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価値感

作者: @もあい


 ひらりひらりと舞い落ちる桜の花びらのように


 あるいは切られてしまった美しい髪のように


 あるべき場所から落ちてしまうと


 途端に価値を見いだせなくなる


 そこにあるときには時を忘れるほどの魅力があったのに


 そこに落ちてしまうと誰も見向きもしなくなるんだ


 あれだけ物欲しそうに見ていたというのに


 あれだけ羨ましそうに見ていたというのに


 だけどね落ちる前に拾ってあげれば


 まだ輝くことができるんだ


 だから見捨てないであげて


 使い捨てなんかじゃないから


 あなたなりの価値を見出して


 大切にしてあげて


 


 


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― 新着の感想 ―
[良い点] なるほど。 花って散る前と後で価値が変わりますね。 そして、それを人に投影するとは。 かなり素晴らしい詩だと思いました。 [一言] 日差しが春めいて来ました。
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