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異世界で必要なものは運だけでした。  作者: 白昼夢
一章 異世界転移と同族のいる街
19/73

ソウレンさん、強すぎませんかね?

さて、職探しに失敗しました、アイバメグルです。

何処かに雇ってくれる人いませんかね?


「おーい、ショックを受けてるとこ悪いんだが、晩飯だぞ」


ラオバンさんの声ではっと我に返る。

とりあえずご飯食べるか。そして寝てから考えよう。


当てが二つとも外れたから、投げやりな気持ちになってご飯を食べ、着替えて、ベッドに入る。


あーあ、お金を稼ぐってこんなに大変なことなんだな…

明日は街に出かけって、どっかに求人の張り紙がないかさがしてみよう。


そう思いながら寝て、(ホームレスになる夢を見て、)飛び起きる。

あ、朝だ。

悩みながら寝てたはずなのに、熟睡できる僕の神経のずぶとさには本当に感心しちゃうね。


「それにしても縁起でもない…なんでこんな夢見なきゃなんないんだよ」


ぼやきながら着替えて、朝ご飯を食べに降りていく。

食べ終わったら、


「よう、職探し頑張れよ!」


ラオバンさんの威勢のいい声を背中に受けつつ、ソウレンさんのところへ行く。

ホントに、早く手に職つけないと夢が正夢になって、ニートのホームレスになっちゃう。


街を歩きながらどこならソウレンさんとの鍛錬が終わった後からでも働けるのかな……と考える。


うーん。なんかいい仕事ないかな。

それか、なんか売ってお金稼ぐか。……


「!、それだ!」


急に声をあげた僕を、通りすがりのおじさんが憐みの目で見てきた。


「なんか悩んでるのかい?良かったら僕に話してみな」


「余計なお世話です、悩み事はたった今解決した気がしましたから」


……まったく、なんて人だ!せっかくいいアイデアが浮かんだと思ったのに、おじさんのせいで忘れちゃったじゃないか。

で、何を考えてたんだ?

なんかを思いついたはずなのに。

………あ~。思い出せない~。


武器屋の前で髪をかきむしってたら、ソウレンさんが怪訝な目を向けてきた。


「やいメグル、てめえ店の前で何してる。

 遅いと思ってみてみたら、こんなとこで油売ってんじゃねえ、早く入れ」


「ソウレンさん?なんかちょっと意味違う気がしますけど」


「.............知るか。走るぞ」


あ、逃げた。あの人、都合悪くなるとすぐ逃げ出すからな。


ってやってる場合じゃない。早く追いかけないととても追いつけなくなる。


はぁ、はぁ。

ソウレンさん、僕から逃げるようにいつもより早く走りやがって。

疲れた~。


「ほれ、次だ。」


「えー、そんなぁ。やですよ、もう少し休ませてください」


「なんか言ったか?あ、そうだ。今日から素振りなしで行くからな」


「はぁ!?」


何とんでもない爆弾発言してくれてんの!?

素振りがなくなった事は良しとしても、こんな鬼コーチとの立ち合いなんて…鬼コーチとの…


いや、感謝してるんだけどさ。

よく一発でこんなに一生懸命教えてくれる師匠に出会えたな、なんて思わないこともないこともないけどさ(思うってことだね)、ついてるな~なんて思ったりもしたけどさ。


……考えれば考えるほど反抗する気力が失せてきた気がする。


まあいいか、やってやろうじゃないの!





午前中いっぱいやって、ソウレンさんにかすりさえせず、逆にこっちが満身創痍。

それどころか、ソウレンさんを一歩もその場から動かせなかった…


それでいてこの人、息一つ上がってないし、どんだけ僕と力量差があるっていうんだろう?

ソウレンさんに勝つまでの道のりは、まだまだだな。

書いているうちに、メグルが暴走していって部分がありまして…

メグル君のお蔭でいろいろ齟齬が生まれてしまいました。

(はい、すみません。責任をキャラに擦り付けるのは良くないですね……返す言葉もございません)


初めに設定をよく練っていなかったことが原因かと思います。

設定の練り直しと、ストックの作成に少々お時間をいただきたく (;^_^A


しばらく次の投稿と時間が空くかと思います。

よろしくお願いします。

                                   2025/1/30

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