4,5]+9 → 18

ナリア:k30+5+4+1+2+4@11 蹴り(熊+全力攻撃) SwordWorld2.0 : KeyNo.30c[11]+16 → 2D:[3,1]=4 → 4+16 → 20

ナリア:低い

オーガ@GM:13点受け

GM:解放されたナリアも、満身創痍の体ながらもオーガに果敢に飛び掛かる。振り抜く薙ぎの蹴り、腕で止められたところを空いた左で蹴り退る

クシナ:……('ω')

クシナ:ナリア生きろ!!!

クシナ:気合でな!

オーガ@GM:「先の失策の分だ。まずはお前を叩き潰す!」


 5R目裏、GMR。オーガの近接攻撃によってナリアが気絶。

 6R目表、PCR。まずは態勢を立て直すべく、クシナは【キュア・ウーンズ】でリディを回復。リディが【クリティカル・バレット】、ルルが【終律:春の強風】、レーヴェが《全力攻撃》でじわじわとオーガのHPを削っていく。


ナリア:「ま、こうなるよねぇ~……」

レーヴェ:「ナリア様!」

リディ:「チィッ……!」

ルル:「ナリアちゃん!!?」

GM:巨漢に見合った大きなこん棒を力の限りにナリアに振り下ろす

GM:先の連撃の反動で咄嗟に動かぬ体にたたきつけられ、ワンバウンド。地面で跳ねてもうはや体は満足に動かない

オーガ@GM:「いい加減邪魔だ、獣の女!」

クシナ:「邪魔と言われてもな……」


 6R目裏、GMR。クシナを狙う【ライトニング】はレーヴェを巻き込むも、両者ともに精神抵抗力判定に成功。じりじりと互いにリソースを削りつつ、終盤戦へもつれ込んでいく。

 

GM:おわり、7R目表

レーヴェ:ようし削るぞ

レーヴェ:【パラライズミスト】A、《全力攻撃》宣言、オーガへ攻撃

レーヴェ:2d+7+4 命中力判定(猫目モラルファナ込) SwordWorld2.0 : (2D6+7+4) → 2[1,1]+7+4 → 13

オーガ@GM:ゴジッ

レーヴェ:ハイ

レーヴェ:ククク……こいつはフェイント!

オーガ@GM:おら! 砂を蹴り飛ばして邪魔してやる!

オーガ@GM:目つぶし目つぶし

レーヴェ:流派か!?

GM:流派を会得しているオーガ

リディ:レーヴェさんの仇は俺たちが取るぜ!

リディ:移動なし、【タゲサ】→【クリバレ】 @オーガ これを撃つと残弾あと1発

ルル:(とどめを持っていきたい人の図)

GM:嫁が頻繁にやられるので頻繁に仇討チャンスを狙う嫁

リディ:うおお絶妙な値まで削れ! リディ!

リディ:2d+3+3+1+1+2 命中力判定(シューターLv.3+器用度B3+ターゲットサイト+モラル+ファナティシズム) SwordWorld2.0 : (2D6+3+3+1+1+2) → 7[6,1]+3+3+1+1+2 → 17

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 9[6,3]+9 → 18

オーガ@GM:避けオーガ

リディ:ヌワー!

オーガ@GM:粘るなこいつ

クシナ:ここは

クシナ:ルルが回すから(

オーガ@GM:人妻力を見せてみろ

ルル:やってやろうじゃねえかこの野郎!!

ルル:【暴風】!

ルル:2d+11 SwordWorld2.0 : (2D6+11) → 4[3,1]+11 → 15

ルル:(*'▽')

オーガ@GM:2d+11 抵抗 SwordWorld2.0 : (2D6+11) → 7[6,1]+11 → 18

オーガ@GM:ふんぬっ

ルル:k10+11@13 (*'▽') SwordWorld2.0 : KeyNo.10+11 → 2D:[3,6]=9 → 5+11 → 16

オーガ@GM:いてえ。8点

ルル:(*'▽' )

クシナ:ンー

クシナ:流石に自己回復しておくか

クシナ:とでも思ったか!!

クシナ:乱戦突破

クシナ:向こう側へ

GM:移動妨害

GM:乱戦中央で足止め

クシナ:そういやナリア気絶してたわ

GM:せやで

クシナ:わすれとったわぁ~

ナリア:ばたんきゅ~

クシナ:松明ポイ

クシナ:【ガゼル】起動盾装備

クシナ:石割りつつ

オーガ@GM:「何をするつもりか知らんが、行かせると思ったか!」

クシナ:あ

クシナ:儂アウェイクポーション持ってないのか

クシナ:すまん(

クシナ:普通に後ろからおこしますね(

クシナ:自己アイテム把握ができてない(*

クシナ:あるもんだと思ってたわ

GM:全員に持たせてると思ってたらたまに抜けあるよね、アウェイクP

クシナ:珍しく装備してねぇ

クシナ:すまぬぅ

GM:主動作なんかする?

クシナ:じゃぁ殴ろ

クシナ:2d+2+3 SwordWorld2.0 : (2D6+2+3) → 6[3,3]+2+3 → 11

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 2[1,1]+9 → 11

オーガ@GM:草

オーガ@GM:あたった

レーヴェ:なぜ

リディ:ゴジッ

ルル:同値で当たる……器用な事を

クシナ:草

リディ:クシナさんの大胆な動きに虚を突かれた可能性

クシナ:k8@9+5 SwordWorld2.0 : KeyNo.8c[9]+5 → 2D:[1,4]=5 → 2+5 → 7

GM:カキン


GM:7R目裏が回ってきてしまった。オーガの行動

オーガ@GM:まぁせっかく来たし……クシナさんに通常攻撃といこう

オーガ@GM:2d+10 命中判定 SwordWorld2.0 : (2D6+10) → 6[1,5]+10 → 16

オーガ@GM:あ、避けられそう

クシナ:2d+9 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 9[5,4]+9 → 18

リディ:ナイスー

オーガ@GM:これがフェン2ですよ

オーガ@GM:速くない???

レーヴェ:クシナさん、毎度挙動が面白いですよね(

オーガ@GM:「なにっ!? 避けただと……」

クシナ:「……ふむ」

クシナ:「この程度か」

クシナ:「やはり任せるぞ」


GM:8R目表、PCRです

ルル:音素がない……

ルル:故に【モラ】る

ルル:2d+11 SwordWorld2.0 : (2D6+11) → 10[6,4]+11 → 21

ルル:「もう終律使えないよぉ……」

リディ:移動なし、【タゲサ】→【ソリバレ】 @オーガへ攻撃

リディ:2d+3+3+1+1+2 命中力判定(シューターLv.3+器用度B3+ターゲットサイト+モラル+ファナティシズム) SwordWorld2.0 : (2D6+3+3+1+1+2) → 8[4,4]+3+3+1+1+2 → 18

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 2[1,1]+9 → 11

オーガ@GM:アアー!

オーガ@GM:力尽きたオーガ

リディ:もろたで工藤

リディ:k20+7+1+2@11 ソリッド・バレット(魔力+武器習熟A+テンペスト補正) SwordWorld2.0 : KeyNo.20c[11]+10 → 2D:[2,2]=4 → 2+10 → 12

GM:1のこし

リディ:アアー!!!

ルル:たりねえ!!!

レーヴェ:なんやて工藤!?

GM:止めを狙う銃弾。確かに胸を穿ったかに見えた一撃だが、わずかに急所を外したか。まだ、倒れない!

オーガ@GM:「がふっ……まだ、だ。まだ俺は……」

レーヴェ:じゃあ……もらいます……

リディ:やっちまってくだせえ!

レーヴェ:【パラライズミスト】A、《全力攻撃》宣言、オーガへ攻撃

レーヴェ:2d+7+4 命中力判定(猫目モラルファナ込) SwordWorld2.0 : (2D6+7+4) → 3[2,1]+7+4 → 14

レーヴェ:やばいだめそう

オーガ@GM:2d+9 回避 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 5[1,4]+9 → 14

オーガ@GM:同値……

レーヴェ:クシナさんもMPないな。指輪

オーガ@GM:オギャア

レーヴェ:k28+7+4@11 「これで、とどめですわ!」 SwordWorld2.0 : KeyNo.28c[11]+11 → 2D:[6,3]=9 → 9+11 → 20

オーガ@GM:13点受け

オーガ@GM:2d 生死 SwordWorld2.0 : (2D6) → 11[6,5] → 11

オーガ@GM:くそおおおおおおお

リディ:最後まであがくオーガ殿

ルル:滅びろデーモン!

クシナ:あぶねぇ(

レーヴェ:高い残HP1だったぜ

オーガ@GM:「が、はぁ……!!」

リディ:「やったか?! ……お見事だ、レーヴェ!」

クシナ:「……ふむ」

GM:踏み堪えるオーガに、今度こそ。上半身をねじり、強く縦回転を乗せたレーヴェの一撃がオーガの脳天を叩く

GM:額が割れ、血潮を吹き出してようやくオーガはずしりと重い巨体を崩した

GM:戦闘終了です!


レーヴェ:「……ふう。何とかなりましたわね」

リディ:「……ああ。まるで城塞を相手にしているようだった」

リディ:お嬢さまのお手当へGO

ルル:「ナリアちゃーん!!」 駆け寄るー

リディ:〈アウェイクポーション〉使います

GM:さて、おきたよ

ナリア:「むぅ、またやられちゃった……」

ナリア:「いつもあしひっぱってゴメンね……ありがとう!」

リディ:「俺は銃を撃つしか能がありませんから。レーヴェ殿やナリア様には体を張っていただいてばかりいて申し訳ない」

ルル:「……ううん! ナリアちゃん頑張ったよ!!」 抱き着きます

ナリア:「ルルもありがとう! つぎはやられないようにするから……!」

ルル:「……ん! 一緒にがんばろ!」

ナリア:「リディもしんぱいさせてゴメンね……いつもたすけられてばかりだ」

レーヴェ:オーガくんから光る珠を回収しよう

GM:はい、ではオーガの懐を漁って光球を強奪すると

GM:それは青い光を明滅させ、徐々に強くなっていきます

GM:ほわん……ほわん……

レーヴェ:主従が決意を新たにしている最中なので声をかけにくい

GM:幾度か波打つように明滅して、それが一際強くなった時

GM:暗転


GM:暗い洞窟の中、不安気な囁き声がざわざわと肌に沿う

GM:「ソルスちゃん、これで全員よ! 男たちと狩人ちゃん以外は避難終わったわ」

GM:「うん、ありがとうおばちゃん」

GM:点呼漏れがないかもう1度だけ確かめて、それから岩扉をずらして閂をかける。

GM:ここにいるのはお年寄りや女の人や小さい子たち。

GM:それがイードさんとおにいちゃんたちの決めたことで、外に残ったみんなは冒険者さんたちが戻ってくるまで粘るか、できるなら撃退する。

GM:うん、大丈夫、大丈夫。これはみんなで決めたことだから。あとはイードさんたちを信じるだけ。……わたしにはそれしかできないから。

GM:さっきからずっと脳裏の奥にちらつく炎を振り払うように首を振る。

GM:村が火の海に飲まれていくビジョンがずっと消えない。何度も何度も、瞼を閉じたら炎が見える。ずきずきと頭が痛む。

GM:「う……」

GM:「あら、大丈夫ソルスちゃん。さっきから顔色が悪いけど……」

GM:「う、うん……平気。大丈夫だから」

GM:そう、平気……平気のはず。あの景色が未来の景色なんて、そんなわけは……。……。

GM:『そう、これは未来の景色じゃない。過去に起こったこと』

GM:「!?」

GM:脳裏に声が響く。知らない、幼い声。いや、知っている……ような……。あの燃え落ちる家の中で、聞いたような。

GM:『でも、何もしなかったらこうなるかもしれないよ』

GM:「え……」

GM:それは、そんなのは、嫌だ。嫌だよ。

GM:でもだからといって、どうしたらいいの。“時見”なんて言ったって、わたしに何ができるのかなんて、わからない。

GM:『……ここは、かつての遺跡の跡。半ば以上に埋もれてしまっているけれど』

GM:『まだ、遺物が埋まっている。それを使って』

GM:「……うん」

GM:声に導かれるままに、暗い洞穴の中を歩く。

GM:おばちゃんが何かわたしに声をかけたような、でもそれどころじゃない。

GM:1人でに動く足を進めて、わたしはそれに触れる。

GM:『あとは、イメージするだけでいい。こわいものすべてを閉じ込める様に』

GM:わたしはその通りにして。

GM:急に闇が広がった。


GM:暗転。もどってくるよ

クシナ:戻ってきた

クシナ:「……ふむ」

リディ:「クソ! 俺たちが罠に掛かっている間にソルスは全部独りで背負ってたんだ!」

レーヴェ:「ソルスさまが、この魔域を生み出した……? あの声は一体……」

GM:改めてあたりを見回すと、オーガたちよりもさらに少し奥へ行ったところに、何か透明な歪みがあります

ルル:「……んぁ? なんかある……?」

ナリア:「なに、あれは……?」

GM:宙に浮かぶ球形の歪み。ほんのりと光が屈折して映ることから

GM:何かそこがおかしいなと勘づくことでしょう

クシナ:近寄ってみるか……

GM:近寄っていくとほんのり光球が反応しますね

GM:ちょっぴり光が強くなるよ

クシナ:なら球を並べるか

クシナ:それそれそれ

クシナ:ふわふわ

クシナ:むにむに

GM:ふわふわ

GM:じゃあ並べると、光球がすいーっと歪みに引き寄せられていきます

GM:赤が、黄色が、青が

GM:それぞれの色が交じり合って

GM:歪みは黒い穴へとなります

GM:ゴオオオ

クシナ:おや

リディ:身構えよう

クシナ:「……この先か?」 穴を見つつ

クシナ:「どうであれ行くしかあるまい、覚悟は決めておけよ」

GM:歪みは大きくなって、人ひとり通るのに十分な大きさになってそこにぽっかりと開いてますよ

ルル:既に入ろうとしてます

クシナ:はいれはいれー

リディ:「安穏と退くなどという選択肢があるものか」

GM:ほい、では入りますと

GM:その先は真っ暗な空間です

GM:けれど、あなたたちの姿は不思議と浮かび上がる様にちゃんと視認することができますね

GM:果てなく広く、暗く見える空間

GM:その先に、ぽつりと胎児のように丸くなって宙に浮かぶ少女の姿があります

ソルス@GM:「……」

ルル:「いたーっ!!」

ナリア:「ソルスーー!」

GM:意識がないのか呼び掛けても返事はなく

GM:あなたたちが駆け寄ろうとした丁度その時

GM:あなたたちとはちょうど逆側から、こじ開けるように暗闇に亀裂が走ります

???@GM:「グックックック……」

GM:亀裂の先から、くぐもった低い笑い声が響き

GM:太い腕が引き千切る様に空間をこじ開ける

クシナ:「何奴……」 警戒しておこう

リディ:テンペストを構える

レーヴェ:むむむ

リディ:婦婦の前に立つぞ

???@GM:「ようやく、見つけたぞ。“常闇の魔鏡”……」

GM:引き裂いた闇の中から顔を出すのは、牛頭の異形

ルル:「え、なにそれ」

クシナ:「知らん」

クシナ:「知らんが、今のうちにソルスの元まで行っておけ」

クシナ:レーヴェには目配せしておこう(戦闘ではないだろうけど足止めぐらいはするぞという意

リディ:「任せろ。指一本触れさせねえ」

レーヴェ:ではてってこソルスさんと牛さんの間に立とう

クシナ:リディは婦婦組と行くんじゃよ……保護者ェ

GM:いや、配置的にみんな――ソルス――牛さんなので

クシナ:うおー

クシナ:おくじゃんかー

リディ:逆ってそっちの逆だったかー

GM:はい、みんなが行く前に牛さんの手がソルスに伸びますね

GM:正確には──ソルスが抱きかかえている丸鏡を目指しているようですが

GM:大きく太い牛頭の手は、ソルスの細い身体ごとむんずと掴み取ります

クシナ:間に合いそうにないので様子を見ておく

レーヴェ:間に合うようにがんばって走りますよ

リディ:射線からソルスさんを抜くように横へ駆け出しますよ

???@GM:「“時見”、貴様は邪魔ばかりな存在だったが――今代は随分と間抜けなようだな。あっさりとそれの所在をばらしてくれるとは」

???@GM:「グックック……ハ、ハ、ハ、ハ、ハ!」

GM:牛頭くんはソルスごとずぶずぶと元の亀裂に戻っていきますが、みなさんここで何かアクションを取ろうとするならとれるとします

GM:何かしますか?

クシナ:人形投げ込みたいけど

クシナ:間に合いそうにないな

GM:魔法かけて投げ込むまでいくとちょっち厳しいね

クシナ:魔法をかけて誰かに投げてもらうのはどうじゃろ

GM:うーん、魔法をかけるというワンアクションで時間が足りなくなるという感じになる

リディ:マギシュには【ショックボム】くらいしか役立ちそうなものがない……

レーヴェ:個人でできることがないなあ。ソルスさまー! て叫ぶことしかできん

リディ:なるほど、即どうこうできる行動でないと厳しいか

クシナ:ならば仕方あるまい……

クシナ:鏡めがけて投擲

クシナ:むんずしてるから狙える気はしないが

クシナ:実質ソルスへの投擲なのでは……?

GM:ナイフ投げシュッシュッ

クシナ:ナイフ投げだッシュー!

レーヴェ:思い切るなあw

GM:ではシュッすると牛さんの指がすっと動いてガードしますね。ぶすっ

GM:そこで初めて、あなたたちの存在に気づいた様にぎょろりと目玉を向けます

クシナ:「当然の結果か」

リディ:「何……肌で止めやがったのか……?!」

ルル:「う、うわぁ……」

???@GM:「なんだ、貴様らは」

???@GM:「何故ここにいる」

リディ:タゲサの照準器を覗き込みながら威嚇するぞ

レーヴェ:「ソルスさまをお離しなさい」

クシナ:「何故ここにいるかはその娘を探しに来たからだが」

クシナ:「何故ここにこれたのかは話す必要はあるまい?」

クシナ:知らんから……(

リディ:「そっくりお返しするぜ。その子はお前のモンじゃねえだろう」

???@GM:「この時見か? ハハッ、ハハハハハハ!」

???@GM:「ご苦労なことだ。だが、知らんな。こいつはついでに贄にしてやろう」

クシナ:「ほう、贄とな」

リディ:「てめえの仕業か、この災禍は」

???@GM:「この小娘を助けたくば我が魔域まで来てみるがいい。これるものなら、な」

GM:そう吐き捨てて牛くんはずぶずぶと今度こそ歪みの奥へと消えていきます

レーヴェ:「お待ちなさい!」

クシナ:「……ふむ」

クシナ:歪みを見て

リディ:「柄にもねえ啖呵を切ったはいいが」

リディ:「何ができるかもわからねえ、そもそもあいつが何者かも分からねえ」

GM:それと同時に、魔域の崩壊を示す鳴動があなたたちを揺らすことでしょう

GM:ゴゴゴゴゴゴ

クシナ:「……あれを追いかけるのは苦労しそうだ」

クシナ:「戻るぞ」

クシナ:「出口を探さねばならん、今はな」

GM:振り向けばすぐに、今度は白い穴となった歪みがあなたたちを待つように口を開いています

クシナ:「……っと」

クシナ:「……親切な魔域なことだ」

ルル:「…………むー……仕方ないかなぁ」

レーヴェ:「……何もできないとは、悔しいばかりですわ」

クシナ:「……時見か」

クシナ:白い穴へと向かう

クシナ:「この場に時見がいるならば話を聞きたいものだ、まったくもってな」

リディ:「はは、俺たちの向かう先か?」

クシナ:リディをちらっと見てから軽く笑っておいて

クシナ:「冗談を言う……どうであれ冒険者らしく救う」

GM:白い穴を潜り抜けて、あなたたちは遺憾ながらも手ぶらのままに

GM:魔域を脱出することとなります

GM:というところでケセラセラ7話『魔域と時見』これにて終了です。お疲れさまでした!

一同:お疲れ様でしたー!

リザルト

経験点:基本1,000+魔物討伐点620=1,620点

報酬:報酬2,500+戦利品(1,729/5)344=2,844G

名誉点:30点

成長:1回

アビスシャード×8

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