シーン4:不吉の狼煙
前衛2人が気絶してしまったものの、後衛に辿り着く前に何とか魔神を全滅させることができた冒険者たち。【アウェイクン】で覚醒し、【ヒーリングバレット】で簡易的な治療を行なう。
レーヴェ:「う……ん、いたた……」 よっこいしょ
ナリア:「いや~やられたやられた! やっぱこうげきうけるとツライね!」
ルル:「だ、だいじょうぶ……?」
ナリア:「だいじょうぶ! しんぱいかけてごめんねルル! わたしはヘーキだよ!」
ルル:「よかったぁ……でも無理しないでね!」
クシナ:「治療は早めにな」
リディ:「大事に至らなくてほっとしたよ」
レーヴェ:「ナリアさまは倒れてしまわれたようですが……皆さまにはお怪我がなさそうで何よりですわ」
GM:さて、魔神たちを倒して、この場には頽れた亡骸たちと、突き刺さった黒い剣——アビスコア。そして、浮いている黒い球のようなものがあります。球……というより穴、のように見えますが
クシナ:さてアビスコアはぶち壊して脱出口を開けておくか
クシナ:黒い穴が上にあるけど……
GM:ほい、アビスコアぶっ壊すのね
GM:ばきーん
GM:クシナさんが蹴り飛ばすとアビスコアはぽっきり折れます
GM:それと同時に、あなたたちの背後に黒い扉が出てきますね。直観的にそれが帰り道だろうと見当がつきます
GM:同時に、部屋の外周からゆっくりと崩壊していきますね
GM:アビスコアを破壊したので、魔域の崩壊が始まったようです
レーヴェ:剣壊してもまだ球は残ってるの?
GM:球は残ってます
クシナ:じゃぁ ぬいぐるみに【ドールサイト】
クシナ:穴に放り込んでみよう
GM:便利な操霊魔法!
(※行使成功)
クシナ:そして行ってこい!!
クシナ:でやー!( ´∀`)つ ミ
GM:はい、では穴にぬいぐるみを放り込むと、ぬるっと入り込んで、ぽてっと落ちます
クシナ:ポテ
GM:クシナさんはぬいぐるみの視界を通して、その先に通路があることがわかりますよ。暗く、長いです
GM:今は暗視持ってないよね。あまり見渡せそうにないかな
クシナ:んじゃぁ[獣変貌] ぼんっ
レーヴェ:クシナさんがぬいぐるみを投げ入れたと思ったらいきなり獣変貌した
GM:獣化して目を凝らすと、その通路はいくつにも枝分かれした道が見えます
GM:材質はぱっと見石造り。まさしく、迷宮といった様子の造りです
GM:穴の向こうの通路は崩れるような様子はないですね。あなたたち本体のいる方はどんどん崩れてますが
クシナ:ふぅむ マァ皆に伝えておこう
レーヴェ:まるうま
GM:つまり、あなたたちの取れる選択肢は二つですね。帰り道から帰るか、この穴の先に行くか
GM:ここにいたら崩落に巻き込まれますし
クシナ:崩落自体は結構時間がかかることが多いしな
GM:そですね。一応、すぐには崩れないです。相談したりする時間は十分あるでしょう
レーヴェ:「……その通路の先は蛮族の巣窟になっている可能性があると考えるべきでしょうか?」
クシナ:「可能性はあるな」
クシナ:「だが戻れなくなる可能性もある」
クシナ:しゃぁない 一旦穴に入って
クシナ:【コマンド・ドール】を付与して通路を歩かせて戻ってこよう
GM:では、【コマンド・ドール】を受けてまっすぐ歩きだすぬいぐるみ
GM:ぽてぽて
GM:いくつかの分かれ道を通り過ぎて、やがてT字の道に突き当たって止まりますね。どてん
GM:それ以後はすごい、ずり……ずり……って感じで壁をすりながら斜め移動するみたいな感じでしか視界は確保できないんですが
GM:少しそのまま放置していると、ずん……ずん……と震動でぬいぐるみの視界が前後する感覚を受けます
GM:何か、地面を揺らすような大きさか、力を持つ存在が歩いている……のかもしれません
GM:というところまではわかります
クシナ:ふーむ 危険だな
クシナ:ちらりと穴から顔をのぞかせて近くに見えるものってある?
GM:顔だけを穴から出そうとするとなんかそこは融通利かないみたいで、真っ暗です。全身が穴の先に通り抜けないと、穴の先に出ないようですね
GM:まぁとはいえちょっと出てすぐ戻るはできるので
GM:そうすると近くには見えないですが、やはりずん……ずん……と震動が伝わってきます。やはり何かがいるようです
クシナ:成程 おびき寄せてみる?
GM:やっちゃいます?
GM:それなりの危険はあると思いますが
クシナ:まぁここまで調査したから帰ってもいいと思うんだけどね
クシナ:この道自体はもう使えなくなるし
ナリア:穴にもぐってみたいですが、戦闘があると考えると帰りたい
リディ:遂行ならまずはレーヴェさんの回復を万全にしたい
レーヴェ:うーん、ちょっとリスキーのような気がする……ここで突っ張らなくてもいいような
クシナ:じゃかえろっか
GM:戻るでOK?
レーヴェ:我はOK
リディ:自分もOKですー
ナリア:もどりましょ
ルル:かえろかえろ
GM:はい。では怪しい穴は気になるものの、これ以上の探索続行は厳しいと判断したみなさんは元の魔域に生じた黒い扉から脱出します
GM:扉をくぐれば、そこはあなたたちがやってきた地下洞
GM:あなたたち全員が魔域から出ればしゅるしゅると黒い壁は小さくなり、消えていきます
GM:もう、あの魔域に戻ることはできないようです
GM:というわけで、道が途絶えたのであとは村に帰還ですね
GM:フッドたちがどういう経路でやってきたのか、大本については把握しきれませんでしたが、道はこれで間違いなく途絶えたことでしょう
リディ:「……やり残したと分かってるだけに歯がゆいな」
リディ:「今飛び込んでも危険な賭けになっただろうが」
ナリア:「あのさき、なにがあったんだろうね。とってもきになるけど、コレじゃあみんなのあしをひっぱるだけだからなあ……」
レーヴェ:「まずは情報を持ち帰ることを第一としましょう」
クシナ:「危険を冒すのが冒険者だが命を捨てるつもりはないしな」
GM:もう大岩に追われながらやってくるフッドたちはいないんや
レーヴェ:フッドくん毎回アレに潰されながら来てるの?
リディ:フッドくんを襲う厳しい現実
クシナ:玉乗りしてるのかもしれない
GM:穴から出ます。まずアルガギスたちに追い立てられます。次に大岩に追い立てられます。最後にゴーレムに追い立てられます
GM:森の中にポン!
リディ:冒険者がドン!
レーヴェ:通勤がハードすぎる
クシナ:ちなみに人形 1日の間歩き続けて1時間の間視界を持ってる(
GM:結構長持ちするよな、ドールサイト
クシナ:マァ拾われるかもしれないので 1時間の間はリディに背負ってもらおう
クシナ:[獣変貌]しながら(
GM:効果切れまで、めぼしい情報は手に入りませんでしたね >ドールサイト
GM:揺れの主はどこか別の場所へいったようです
GM:ではみなさんはまた1日野宿して村に戻ります。今度こそ保存食が減るぞ
GM:さて遠くに見えてきたクネム村
GM:いつも通りののどかな光景が……
GM:そこにはなく、破壊された柵と、倒壊したいくつかの家屋があなたたちの目に映ります
ナリア:うそでしょ
クシナ:ナリアとルルを抑えておきます(
クシナ:どうせ走り出すから……
ルル:ウッ
ナリア:「う゛ー!! む゛ー!」
ナリア:めっちゃ焦ってるぞ慌ててるぞ
GM:捕まれる首根っこ
レーヴェ:「あれは……!」
リディ:「どういうことなんだ」
クシナ:「……落ち着いて様子を見ろ」
クシナ:「いない間に襲撃を受けたということだろうが……さて」
レーヴェ:「皆さまはご無事でしょうか……」
クシナ:なにか動きが見えるかどうか
GM:はい。冷静に様子を観察すれば、今現在は既に戦闘や破壊行為が行われているような様子はなさそうですね
GM:まばらながら人の姿は見えますし、倒壊した家屋の瓦礫を撤去している人の姿も見えます
GM:既に、事は終わった後のようです
クシナ:ンじゃ問題ないか
クシナ:ナリアとルルを離します
クシナ:「……ふむ」
クシナ:「急ぎ戻り話を聞くことにしよう」
ナリア:村へダッシュ
クシナ:とりあえず リディさんに亭主の元へ向かって事情を聴くよう頼んでおいて
クシナ:救命活動に入るよ
リディ:情報の融通はリディに任せておくれー
GM:というわけでケセラセラ第6話『魔の出づる穴より』終了です。お疲れさまでした!
一同:お疲れ様でした!
ルル:亭主の酒が不味すぎて暴動がおこったとかだったらつるし上げてやる
ナリア:絶許
クシナ:つるし上げて絞った汁で酒を造って飲ませる
GM:草
GM:くそまずそう
レーヴェ:一揆打ちこわし
リディ:まさかの身内暴動
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リザルト
経験点:基本1,000+魔物討伐点350=1,350点
報酬:報酬1,000+巣撲滅(?)500+危険手当200+依頼に出てる間に月を跨いでいる月収1,500+戦利品(1,000/5)200=3,400G
名誉点:25点
成長:1回




