4話 魔法?
今日は、体育の日って事で2話上げます!
唐突だか、魔法が使いたい!
そりゃ~ねぇ、しぃがあんなに魔法使ってたらそうなるよね!
だがしか~し今は一歳とちょっとの赤ん坊ですよ、 何が出来るかって話ですよ
「あうあうあーー」
(ファイヤーボール!!!)
「あうあうあうあー」
(闇の炎に抱かれてきえろ!)
「あうあう、あうあうあー」
(我が眷属よ、我の前にいでよ!)
こんな奇行を続けていたら見ていたしぃは不思議そうな顔をしながら首を傾けていた。
(あのいつも笑顔のしぃが不思議顔してる、かわぁぃぃぃぃ!)
軽い現実逃避と同時にとてつもない恥ずかしさが込み上げてきたレンは、しぃに抱かれるままふて寝した。
しばらくして抱き上げられた感触で目を覚ました。
めを覚ましたばかりで朧気な目であいてをみると小学生高学年くらいの女の子が自分を抱っこしている事が分かった。
(誰だこの子?)
(ただ抱き方が下手くそ過ぎていたい、)
(そして今にも落ちそうなんだが)
そしてフラグを回収するかの如く抱っこしていたレンをすべらせてしまった。
(あ、やべっしんじゃう)
相手の焦った顔をみながら落ちていき死んでしまった。
っというふうにはならず、すんでのところでしぃが魔法で浮かして助けてくれた。
(いや~、かなり焦った)
(おしっこ漏らしてないよね?)
「レイカ様っ!」
「ごめんなさい!」
「弟が出来たと思って、お姉ちゃんになったんだと思って、、、抱っこしたかっただけ、」
レイカというお姉ちゃん?は泣き崩れてしまった。
「まったくもぉ、今度からは私か他の大人を連れてきて抱っこして下さいね!」
「ごめんなさい、」
「ごめんなさいは、レンくんにでしょう」
「はい、レンくんごめんね、もっとじょうずな抱っこの仕方勉強するね!」
(これ、絶対空回りするやつだ、、、)
そう思いながら、自分の姉を心配するのであった。