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異世界で必要なものは運だけでした。  作者: 白昼夢
一章 異世界転移と同族のいる街
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冒険者の基本を知りました。

言っていたことを要約するとこんな感じだ。

冒険者ランクにはF からSまであるけれど、Sランクは、何か突出した手柄を立てないとなれないから実質ないようなもの。

ソウレンさんの場合は街を救ったってことが評価された。


クエストは毎日、ボードに張り出すからそれをカウンターまでもっていって受注すること。

連続で失敗した場合、3回でランクが一つ降格になる。


また、冒険者はパーティーを組むことができる。パーティーを組むことで死亡確率を減らせるし、上のランクのパーティーに入った場合、そのランク以下のクエストが受注できる。

殆どの冒険者がパーティーを組んでいて、ギルドでも推奨している。

ただ、個人の報酬はパーティーごとに話し合って決めるそうだから、それがもとで解散することも多い。


あと、モンスターパレードの影響で魔物が増えすぎているから、街中の雑用は今は受け付けていない。


この制度のおかげで、戦闘できないって理由で僕は冒険者になり損ねたわけだけど、大体はこんな感じだった。


あ。あと、ギルドカードはなくさないように、とも言われた。

なくしたら再発行に銀貨3枚だって。高いね。


「最後に何か、質問はありますか?」


とエイブルズさんに聞かれたので、疑問に思ったことを聞く。


「ソウレンさんは、魔物の事をモンスターって言ってるけど、何か違うんですか?」


「ああ、それは厳密には決まって無くて、何となくです。ただ、モンスターパレードて発生したらモンスター、それ以外で発生したなら魔物って呼ぶことが多いですね。

 今発生している魔物が、モンスターパレードの余波であると言われているので、モンスターと呼んだりもしますが、基本的には魔物って呼ばれていますよ。

 まあ、呼び方に関しては個人の好みですけど。

 ちなみに、フェンリルとかドラゴンのような、強大な魔物だけを区別して魔獣って呼ぶこともありますよ。」


そうだったんだ、ソウレンがモンスターとしか言わないから、魔物って言葉がないのかと思ってた。

日本で触れてきたラノベとかの表記が、魔物だったから何となく違和感あったんだよね。

あと、いつか魔獣にも会ってみたいな。


エイブルズさんにお礼を言って、クエストボードのところへ移動する。


時計がないからはっきりした時刻は分からないけど、太陽の位置と腹時計から考えると、今は大体2時くらいかな。

だったら街の近くの依頼なら受けても今日中に帰ってこれるかな?


ちなみに、新しく貰った僕のギルドカードには、僕の名前と討伐数、パーティーとランクが書いてある。

とは言っても、ランクはF、パーティーは空白な上討伐数は0。当たり前だけど、初心者なんだなぁ、僕。

新しく手に入れたギルドカードを握りしめて、クエストを受注しようと思ったけど……

もうほとんど残ってないや。

まあ、もう午後だし仕方ないかなぁ……

残念。


また明日来よう。


帰る前にソウレンさんの働いているところを見て……もつまんないか。やっぱりいいや。


さぁてと、帰ろ。

あまりお金の心配はしなくても良くなった。仕事にありつけたし。


ということで、レッツ買い物!

お昼ご飯が、買いだめしていたサンドイッチと串焼きだけで、辟易してたんだよね。


というわけで大通りにやって来たけど、さてどのくらい買おうか?

さすがの僕もこの前食料を買い込みすぎたから反省するさ。

どのくらい買おうか迷って、マジックバッグの中のストックを確認する。

あれ?思ったよりも少ないぞ。量が心もとなくなって来てるな。今確認してよかった。


よし、じゃあ結構買い込んでも平気そうだな。

このマジックバグ、入れたものが腐らないし濡れないし、容量もかなり、というかすごく大きいから便利。おかげでいっぱい買いこんでも大丈夫なのだ!!


というわけで、商業ギルドのある通りに並んでいる露店を端から順に冷やかしていく。


思ったよりいろいろと売ってるんだな。

初めて見るような食べ物を見つけて、興味をそそられたので買ってみる。


「これ一つください」


「はーい」


そんなに人も並んでいなかったので、あっさりと買うことができた。

見た目的には、でっかいマカロニにお肉を詰めた感じ?

出来立てのマカロニパン(勝手に命名)を口に入れてみると、………まずい。


まず周りの生地がパサパサで、口の中の水分が吸い取られる。味もついていない。

肉の味付けはいいんだけど、ちょっとな。


そう思って次のお店へ行く。

でもそこで売ってるのはアクセサリーだったので、スルー。


その次のお店へ行く途中で、いい匂いに足が引っ張られた。

何を売ってるのかな?


お店の中をのぞいてみると、店主さんらしき人影が、何かを焼いてパンにはさんでいるところだった。


あれはもしかして……


「すいません、それください!」


「分かった、ちょっと待ってろ。

 これは目ェ離してる隙に焦げちまったから新しいの焼かせてくれ」


そう言って、新しく焼いてくれる。


ワクワク。速く焼けないかな。

お肉を焼くにおいで、口の中に唾が出て……


待ちきれないよ。

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