表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【SW2.5】ケ・セラ・セラ【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
1部4話「始まりのさざ波」
21/78

シーン3:侵入・1

 緊急事態に馬を駆り、早速ニーシ村へと移動する冒険者たち。辿り着いた先に見た村からは黒煙がけぶり、村を囲う防御柵の北部が破壊されている。家屋はいくつか破壊されており、村の中には既に物見櫓が立っている。村の門は東と西に二箇所あるようだが、そのどちらにも見張りのダガーフッドが配置されているようだ。


挿絵(By みてみん)


リディ:「防衛施設のある村がこうなったってこたあ、その辺の野良どもが気ままに攻めたわけじゃなさそうだな」

クシナ:「警戒の薄い時を狙って速攻を決めたか火矢でも使ったか」

リディ:「どう考えても、あいつら二人倒して終わり……って訳にはいかねえよな」

クシナ:「うむ」

レーヴェ:「地上から入るなら、見張りをどうにかしなければならないようですわね……」

GM:まだ距離があるので、向こうはあなたたちには気づいていないようです

クシナ:壊れている個所に見張りはいないん?

GM:外から見える範囲だといなさそうに見えますが、壊れた場所から見える村の内部がやや開けた場所に見えるので、そちら側を見る内側の存在がいると侵入がバレやすいかもしれません

GM:具体的に言うと隠密判定の要求難度が高い

クシナ:物見台から見えそう? 近寄ると

GM:見えそうです。少なくとも二つの門のあたりは物見の視界内でしょう。逆側は視界が通りづらそうに見えます

レーヴェ:村を囲っている柵って我々でも壊せそう?

GM:壊せるとは思うけど結構音すると思うよ?

レーヴェ:サイレント破壊工作は難しかったか

GM:今できそうなことは「門から正面凸」「壊れた柵から侵入」「様子を見る」「その他、探索とか」みたいな感じかな

GM:一応、柵をよじ登るというのはネズミ返しあるからだいぶ難しいとは言っておきます

クシナ:リディ一人なら放り込めるよ

クシナ:【ジャンプブーツ】で飛んでこぉーい!!

GM:ジャンプブーツで跳ぶのはいけそうだな

リディ:GMさん、リディがジャンプブーツで取りつきやすそうなところを探したいんですけれど、何か判定できますか?

GM:探索判定でいいかな。飛べそうな場所なら……目標値10でいいや。どうぞ

リディ:2d+2+2 探索判定 SwordWorld2.0 : (2D6+2+2) → 5[2,3]+2+2 → 9

リディ:オエー!

GM:かーなーしーみーのー

レーヴェ:振ろう

レーヴェ:2d6+4 探索判定 SwordWorld2.0 : (2D6+4) → 12[6,6]+4 → 16

GM:やる気

レーヴェ:これは見つからずに入れそうな場所見つけられたでしょ(圧)

GM:ではレーヴェさんはよさそうな場所を村の周りをぐるぐると探した結果、西側の柵に跳んで入れそうな場所(目標値15)を、北側の柵に緩んで地面を少し掘れば通り抜けられそうな場所の2点を発見しました

クシナ:6ゾロボーナスですな

レーヴェ:「みなさま」 と情報共有しましょ かくしか

クシナ:「ふむ、面白い場所を見つけたな」

ナリア:「レーヴェすごーい!」

リディ:「目ざといなレーヴェ、狩人の世界でもやっていけるよ」

レーヴェ:「ありがとうございます。土については種族柄、少々詳しいものですから」

レーヴェ:「リディさまのように跳べない以上、わたくしたちは北側から穴を掘って侵入するのがよいかと存じますが」

GM:穴掘りポイントからなら侵入自体は全員できそうですよ

クシナ:ああそうだ、足跡からおおよその数わからないかな 10人規模とか20人規模とか

(※事前に周辺の探索判定を行なっていた)

GM:足跡からの規模か。そうですね、20近くはありそうです

GM:また、足跡の中に妙な足跡も一種類あります。ほとんどは普通に人型の足跡なんですが、一つだけにょろっとしてるというか、太いつたのような足跡がのっしのっしとついているのが気になりましたね

ナリア:跳躍組と穴掘り組で別れて攻めたら敵の撹乱とかできないですかね。

リディ:難しいなあ 全員で戦力を集中させて突入するか、分散させるか あるいは攻め込むかおびき出すか

クシナ:潜入して 中の様子を伺い戻ってこれるようなら戻る

クシナ:無理そうなら火を放つ ボヤが見えたら外側から攻撃

クシナ:でも村人いそうだしなぁ 簡単に逃げられなそうなんだよなぁ

リディ:少年一人で出てきたってことは、多分中に残されてますよねえ

GM:皆殺しの憂き目にあったいる可能性もあるけど、保存食にされてる可能性もあるね

クシナ:そういや破壊の痕って爆破的な? 打撃的な?

GM:打撃的っすね。斬撃っぽい跡もあるけど、鋭利な切り口ではなく力業

クシナ:となると傷をつけてから打撃で吹っ飛ばしたか

リディ:パワーおばけがいるのは覚悟しないとですね……

GM:跳躍ポイント、穴掘りポイントは物見台の死角(北、西側)から近寄れるので振らなくてもOKです

クシナ:じゃぁそれで行ってみる?

ルル:いってみようやってみよう

GM:リディさんだけ跳んで他は穴掘りね

GM:タイミングは合わせる? リディさん先行する?

リディ:リディが先行します、視界が広い分下で起きていることに速く反応できるはずなので

GM:はーい。今回はジャンプブーツの行使だけしてもらって跳躍判定自体は自動成功でいいかな。行使判定とMP消費だけお願いします

(※行使成功)

GM:ではみなさんは進入路の穴を掘り、リディさんは先行して村の中へと侵入することになりました

GM:リディさんはマギスフィアの補助を受けて、柵を一息に飛び越えます。そこから見渡せる光景は、いくつかの焼け焦げた家屋、破壊の跡、点々と跳ねる赤

GM:動くものは、フッドたちが何体か寝転んでいたりしますが、見渡せる範囲ではそれ以外にはいません

GM:彼らは柵の方には注意を向けていないようで、リディさんに気づいた様子はありません。だいじょうぶそうですね

リディ:「やはりか……」 好機 穴通過組に合図を出しましょう

クシナ:潜入じゃよ ずもずも

ナリア:のりこめ^^~

GM:よいよいと匍匐前進で村内へ侵入

GM:多くの建物が破壊されていますが、逆に大きな損傷がなく残っている建物もいくつかあります

GM:少し立派そうな大きな家屋と、高床の倉庫らしき家屋が無事そうな様子ですね

レーヴェ:我々とリディさん、互いの現在地から互いを視認できてるの?

GM:クシナさんたちのいるところ(穴掘りP)の近くは、背の高い草が茂ってるので直接の視認はできてないです。大体そのへんにいるってのは前もっての情報でわかっているでしょうが

GM:逆にリディさんは今、近くに木が数本立ってるくらいしか身を隠す場所がないですね

GM:クシナさんたちは判定なしでどちらかの建物に接近できますが、リディさんは移動する場合隠密判定で目標値9です

クシナ:高床見に行ってみる? リディさんは難易度高いし

リディ:リディはみんなが見えるまでは待機かな

クシナ:2d+1+3 まぁ聞き耳を振っておく(移動ながら SwordWorld2.0 : (2D6+1+3) → 6[5,1]+1+3 → 10

GM:移動中の聞き耳。クシナさんは村をうろつく蛮族たちの足音や話し声を耳にします

GM:とはいえ、今は日中。蛮族たちにとっての夜中であるためか、あまり活動的な様子ではないです。慎重に動けば彼らを刺激せずに動けるだろうと予測ができます

GM:ということがわかりつつ、高床倉庫に近づくことができます

クシナ:ルルとナリア厳重に注意しておきます

クシナ:返事をするときも声を上げないように注意しておきます(

GM:注意事項が多い

ルル:流石にここではふざけない……多分……

ナリア:満身創痍の少年を見てるし、失敗したらリディが危ないことも理解しているはずなのでふざけない……多分

GM:リディさんは身を隠しながらクシナさんたちが入ったはずの場所を確認していると、高床倉庫に彼女たちが向かったという動向を確認することができますね。まだ身を隠していてもいいし、合流に向かってもいい

リディ:コケると分かれた意味がなくなっちゃうので自重しときますー

GM:はーい

GM:倉庫。クシナさんたちは今倉庫の裏手側にいますが、正面、入口側にボルグが一体詰めているようです

クシナ:倉庫、床までの高さってどれぐらいだろう

GM:1mぐらいの高さですね。床と地面

GM:遮蔽物が多いので床下に潜れば一応身は隠せそうです

クシナ:ほほー 倉庫に窓というか換気口あります?

GM:窓はありますが、かなり位置が高いですね。倉庫だけて見ても3mほど、地面から見れば4mくらいの位置です

GM:こう、ボルグがいる入口のところに階段があってそこから扉がある っていう形をイメージしている

GM:場所だけでいえば窓までの壁を登っている途中を見ることができる範囲はわりと広そうです。今のところ、その範囲に蛮族の姿は見えませんが

GM:うっかりうろちょろしてる蛮族がうっかり倉庫の方を見るとうっかり見つかってしまうみたいな程度の危険度

クシナ:んー 倉庫内に人の気配、在りそうです? 音然り匂い然り

レーヴェ:倉庫内に聞き耳してみますか

GM:聞き耳判定どうぞ。目標値8で

レーヴェ:2d6+4 聞き耳判定 SwordWorld2.0 : (2D6+4) → 6[1,5]+4 → 10

クシナ:2d+4 SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 10[5,5]+4 → 14

GM:ではお二人は倉庫の中からすすり泣くような泣き声が聞こえます。何人もいるような気配ですね

レーヴェ:捕虜部屋かあ

クシナ:まぁここは一旦おいておこう


 高床倉庫の北部、破壊された村の防御柵付近では見張りのフッドが居眠りをしているようだ。ひとまず、もうひとつの残存する建物の様子を窺いに行くクシナたち。

 入口にはやはりボルグの見張りが2体。聞き耳を立てると何やら話し声が聞こえてくるが、判定に成功したレーヴェにとっては未知の言語であり、何を言っているか聞き取ることが出来ない。


クシナ:2d+4 耳ー SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 2[1,1]+4 → 6

クシナ:みゃー!

ナリア:クシナの耳に息吹きかけて遊んでました

クシナ:みぎゃー!

ルル:[即死]

GM:しばかれそう

クシナ:シバきそう

クシナ:ナリアのほっぺーをむぎーってしようかと思ったがルルが騒ぎそうなのでやめたらしい

レーヴェ:「(蛮族語かしら……わからないですわね)」 喋ったら危ない位置かな。地面にガリガリ書いて情報共有します

クシナ:(∩´∀`)∩ワーイ

GM:ではがりがりっと情報共有できたところでリディさん以外、危険感知判定どうぞ。目標値10

クシナ:2d+4 SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 7[2,5]+4 → 11

レーヴェ:2d6+4 危険感知判定 SwordWorld2.0 : (2D6+4) → 12[6,6]+4 → 16

GM:ではクシナさんとレーヴェさん、お二人はあなた方の後ろの方でひゅんと風を切る音を捉えます。それにいち早く気づいて振り向いたレーヴェさんは、棒状の何かが草むらに落ちていったのを見止めます

クシナ:ほわー 反応だけしておこう

GM:それから、「ギィギィ」と声と共に何者かがその棒の落ちた先に近づいてくる気配がします

GM:あなたたちに直接近づいているわけではありませんが、やや視界の開けた場所。近づいてきたものが少しでもあたりを見回せば見つかるかもしれません

クシナ:耳がぴくぅ

レーヴェ:みつかるよーやばいよー というジェスチャーをします

ナリア:判定で別の隠れられそうな場所を探すことはできませんか?

GM:その場で身を隠すなら隠密判定で目標値8(11以上でもう一人追加成功可能)が必要です

リディ:リディの方で気をそらすようなことはできないかな

GM:リディさんがアクションを起こして気をそらすなら、他4名は判定なしで隠密成功としてもいいですよ

GM:その分、リディさんが高い目標値の隠密判定もしくはそれ以外の何かが要求されますが

ナリア:とても盛り上がりそうな展開だけど、リディが一気にピンチになりそうで不安……

レーヴェ:だれかひとりくらい11以上出すでしょ(慢心)

クシナ:行ける行ける

GM:まぁ8なら平目でも出る出る

リディ:それならこのまま見守り隊します!

GM:ピンの呪いがなければな!

クシナ:隠れるぞぅー

ナリア:できらぁ!

GM:ウオオオオオ(呪いを強める構え)

クシナ:2d+4 SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[3,5]+4 → 12

ナリア:2d6 SwordWorld2.0 : (2D6) → 9[3,6] → 9

レーヴェ:2d6+3 隠密判定 SwordWorld2.0 : (2D6+3) → 10[5,5]+3 → 13

ルル:2d+5 SwordWorld2.0 : (2D6+5) → 10[6,4]+5 → 15

GM:余裕でしたね

クシナ:あと3人隠せますな!!

GM:イマジナリーフレンドを隠しましょう

クシナ:GMをしまっちゃいます そそ

GM:ともあれ、二人の警告もあってみなさんは咄嗟に身を隠すことに成功します

GM:やがてやってきた蛮族、フッドは草むらの中からごそごそと棒状の何か――赤みがついた白い棒に見える――を拾い上げると、ジャグリングするように投げながらまた戻っていきます。遊んでる最中にすっぽ抜けたんでしょうね

ナリア:敵が棒に集中しているなら、後ろから奇襲して倒せるのでは……?

クシナ:一人遊びとは限らないからなぁ 誰かがそばにいるかもしれない

ナリア:隠密で隠してから倒せばいけるのでは……?(野暮)

GM:叫ぶぞ! 暇があれば(

ナリア:調子に乗りました

GM:さて、そんな感じに蛮族うろついてる村の中

GM:倉庫の方には推定捕虜、立派な家の方には推定蛮族がいそうですね

GM:リディさんは草葉の陰から見守っている

リディ:ほっと胸をなでおろすなどしている


 人質を盾に取られずにどうやって制圧するか、あれこれ意見を出し合いながら相談する冒険者一行。その場の探索判定で物見櫓からの視認範囲を推測、村の南東に建つ櫓からは建物の陰になる北西はなかなか見えにくいようだ。特に人質のいる高床倉庫が視界を塞いでいる。

 そんな中、ルルが蛮族たちの会話を再度盗み聞くことに成功。彼らは家の廃材を利用して、侵攻の際に破壊した防御柵の修繕と、物見櫓をもうひとつ建てることを検討しているらしい。そのままルルが隠密行動で室内を覗きこむと、ボルグが二体(うち一体は重装備)、トカゲに似た蛮族が一体、傍仕えらしいシールドフッドが二体額を突き合わせている。話のまとまった彼らは立派な家から動き出そうとしているようだ。

 冒険者たちはそのまま現在地にとどまり、蛮族たちが移動するのを待つことに。


GM:すると、ややあって立派な建物から重装備をしたボルグと、普通のボルグ、シールドフッド2体が出てきます

GM:声は……この距離なら聞こえるかな。出てきたとき、すれ違いざまに『お前たち、休んでていい。お前、代わりに見張れ』という声が聞こえてきます

GM:見張っていたボルグが2体、建物の中に入り、中にいたボルグが代わりに見張りに

GM:重装備のボルグとシールドフッドたちはのしのしと物見台の方へと歩いていきます

GM:そして、重装備は物見の中段ぐらいの高さに上ると

GM:『集まれぃ!!』 とびりびりと響くような大声を出します

GM:それを聞いて、村中に散っていたフッドたちが慌てて重装備の下へ、物見のところまで集まっていきますね

ナリア:お?

ルル:朝礼ですか

GM:蛮族的に真夜中なのでブラックですね

リディ:夜勤だ……

レーヴェ:社訓斉唱

クシナ:集まってるなら動きやすいな

GM:見張りの連中は一応その場に留まっているようですが、注意は物見の方に向けられています。今ならリディさんも判定なしで合流できますよ

クシナ:カモーンカモーン

リディ:合流しまーす あまり分散しているメリットはなさそう

ナリア:行きたい場所に行くなら今では!?

GM:そうとも言える。あなたたちはこのまま蛮族たちの行動を見守っていてもいいし、自分たちの行動を起こしてもいい

クシナ:高床行くか……

GM:高床ね

GM:今、高床の周囲には見張りのボルグ1体の姿しかありません。そのボルグも、物見の方に視線を向けているようです。どうしますか?

ナリア:いねむりフッドも起きてますよねきっと? 物見の方見てると言っても、ヤツから見られることはありませんか?

GM:いねむりフッドくん、やっべって感じであわくって物見の方に行きました

クシナ:リディさんの【ジャンプブーツ】で窓から入ってもらうしかない

クシナ:今なら登って入ってもばれない気はする

GM:今ならバレませんね。ボーナスタイム

レーヴェ:いってら~

ルル:晩御飯までには帰ってくるのよー

リディ:わかった~晩御飯楽しみ~~~

リディ:2d+2+2 行使判定 SwordWorld2.0 : (2D6+2+2) → 6[4,2]+2+2 → 10

GM:はい。ではリディさんは窓までジャンプするわけですね

GM:そうすると、窓に手をかけて半身を乗り出した時

GM:なんか目玉と目があいます

GM:ぎょろり

リディ:「……ごきげんよう」

目玉タコ@GM:「…………」 ぎょろぎょろ

GM:目玉くんは触手をうねうねとさせて

GM:うーん……まだ手を出さなくていいか……みたいな感じで手持ち無沙汰にうねうねさせます

レーヴェ:温情の目玉

リディ:目なのか手なのかはっきりしない生き物だァ!

GM:天井に張り付いていますが、ざっと全長は5mほど。足が2本しかないタコのような形状をしています

レーヴェ:なかなか倉庫の中に入らないリディさんを怪訝そうに見上げてますね

リディ:そうか外から見ると壁尻みたいになってるのか……(

ルル:シュール

GM:せやな(

リディ:目玉タコくん以外に明らかな敵はリディに見えていますか?

GM:目玉くんに気を取られずに観察すると、倉庫の中には目玉くん以外に敵と思しきものの姿はありません。村人と思しき女性や子供が十数人ほどがいます

GM:元は食糧庫なのでしょう。あとは野菜のつまった木箱とかがあるくらいですね。子ども以外に大人の男性の姿は見当たりません

GM:リディさんが壁尻で留まっているうちは目玉くんも仕掛けてこなさそうですね。ただ触手をうねうねしてるので中にまで入るとだめそうです

GM:さてどうします?

ナリア:村人は今助けないとマズイんですかね?

ルル:やっぱりレモンかけるしか……

GM:目玉が村人を襲うような様子は見えませんね

レーヴェ:村人たちはリディさんに気づいてない?

GM:まさか窓から人が入ってくるとは思わなんだで……ちょっと声かければ気づくと思います

リディ:村人と意思疎通したい→意思疎通してるのがバレるとマズい→人語を解せるかどうか知りたい→まもちき!

リディ:ということで、壁尻ディはその状態でまもちきが可能ですか?

GM:まもちきどうぞ。13/16です

リディ:2d 魔物知識判定(平目) SwordWorld2.0 : (2D6) → 9[6,3] → 9

リディ:(´・ω・`)

GM:残念。2本足のタコだ。しかも陸にいる。超常の生き物では?

リディ:空飛ぶスパゲッティモンスター教みたいな……

GM:リディさんが窓で固まっているうちに、物見の方には外にいた蛮族たちがおおむね集まったようです

GM:重装備くんは大声なのでまぁ聞こえていいかな。汎用蛮族語でこんなことを言っています

ボルグ@GM:『今より、破壊した柵の修繕を行う』

ボルグ@GM:『同時に、北西方向にも物見を立てる。木材をその2か所に集めろ。手早く動け!』

GM:って感じのことを言ってますね。もう少ししたら蛮族たちもその指示に則って動き始めそうです

ナリア:YABAI

リディ:わあリディの尻が蛮族の餌食に……(語弊

レーヴェ:なるほどね

ナリア:動く前に高床のボルグ沈めるのは悪手ですかね?

レーヴェ:GM、参考までにボルグを背後から絞殺しようと試みる場合どういう判定になる?

GM:絞殺かぁ

GM:不意打ちとして隠密判定で目標値10と、それから3回の冒険者+筋力B判定をボルグの生命抵抗力との対抗かな。絞殺チャレンジ中は声が出せないものとします

クシナ:(※冒険者Lv+筋力B抵抗判定の)目標12か

レーヴェ:期待値でいけなくもないレベルだ

クシナ:絞殺は私に任せるがよい……

レーヴェ:アサシンクシナ

GM:アッサシーン

ナリア:おねがいします!!

クシナ:【マッスルベアー】効果ある? あるならナリアに任せるけど

GM:隠密失敗したらそもそも絞殺フェイズいけないけどいい?

レーヴェ:ナリアさん隠密ができない

クシナ:しまった 隠密の存在を忘れてたぜ

ナリア:ざんねん

ルル:頑張れ……私には何もできない……

GM:絞殺目指す感じでよいのね

クシナ:扉ってカギかかってるんだっけ

GM:触ってもいないしわからんですね

クシナ:それだけ確認してもらえん?

レーヴェ:はーい

クシナ:[獣変貌]

クシナ:参る

ルル:クライムホラーの始まりじゃ!

クシナ:2d+1+3 隠密 SwordWorld2.0 : (2D6+1+3) → 7[1,6]+1+3 → 11

GM:するっとボルグの背後へ

クシナ:2d+8 冒険者+筋力B+[獣変貌] #1 SwordWorld2.0 : (2D6+8) → 4[1,3]+8 → 12

クシナ:2d+8 #2 SwordWorld2.0 : (2D6+8) → 5[1,4]+8 → 13

クシナ:2d+8 #3 SwordWorld2.0 : (2D6+8) → 7[4,3]+8 → 15

クシナ:始末完了

GM:グエー!?

ボルグ@GM:「!? ……っ! ……っっ!!」

GM:くたばりました

クシナ:帰ってきました

レーヴェ:ではその間に扉を調べるぞ。1分探索かな

GM:見ればわかりますが閂一つですね。判定もいらないです。扉が勝手に開かんようにする程度のものです

レーヴェ:ふむ ノータッチの方がいいですかねここは 戻り戻り

クシナ:リディさんは帰っておいでー(

GM:まだ壁尻してるのかそういえば(

リディ:扉がぎしぎしするのを聞いて察して下りますねー

リディ:タコくんと熱い視線を注ぎ合いました

クシナ:これは友情が芽生える

リディ:エアビシガシグッグ

ルル:クッ、ラブソングはないんだ…!

レーヴェ:いきなりモブ触手本か……

GM:展開が急

クシナ:とりあえず合流して経過を観よう

レーヴェ:「表の扉は閂だけですわ。外そうと思えば、いつでも」

リディ:「こっちはダメだった、タコみたいな生き物が中に張りついてて手が出せない」 かくしかー

ナリア:「ボルグたおせたのはいいけど、このままだとうごきにくくなるねぇ……」

ルル:「このまま一人ひとり殺ってく?」

ナリア:「それもよさそう! でも、みんなうごきだしたからたいへんかなぁ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ