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ふがいない恋

作者: 沖田猫

 夕暮れに消えてゆく

 君の背中



 気のきいた言葉も

 思いつかない僕は



 ただこの魔法が

 とけてゆく時間を



 黙って

 やり過ごすだけ




 一日の流れは

 嘘みたいにはやくて



 でも確実に

 景色は動いていて



 その証拠は

 今もまた



 僕の記憶へと

 運ばれる




 夕暮れに消えてゆく

 君の背中



 また似たような日を

 過ごしてしまった僕は



 君の面影を

 忘れてしまわぬように



 目に

 焼きつけるだけ




 何度も君の姿を

 頭の中でリピートして



 この虚しい心を

 埋めあわせようとする



 そんな風に僕が

 油断している間にも



 君はあの人と

 笑いあっているのだろう


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― 新着の感想 ―
[一言] あの人と笑い合っているのだろう、切ない気持ちがわかるような詩でした。(*^_^*)
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