表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自由な皇帝の第二人生  作者: イリア
7/8

7話 脱走?



何やかんやで秋も終わりあっという間に冬がきた。

この国は、学校などの義務教育が唯一ある珍しい国なのである。

これも、先代皇帝のおかげでもあるのだが、6歳から12歳までが義務教育期間で、 みんな勉強熱心であるが、やはり休みは嬉しい用でこの期間冬は、大型連休があるので帝都では子供たちが多くみられる。

(まだ出歩けないせいで全く堪能できないけど、)

そう思いながら、憂鬱そうに窓からながめていた。


やる事もなく暇なので走る練習ばかりをしていならプロ並のスタイリッシュばしりになってしまいとてもじゃないが見せられるようなものではなくなったのである。

(さすがにこれ見せたら、引かれるよな、)

みんなには、ゆっくりなら歩けるぐらいの認識でいてもらうため、最近はあまりトレーニングをサボっていた。

(まぁ、そのせいで暇なんだが)

(あ、そうだそろそろ抜け出して帝国図書館までいっても怒られるだけで、怪しまれないんじゃないだろうか?)

(そう言うことなら、膳はいそげだ!)

レンは、この日の為にバレないルートを頭の中に叩き込んでいるためバレずに図書館まで来ることが出来た。

(ふぅ、やっと念願の本だ!)

(最初は、やはりこの国の勢力と周りの国の勢力を調べよう!)

なんだかんだで、なぜこんなに平和なのか気になって気になって仕方ないらしかった。

(えーと、この国に関係する本わっと)






結局、時間を忘れ読みふけっていた為気づいた時には、夜になっていた。

その事を知らないレンは、ノコノコと自分の部屋まで帰って来ている所を、すぐさましぃに見つかり確保されてしまった。

(え、なに予想以上に怒られそうな不意陰気なんだけど、)


「レンくん、みんなの所に行きましょうか!!!」

「皆さん、レンネイン様が見つかりましたよ!」

(どうやら城の人全員で僕を探してたようだ)

「レンくん!」

「二週間おやつ抜きですからね!」

(あ〜〜、唯一の楽しみが〜)



あとから知った話だが、この時他国に攫われたんじゃないかと父ポルネオンが侵略戦争を仕掛ける寸前だったらしい



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ