表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で必要なものは運だけでした。  作者: 白昼夢
一章 異世界転移と同族のいる街
7/73

買い物しました。

_______________________________________


白い世界、ブラフマー


「わしは人の貨幣価値など知らんからの、

メグルには多くの人が使っている4種類の貨幣をそれぞれ20枚ずつ持たせたんじゃが、足りなかったかもしれんの。

 あやつ、困っておらなければいいのう」


_______________________________________


街の地図を見ながら商業ギルドを出る。

へえ、商業ギルドの前がメインストリートだったんだ。


さっきはよく見なかったけど、いろんなお店があるな〜。

さっき見た感じでは、お金いっぱいありそうだ。

いや〜、誰か知らないけどいいことしてくれるね。

はっ、これは運が良いおかげかな?


まあとりあえず、買い物しよう。

今持ってるものはスクールバッグに入っていたものたちだからな。

生活用品とかが圧倒的に足りないんだ。


まずは雑貨屋さんにレッツゴー!


色々売ってる。

まずは歯ブラシと、歯磨き粉あるかな?

他にも着替えとか靴をスライムに溶かされたからそれも欲しいな。


そう思ってレジに行くついでに店員さんに聞いたら「靴は靴屋に、服は服屋にいけ」って追い出された。


しょーがないからまずは靴屋に来ました。

地図でみると靴屋のほうが近かったからね。


入っていくと、あぁって感じ。

当たり前だけど運動靴なんかは売って無くて、ブーツとかが多いね。


「こんにちは、良い靴見繕ってください」


「ん?ボウズあんまり金持ってなさそうだが良いのか、うちの靴は高いぞ」


「そこは心配しないでください。あと僕は坊主じゃないので。めぐるっていう名前があるので。」


「そうかい。分かったよ、ボウズ。」


「⋯⋯」

「とりあえず靴見繕ってよ、おっちゃん」


「敬語じゃ無くなった。そんなに不服か?

 …まあいい、足貸してみろ」


定規みたいな物を足に当てられて、それに合ったブーツみたいなやつを持ってきてもらった。


「ありがとうございます」


「礼はまだいい。ボウズの足に合うか確認してからにしろ」


言われるままに靴を履いてみる。


「おー、ピッタリ!これで良いです!」


「だろ?うちの靴はこの町一さ。これからもご贔屓にしてくれよ。代金は銀貨8枚と銅貨5枚な」


あれ?思ってたより安い。高いぞって言われてたから金貨に届くと思ってたのに。

もしかして安くしてくれたのかな?


「ありがとうございました!大切に使います」


「おう、また来いよ」


靴はゲット、次は服屋さんかな〜。

そう思って街を歩いてたら武器屋を見つけた。

そうだよ、武器屋!

異世界の代名詞!

魔法が使えない僕にとって大事な身を守る術!


というわけで、寄り道しました。

その中はザ・武器屋って感じで、漫画とかのそのまま。

店主さんがカウンターの中から気だるげにガン飛ばしてきたよ。怖っ。

それでこんなに暇そうなのか〜と思ってたら


「何考えてやがる、武器なんて要らないに越したことないだろが」


「思考が読めるんですか!?」


「とぼけたガキめ、口に出てるんだよ失礼な」


なんか言ってるけど都合の悪いことはムシムシ。

改めて店内を見回してみたら剣に弓に盾に、大槌まで売ってる。


しかも全部素人目には質が良さそう。


とりあえずナイフを一本と日本刀っぽいやつを買うことにした。

日本刀、憧れです。


「極東の刀を選ぶか。扱えるのか?

 ……もしかしてお前、スキル『剣聖』だったりするのか?」


「いいえ?刀どころか武器持ったことすらありませんし?

 そもそもが、僕スキル持ってませんよ?」


「はぁ?スキルがない!?

 ………ほんとにお前、人間か?」


「?、ええそりゃもう。こうしてしゃべってますし。」


「……とにかく!武器ってのはな、その性能だけじゃいけない。

 使い手の技術があって初めて生かせるんだ。

 特にこれなんかな」


そう言って日本刀を持ち上げる。


「だから技術もスキルも持ってねえ今のお前には持たせられねえ。使えるようになって初めて渡してやるよ」


異議の視線を全力でぶつけるけど、全く意に介さずに目をそらされた!

ちぇ。別のを買おうかな。

でもな~、やっぱり日本人としては、日本刀にあこがれるところがあるからな。

どうしよう。


「………分かりましたよ、出直します。

 でもどこで刀の使い方なんて習えば良いんですか?」


「…そういやこの街には刀使えるやつ他になんかいねえんだったな。

 ………たまには人を教えるのも悪くねえか」


照れ隠しのように頭をかいて、言う。


「しょうがねえ。お前には俺が直々に稽古つけてやる」


この店主(名前はソウレンさんだって)に稽古つけてもらうことになりました。


初稽古は明日の朝からだって、気が重い。

でも背に腹は代えられない。

やるか。


そしてそんなことできるとはよっぽど暇なんだな…

この店大丈夫か?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ